barbourリペア&リプルーフ20122012-12-24(Mon)

14年物のbarbourスペイジャケットの左袖が大変な事になってきた。

切れ始めているのに気が着いたのは昨年の秋だったと思う。
大丈夫だろうとそのまま放置して着続けていた。
今年の春の釣行でぱっくりと裂けてるのに気が着いた。
それでも秋の出番もそのまま使い続けた結果がこれ。
12月になり出番も無くなったのであらためて確認してみると、結構やばいくらいになっちゃってますわ。

blog1212231.jpg
毎年3月~5月と10月~11月の約20日ほど着ているんだけど、全体的にオイルの抜けはまだ大丈夫な感じ。
でも右肩と左側のポケット付近は抜けてきてるようで、白っぽくなって見える。
前回のリプルーフはこの時だったかな?
それとも間にもう一回やったか記憶に無い。

blog1212232.jpg
おそらくはショルダーバッグを右肩から斜に掛けているためその部分が擦れる為だろう。
左腕が切れたのもショルダーバッグに擦れるのが原因ではないだろか?

さて、修理するに当たってネットでいろいろと調べてみた。

現在は英国に送らずとも日本にbarbour専門の修理屋さんがあるようだ。
袖部分の穴補修で3,150円~という事ですが、リプルーフもセットになるようです。
袖の穴補修だと裏打ちも外してやるでしょうから、袖口のパイピングもやる事になるのかな?
全部やると2万円以上は確実でしょう。

頼めば仕上がりは素晴らしいようです。納期約3ヶ月だと今頼めばちょうど良いのかな。
でも2万出すなら中古買えるし・・・

ならば自分で繕うか?
摘んで縫うと突っ張っちゃいそうなので、当て布敷いて縫うのが良いだろう。
縫い方をネットで検索した。
ついでに「barbourの修理」って検索したらこんなの発見!

barbourリペア

barbourリペア2

なんと接着剤で直すという力技に近い強引さ(w
でも金掛からないし、実用性は充分だ。
見た目も許せる位かなー。

英国のお金持ちはきちんとリペアに出して何十年も着るものと思っていたが、barbour等のオイルジャケットって所詮野外の作業服。庶民は自分で繕って着るのだろう。
画像を見ると擦り切れ具合が半端無いし、やれている。
自分のなんかまだまだ可愛いものだわさ。

今のところは大きなダメージは腕部分だけだが、ショルダー下げる関係で、肩と腹部分がそのうちにダメージが酷くなるのは判っている。
今、腕修理をリペアに出しても数年後には肩と腹の当て布修理が必要だろう。
2回も出すと5万コースか?
よーし、今回は金掛けないで簡単接着リペアにしちゃえ。

ってことで作業開始ー!

blog1212242.jpg
barbourのオイルを抜くのにジッポーライターのオイルを使用。
接着剤はアクアシール。
当て布はウエイダーに付いて来た補修用のエントラント布。

blog1212241.jpg
ライターオイルで補修部分の脱脂を完了。

さーていよいよ接着です。
当て布にアクアシールを薄めに塗ります。
糊付けしたらもう引き返せません。良いのか自分?
高級barbourが中級になってしまって良いのか~・・・

えーい、行ってしまえ!の勢いがないと出来ませんでした(w
先ずは穴補修から。

ぱっくりと裂けているので、そこから当て布パッチを内側に入れるのが楽でした。
次は大きく裂けている方に当てます。
ずれを修正しながらあてがっていると、その時点で手はアクアシールでヌルヌルです。
当て布を定位置にセットし、密着させるために厚紙で傷口を伸します。
ここまでは良い感じ。
さーて次は表面へアクアシールを塗る作業です。

穴のほうは簡単にいきましたが、裂けている方は端が捲れてきます。
伸ばしても少しすると内側に巻き始めます。
生地に巻き癖が残っていたためでしょう。アイロンでも掛けてからやれば良かったのかもしれませんが今更どうにもなりませぬわ。
めくれるものだから隙間も出来てしまいます。
こうなりゃアクアシールで圧塗りコーティング法だす。

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これでどや!
盛り上がっちゃって手術後の傷跡みたいだわさ。
イメージではスパッと滑らかに傷口が蓋ささってるはずだったのに結構ショック。傷物にしてしまった様で悲しいかも・・。
リプルーフすれば少しは目立たなくなるでしょうと自分を慰めるしかないな。
さて翌日です。
アクアシールは乾燥してましたのでリプルーフ準備開始。

小さい鍋にbarbourのOIL缶を入れて湯煎します。
床に新聞紙を敷きます。
工業用ドライヤーと刷毛を準備。

今回はスペイジャケットの他に、barbourドリフターハットとジョン・パートリッジのヘビークロスのオイルジャケットもやる事にしました。

ドリフターハットは雨降りに使ってますが、今年は雨が滲みるようになってました。
パートリッジのジャケットは過去にリプルーフをやった事があったかどうか定かではないんです。
乾燥しきってはいないけど、袖口とかの擦り切れが目立ってきているので、ついでにやる事にしました。

オイルを塗りすぎると蝋人形のようにガビガビテカテカになるので、程ほどにする事にします。
湯煎して溶けたオイルを刷毛に少し吸わせて、オイルが抜けてきて生地が白っぽくなったところや縫い目部分に刷毛を置きます。
そこから暖かいうちに周辺に伸ばしていきます。
すぐに冷えて固まってくるけど、気にせず刷毛でずりずりと伸ばしながら塗ります。
このままだと見た目はムラだらけで恥ずかしい位ですが、全体へ程ほどに塗ったら次の工程に入ります。

お次はドライヤーで暖めながら刷毛で伸ばす作業です。
家庭用のドライヤーだと熱量が足りないかもしれません。工業用ドライヤーだと作業効率が良いですわ。

オイルが多めに付いてガビガビになっている場所へドライヤーを当てると、じわーっとオイルが溶けて滲み込む滲み込む。
すかさず刷毛で周辺に伸ばします。
これをやると均一にオイルが滲みこんで、適度にマットな質感になるんです。

blog12244.jpg
リペアした腕部分は、作業前に比べると我慢できるくらいになったかも。
アクアシール厚塗りしたので凸凹していますが、強度と防水性はバッチリでしょう。

出来の悪い子ほど愛着が沸くってもんだ。
自分が良ければそれで良し!

blog12243.jpg
1時間半程で帽子とジャケット2着の作業完了です。

Comments(6) | Trackback(0) | 持ち物

Comment

Re: 通りすがりです。

NORTHMANさま、コメント頂きありがとうございます!

スペイジャケットを着ておられるという事はフライをなさるのですね。

修理のお話とても参考になりました。
これからも自分でリペアを基本に、大切に着ていこうと思います。
実は修理の後、予備に程度の良いスペイジャケットを買ってしまいました。
年を取って釣りが出来なくなるまではこれで足りるかな?

NORTHMANさんのスペイジャケットはぼろ雑巾状態ですか!なんとなく想像できます^^
そうとう着倒しているようですね。
是非修理チャレンジしてみてくださいね。

また気が向いたら遊びに来てください。

2013-05-28 19:01 | URL | スナフキン [ 編集]

通りすがりです。

私もスペイジャケットを、3度目のリペアにラバレックスに送りましたが、修理不能で返却されました。
過去二度は本国に送り返して半年かけて修理してもらってたのですが、今回から国内修理(これって今迄の保障が受けられない&全て実費ってことです・・・泣)になるということで、送ってみましたが、あえなく撃沈です!
もう自分で直すしか道はないと思い検索してたらこのエントリーに辿りつきました。
ロイヤルワランティなんてのもあてになりませんね(笑)。
前回修理に出したのは5年程前ですが、その時は結構ダメージが酷く、代理店の判断に委ねました。
結果費用は2万円弱(別途リプルーフ、送料込み)とそれなりにかかりましたけど、袖の下側のパーツは全交換さらに、擦り切れやすい袖口と丈にレザーを充てて補強と、非常に満足のいく対応をして頂きました。
そもそも快適性に勝るゴアなど化学繊維のジャケットではなくバーブァーを選んだというのは、当時の代理店の「良いものを長く」なんていうキャッチコピーに感化されたのもありますが、機能性よりも伝統やアフターサービスの方により魅力を感じたから購入しました。
でも改めて感じたのは、釣り等のヘビー使用には、そもそも耐えられる物では無いのでしょうね!
だからこそスペイジャケットは早々に廃盤になりましたし(笑)!
ちなみに私のスペイジャケットで15年程の使用年数です。
とても親子二代で使うなんて・・・笑。
何れにせよこのままではボロ雑巾なので、エントリーを参考にさせて頂いて、なんとか修理してみようと思います。

2013-05-28 02:02 | URL | NORTHMAN [ 編集]

Re: タイトルなし

電話屋さんどーも。

フライマンにオイルドジャケットってステイタスみたいな所がありますね。
やはりお持ちでしたか。
着ないのは勿体無いですよー。頂戴(w

僕はロングのは雪かき時に着てます。
ツイードハンチングでオイルジャケットにシューレースのブーツ履いて雪かきです。
あとはキャス練の時。
気分だけは英国です(w

2012-12-24 23:05 | URL | スナフキン [ 編集]

オイルジャケット、家にも一つあったんですけど、においが苦手でしまったまんま、どこに行ったかな。
多分ほとんど新品(笑)。

2012-12-24 21:26 | URL | 電話屋 [ 編集]

Re: タイトルなし

麦わらさん、お久しぶりです。

barbourのリペアってアクアシールで済ませていいのかと葛藤しました(w

でも負け惜しみではなく満足してます。

寒桜釣れると良いですね!
おー寒そうっ。

2012-12-24 20:00 | URL | スナフキン [ 編集]

アクアシールとはなかなか力技ですな・・・?!

クリスマス寒波でダムも凍結し始めました。

今シーズンは思うような釣りがなかなかできず、未練をたらたら残しながら寒サクラの準備を始めなければと思っております。

一回でもいいから、かすってくれないかな?

2012-12-24 19:35 | URL | 麦わら [ 編集]

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