偏光レンズのコト2011-05-12(Thu)

ここ1~2年程前から「偏光グラス」に関する検索で、当BLOGを訪れる方が増えています。
そこで自分なりに偏光レンズのことを話してみようかな。

現在メインで使っているのはこの3種類。

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左:コダックのポラマックス6160・オリーブグリーン(偏光度99%以上・透過率約31%)
中:コダックのポラマックス6160・テンダーグレー(偏光度99%以上・透過率約37%)
右:コンベックスのポラウイング・SPXパールグレイ(偏光度99%・透過率41%)

強度の近視なので、度付きとクリップオンです。
いずれもレンズの径が大きいティアドロップタイプですが、レンズの外から入り込む光を遮ってくれるため、非常に使いよいです。
レイバンのティアドロップ型サングラスは、パイロットの為に開発されたものですから、機能重視なのでしょう。

また、足場に大小の岩が転がっている渓流では、小さいレンズ径ですと足元を見る際に、視線がレンズからはみでてしまい、近視だと感覚がずれてしまい危険です。
以前は小径でレンズの横からの遮光を防ぐガードが着いた偏光グラスも使いましたが、レンズサイズ分の視界しか確保できず、非常に圧迫感がありました。
流れるフライに集中は出来るかもしれませんが、歩くのには視界が狭く大変でした。
ティアドロップタイプに変えてから、広い視界の有利さに驚きました。


コダックの6160シリーズは、度付きレンズの屈折率が1.60(通常の偏光レンズは1.50で、比較すると1.60の方がレンズの厚みが薄くなります)なので、度付きレンズはコダックにしました。
1.60の屈折率の偏光を作っているメーカーは非常に稀です。
プラスチックレンズですので、とても軽く、レンズサイズの大きい物でも、一日掛けていて鼻が痛くなりません。

眼鏡屋さんに作りたいフレームを持っていけば、どの位の厚みになるか調べてくれます。
度付きレンズは真ん中が薄く、中心から離れるにしたがって厚みが増していきます。
レイバンのティアドロップ型のようなフレームでは、近視の度数が高いと、1.60の屈折率でもフレーム下側の部分は1cm近い厚みになります。
1.60でもこんな感じなので、強度の近視の方は、1.50でレンズを作るのはかなり無理があると思われます。フレームサイズの小さいものなら可能かもしれませんが。


オリーブグリーンは開けた本流で使います。
コダックのオリーブグリーンは、黄緑色っぽい感じで見え、コントラストがハッキリします。
全てが黄色がかって見えるため最初は違和感を感じますが、10分程掛けていればすぐに慣れます。
このレンズは透過率が30%なので、多くのメーカーで出している偏光レンズと同程度の濃さのレンズです。
黄色系は、他の色のレンズよりも明るく見える効果があります。
とはいえ、夕暮れ時や薄暗い渓流などでは見え辛くなるため、自分は使いません。
黄色系は明るすぎて目が疲れると一般に言われますが、自分の場合はまったく大丈夫です。
晴天の日中でも不自由は感じません。
ただし、レンズの色は個人差があるようですので、実際にメガネ店で確認してみることをお勧めします。

透過率が高いとレンズの色は薄くなり、レンズ越しに目が見えます。
透過率が低いとレンズの色が濃くなるため、普通のサングラスのように目がはっきりと見えない程度になります。
どピーカンな天気だったら透過率15%とかのレンズが良いようです。海釣りやるなら濃いレンズが良いでしょう。
自分は、水面の照り返しのギラギラを防ぐよりも、水中の確認に重点をおきたいので、濃い色のレンズは必要性を感じていません。


テンダーグレーとパールグレイは普通の渓流と、光量の少ない時に使用。
どちらも透過率が高いためレンズ色が薄く、にもかかわらず偏光度は99%。
渓流では木陰が多く、明るい場所から木陰に入ったりすると、暗いレンズでは目が暗さに慣れるのに時間がかかり、とても暗く感じてしまいます。


余談ですが、晴天時よりも曇天時の方が水面が反射して水中が見えない状況が多いはず。
魚の写真を撮影するときも、直射日光が当たる日当たりのほうが水面反射が全くなくなります(日光との角度にもよりますが)。
曇っている時には水面の反射が多いため、被写体の上に覆いをしてやるか、木陰に移って周囲を一周してみると反射が消えるところが見つかります。


テンダーグレーはよりナチュラルな見え方で、パールグレイのほうは、ほんの少し緑がかっているのか、緑が鮮やかに見えます。
テンダーグレーはクールな感じで、パールグレイは温もりのある感じです。
どちらも甲乙つけがたいです。

雨降りや、夕暮れが近いときは、クリップオンのパールグレイを選択します。
光量の少ない夕暮れや雨天時では、少しでも明るいほうが助かります。
薄暗い日の午後の釣りでは日没までの時間が少なく感じられ、焦るあまり釣りが雑になってきます。
だからこういった場合は、いつでもレンズを外せるクリップオンにしたり、最初から偏光無しで釣りをします。

茶系は明るく見える効果はありますが、自分は夕暮れっぽく感じてしまうため抵抗あります。
ただし、コンベックスSPXライトブラウンを店頭で見たときには、茶色身が非常に薄くナチュラルに近い感じで、しかも赤が鮮明に見えまして、なかなかいい感じに思いました。次回は使ってみたいかな。
コンベックスも屈折率1.60以上のレンズを出してくれれば、度付きで作ってみたいんですけどね。


基本的に、ナチュラルに見えるグレー系を選ぶ理由は、色を正確に判断したいため。
白いものを白く感じることが出来るので、ナチュラル系ドライフライの視認性が良いのです。

茶系・黄色系・赤系・緑系はすべていずれかの色に偏って見えます。
その分コントラストが高くなり、また、特定の色が際立って見えます。
しかし色が着いているため、たとえば水に濁りが入っているのか、入っているならどの程度の濁り具合なのかを知るのに不都合です。
まぁメガネを外せば良いのでしょうが、近視の自分はそんなことしていられません。

偏光度99%のレンズのデメリットは、ティペットが見え辛い事。
フライを木の枝に引っ掛けたりした場合、ティペットの反射が消えてしまい探し辛いです。

以前、釣り人に人気の、タレックスイーズグリーンをクリップオンで作ったことがありましたが、数ヶ月で流失してしまいましてコメントできるほど使ってません。
これなんか偏光度90%なので、適度に反射も確認でき、良いかもしれませんね。


人それぞれで見え方の理想があるでしょうから、参考程度に考えて頂ければと思います。

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