09.8.8~10渓遊び2009-08-11(Tue)

今回は2泊3日で、とある源流へ入る予定。
東京の旧友と現地で待ち合わせの予定だが、少しばかり早く到着。
幾つかの渓流を見て回った。

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ここでは小一時間竿を振った。
ドライフライに出た魚が1匹居たが釣果は無かった。

東京の高野日和氏(通称タカさん)から源流に一緒に行かないかとお誘いいただいた。

タカさんは以前、つり人社の季刊誌「渓流」の常連で、源流釣り界では名前が知れている。
ボクが一緒に釣りをしていた頃は沢登りまでだったが、その後フリークライミング、アイスクライミングまで始め、すっかり岳人になったかに思えた。

ところが急に一昨年の秋、グレ釣りに目覚めてしまった。
この約2年は山ではなく海にばかり行っていたらしく、久しぶりの山行のようである。

自分もザックを背負っての山行は20年間一切行っておらず、源流への憧れはありつつも里に近い渓流の釣りばかりである。

今回は脚力的に無理無い範囲という事で、源流をつめるような事はせず、幕営地をベースにして釣りをするという。

それなら自分もなんとか行けそうな気がする。

お誘いにOKを出し飛び入り参加することにした。

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夜掛けで東京からクルマで来た為、合流したのはお昼近く。
ボクのパンパンのザックにはフライベストとハンチングが収まっている。
沢を詰める釣りであれば軽量化を図るため釣り道具も最小限にするが、今回は普段通りの釣り装備です。

タカさんとは一昨年に葛根田で宴会をした以来の再会だ。

その時のメンバー「エミさん」とも再会。
山のエキスパートであるが、釣りとお酒が大好きなレディーです。

同じ会のメンバーで、三吉さん(以下サンちゃん)とは初対面。
サンちゃんも山のエキスパートだが、海外でのフライフィッシングを何度も経験されているベテランアングラーでもある。
到着早々TALISMAN RODを見たいと嬉しいお言葉。
SuperSevenを試し振りしてもらいました。

後一人はまりりんさん。こちらも初対面です。
まりりんさんは野営や沢登りは今回が初体験。
自転車のヒルクライムで富士山5合目まで1時間40分ほどのタイムで走破するアスリート。
今回はテンカラ竿を持参しての挑戦。

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いざ出陣。
この頃は晴れていたが途中で雨が降りはじめた。

林道の途中で下山のパーティーとすれ違い挨拶を交わす。
その中にタカさんの知人が偶然にも居られ、20年ぶりの再会に話が弾む。

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車止めから30分ほど林道を歩くと、吊り橋と出会った。

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吊り橋を渡り更に奧を目指す。

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樵道を歩いている途中に見つけた色鮮やかなタマゴタケ。

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ブナに囲まれた森の中にちょうど良いテン場を見つけた。
ベースはここに決め、釣りの前にタープを張ったり、薪を集める。

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テン場に荷物をデポし、釣りを開始したのは15時。

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今日の初物は小岩魚だった。初物がこのサイズだとちょっと不安になる。
小さいくせに8番のオレンジホークに出る。
今晩のおかずを確保しなければならないが、こいつはリリース。

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サンちゃんは餌釣り。
しかし大場所用にシンキングラインとストリーマーをザックに忍ばせて来ている。

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エミさんも餌釣り。釣りが好きなだけあって構えに隙がない。

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夜のオカズをなんとしても揃えなければと思っていたら、キープサイズが釣れてくれた。

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更に待望のお刺身サイズも。

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これで肩の荷が下りた。

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タカさんの釣った泣き尺。
釣り雑誌ではお決まりのポーズ。

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釣りは早めに切り上げ、テン場の近くにある野湯へ入る。

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虻に刺されながらだけど最高。

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焚き火を囲んでの晩餐。
サンちゃんが料理の腕を振るい、いろんなモノが次々出てくる。
岩魚のタタキからスタートし、カレー風味の炒め物や冬瓜の挽肉入りシチューなどは手の込んだ逸品。
山の中でこんな美味い料理を食べられるなんて最高の贅沢。

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東京組は長旅の疲れと睡眠不足で早めに就寝。
宵っ張りの自分は一人焚き火の前で、普段は吸わないタバコを吸う。
焚き火の枝で火を付けるタバコはウマイ。
自分で左手にカメラを持ち撮影した写真です。髭面が汚くてスミマセン・・


翌朝はサンちゃんの冷製パスタを食べて腹ごしらえ。
レストランで食べる味に匹敵するほどの味。
食後はのんびりと朝の準備を終え釣り仕度をする。
あまり釣り人は来ないであろうし先行者がいたとしても、山の懐が広いので岩魚は釣れるだろう。
ガツガツとした釣りをするよりは、いろんな事を楽しみたい。

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今日は昨日釣った更に上流部へ向かう。

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快晴の渓はとても美しい。

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まりりんは渓歩きの経験が少ないようで、サンちゃんが常にエスコート。

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遡行途中にでかいナメクジみたいなのを発見。
みんなを呼んで鑑賞会。

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フライロッドのグリップと比較。
調べてみたらヤマナメクジというヤツらしい。

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テンカラの経験が少ないまりりんさんに、なんとしても源流の岩魚を釣らせるべく、自分がお手伝いすることにした。
テンカラといっても用意してきた毛針はドライフライだったので、ナチュラルドリフトで攻略。
教科書通りのポイントには岩魚が着いているため、立ち位置から狙うところまでアドバイス。
最初のフライに岩魚が食いついたが、アワセが上手くいかない。
フライを変えるとその都度フライに反応してくれた岩魚もさすがに、ドライフライには飽きたようで、水面までは上がってこなくなった。
自分のソフトハックルウエットを付けて再チャレンジしたところ、見事に初岩魚をGet。
うれしさ満載笑顔のまりりんさんを見てると、アドバイスした自分も感激。

今度は水面に出てくる岩魚をドライフライで釣ってもらうことに目標を置く。
これまでに5回はドライフライで食わせているがアワセが決まらない。
なんとか釣ってもらいたい。

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次のポイントではアワセもバッチリ決まり、サンちゃんの巻いてきたエルクヘアカディスでしっかりと釣り上げました。
二匹目ともなると余裕でピースも出しちゃいます。
ヤッタネ!

水面の釣りで釣ってもらったのでとりあえず一安心。

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テンカラ竿を振るまりりん。
釣り姿も決まってきました。

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少し長いプールがあったので自分がやらせてもらう。
フライフィッシングの格好良さを見てもらいたかったので、15yd程の距離にフライを投げる。
そうして釣れた岩魚。サイズは小さいがパーマークが残り、オレンジが美しい岩魚だった。

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エミさんも着々と釣ってます。
「小さいから(写真は)良いですよ」と仰ってましたが一枚パチリ。
こちらも良い笑顔ですね。


今日はテン場から結構釣り上がった。
早めにテン場に戻ることにして14時頃に切り上げたのだが、途中から雨が降り始めた。

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ベニテングタケ

途中に支流があり、そこがどうしても気になる。
せっかくここまで来た事だし、心残りはしたくない。3人には申し訳ないがタカさんと二人で釣りをすることにして別れた。

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入ってすぐに8番のスペックルドセッジで9寸岩魚が釣れた。

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1km程釣り上がると待望の尺岩魚が釣れた。
昨日の尺岩魚よりも体高があり太っている。

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パワフルな抵抗をみせ取り込むのに手間取ったが、ようやく手中に収めることが出来た。

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さすが源流釣りエキスパートはキマッている。

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タカさんと尺岩魚。

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オカズ用にキープしようとしたら、握った岩魚の口からなにやら出てきた。

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15cmはある岩魚のようだ。これには二人とも驚き。


時間は14時半になり、ここで引き返すことにした。
17時半頃にテン場へ着くと既に、岩魚のタタキとイイ感じのサンちゃんが出来上がっていた。

またみんなで露天風呂へ行くことにした。

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源泉が熱いので水で薄める。
エミさんの見事な手さばきの湯揉み姿。

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温泉の横には熱湯流れる沢。

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白いモノは湯ノ花だろうか。
素麺みたいにゆらゆらと揺れる。

薄暗くなる頃にテン場へ戻る。
着いた頃、一時止んだかに思えた雨が再び降り始めた。
しかも結構強い雨足。

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到着してから岩魚の刺身をボクが造る。
タープの下で宴が始まる。
岩魚の刺身とエミさんお手製の梅干し入り長芋サラダも絶品。

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サンちゃんお手製の岩魚の押し寿司。
以前本で見掛け一度食してみたかった逸品を食べられる。
これもGood!

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タカさんに贈ったマタギナガサも活躍してくれた。

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夜の訪問者。
まりりんは、国産甲虫のマニアらしい事が発覚。

エミさんが持ってきた線香花火をやったりしながら最後の夜を楽しんだ。

雨は一晩中降り続き心配になるほどだった。
4時半頃に目覚め川を見たが、気になる増水は無かったので安心した。

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一人早起きしたので、昨夜出来なかった焚き火を熾す。
薪が濡れていたので悪戦苦闘したがなんとか火が熾きた。

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目覚めのビールで景気づけ。
渓料理の鉄人サンちゃんとまりりん。

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渋いナイスガイ二人。
真面目な話でもしているように見えるが、実は馬鹿な話ばっかりしてる。
女性陣に中学生みたいと言わるほどやんちゃな奴ら。
二人が組めば漫才状態で抱腹絶倒状態になるほど。

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タカさんの周りは常に笑いが溢れてる。
あまりにも可笑しくて写真もブレる。

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朝食の岩魚素麺用に岩魚を焼く。

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こんがりと焼けた岩魚をぐらぐら煮立つそばつゆに入れて出汁を取る。

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これが岩魚素麺だ!
焚き火で焼いた岩魚からは絶妙な味が出る。
ほぐした身と一緒に素麺をすすると超美味い。

食後はゆっくりと撤収をはじめる。
片付けを終えてザックを背負ったのは11時半近く。

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クルマに到着。
楽しかった2泊3日の山遊びが終わった。

最高のツアーだった。
美味い料理も食べられたし、温泉に浸かれたし、岩魚も釣れたし、焚き火もできたし、いろいろなモノを見たり経験したり・・・。

でも一番良かったのは思い切り笑いあえた、最高のメンバーと一緒にいられた事。
一生の想い出です!
この場を借りてお礼申し上げます。
タカさん、サンちゃん、エミさん、まりりん、本当にアリガトウ!



| 2009Fishing

プロフィール

スナフキン

Author:スナフキン





我が道を行くフライマンの独り言だと思ってお聞き流し下さい。

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細分化してありますので興味あるカテゴリーを選びやすくなっています。

ブロとも申請の設定はしておりませんのでご了承願います。

釣り場情報は自然破壊に繋がりますので、一切載せておりません。

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