イブニングのビギナーズラック2007-04-04(Wed)
フライフィッシングをやるようになってからイブニングライズの釣りをするようになった。
近所の川にヤマメが居たこともあり、フライをはじめた当初は、早朝仕事前に3時間位釣りしたり、仕事帰りにイブニング狙いに出かけたりした。
両岸が護岸されて葦に覆われた小川なのだが、竿が入れられないポイントも多いため良いサイズの魚も釣れる。
流れの両側に生い茂る葦が格好の住処になっている。こういったポイントには必ず良型のヤマメが潜んでいるため、下手なキャスティングながらフライを入れることがとても楽しかった
その川にある日、一人でイブニング狙いに出かけた。真っ暗になってから長いプールのポイントにクリーム色の大きめのパラシュートフライを投じた。流れ込みの流れは左岸側の護岸沿いに流芯が通っているが、右岸側の葦際にゆったりと反転流が巻いている。
右岸の流れに立ち込み、流れ込みの流芯脇にフライをプレゼンテーションしたはずだが、フライは右岸へと流されてくる。
真っ暗でフライがほとんど見えなくなり、ラインのある方向から右岸の葦際にフライが行っているようだ。
引っかかってはまずいと思い、ラインをたぐると強烈に引き込まれた。
何が何だか判らないがとにかく魚が掛かったのは確かだ。
暗がりの中ようやくランディングネットに入れた魚は、泣き尺だったが幅広で立派なヤマメだった。
向こう合わせで釣れたヤマメだったが、初めての大物だったので嬉しかった。
。
フライで初めて釣った尺近いこのグラマラスなボディーのヤマメに興奮した。初めて買ったフライロッドは7’9”#3のグラスロッド。ランディングネットはイチイの木で手作りした。このランディングネットは紛失してしまって今は無い。
その後も別な川でイブニングをやったときに、帰りがけに淵の流れ込みをダウンでパラシュートフライを流した。
その頃はドラッグ回避する技術なんて知り得ないので、ダウンで流してもリーダーが伸びきったところでドラッグが掛かってしまいスイングしてしまう。
そんなことも気にせずに数投したところ、向こう合わせでヤマメが釣れた。
今にして思えばウエットフライの釣りと同じ事をしていたことになる。
イブニングの釣りに興味が湧き、EASTWOODの常連さんにイブニングの事をいろいろと訪ねると、今度一緒に案内してくれるということになった。
ウエットの達人Hさんとその仲間のIさんだ。
二人はいつもその場所のイブニングで尺イワナを相当数釣り上げているという。
その日にあわせて、ボクもカプラスのACハイランダーを購入した。
当日は海よりの風が吹き、ひんやりとした夕暮れだった。
Iさんがボクと一緒に真っ暗になる寸前の川を歩いてくれた。
ポイントに着いても流れは静まりかえっている。はたしてイブニングライズが起きるのか心配になるが、Iさんがこのポイントのイブニングライズの釣り方をアドバイスしてくれた。
ライズはないが、Iさんに言われたとおりの場所へ#10の白いパラシュートフライを投じた。フライが消えたら合わせればいいからと言われたのだが、真っ暗な流れではフライがかろうじて見える程度だ。
見ていたフライが見えなくなったので、魚が食ったのかどうか判らないままおもむろにロッドを立てた。そうしたら竿先がグイグイと引っ張られるではないか。
やはり魚が食っていたのだ。
真っ暗なので何が何だか判らないままラインを闇雲にたぐり寄せ、魚をネットに入れた。
ACハイランダーで初めて釣った魚は37cmのイワナだった。
この日ボクはこの1匹だけだったが充分満足だった。

同行のIさんに写真を撮ってもらったのだが、真っ暗な中ではカメラを撮るにも狙いが定まらなかったのだろう。首から上が切れている。それにしてもたくさんのラインが足許に漂っている。リールに巻き取る余裕など無く、取り込みに夢中だったのだろう。
これが縁で、HさんとIさんにはこの後もフライフィッシングについていろいろと教えてもらうことになった。

2001年5月の渓。Iさんと釣りに出かけた。

2005年7月のイブニングタイム。残念ながら大物には出会えなかった。最近はイブニングの釣りは滅多にやらなくなってしまったが、イブニングの釣りは大物への期待感が高まる。
続く・・
近所の川にヤマメが居たこともあり、フライをはじめた当初は、早朝仕事前に3時間位釣りしたり、仕事帰りにイブニング狙いに出かけたりした。
両岸が護岸されて葦に覆われた小川なのだが、竿が入れられないポイントも多いため良いサイズの魚も釣れる。
流れの両側に生い茂る葦が格好の住処になっている。こういったポイントには必ず良型のヤマメが潜んでいるため、下手なキャスティングながらフライを入れることがとても楽しかった
その川にある日、一人でイブニング狙いに出かけた。真っ暗になってから長いプールのポイントにクリーム色の大きめのパラシュートフライを投じた。流れ込みの流れは左岸側の護岸沿いに流芯が通っているが、右岸側の葦際にゆったりと反転流が巻いている。
右岸の流れに立ち込み、流れ込みの流芯脇にフライをプレゼンテーションしたはずだが、フライは右岸へと流されてくる。
真っ暗でフライがほとんど見えなくなり、ラインのある方向から右岸の葦際にフライが行っているようだ。
引っかかってはまずいと思い、ラインをたぐると強烈に引き込まれた。
何が何だか判らないがとにかく魚が掛かったのは確かだ。
暗がりの中ようやくランディングネットに入れた魚は、泣き尺だったが幅広で立派なヤマメだった。
向こう合わせで釣れたヤマメだったが、初めての大物だったので嬉しかった。
。

フライで初めて釣った尺近いこのグラマラスなボディーのヤマメに興奮した。初めて買ったフライロッドは7’9”#3のグラスロッド。ランディングネットはイチイの木で手作りした。このランディングネットは紛失してしまって今は無い。
その後も別な川でイブニングをやったときに、帰りがけに淵の流れ込みをダウンでパラシュートフライを流した。
その頃はドラッグ回避する技術なんて知り得ないので、ダウンで流してもリーダーが伸びきったところでドラッグが掛かってしまいスイングしてしまう。
そんなことも気にせずに数投したところ、向こう合わせでヤマメが釣れた。
今にして思えばウエットフライの釣りと同じ事をしていたことになる。
イブニングの釣りに興味が湧き、EASTWOODの常連さんにイブニングの事をいろいろと訪ねると、今度一緒に案内してくれるということになった。
ウエットの達人Hさんとその仲間のIさんだ。
二人はいつもその場所のイブニングで尺イワナを相当数釣り上げているという。
その日にあわせて、ボクもカプラスのACハイランダーを購入した。
当日は海よりの風が吹き、ひんやりとした夕暮れだった。
Iさんがボクと一緒に真っ暗になる寸前の川を歩いてくれた。
ポイントに着いても流れは静まりかえっている。はたしてイブニングライズが起きるのか心配になるが、Iさんがこのポイントのイブニングライズの釣り方をアドバイスしてくれた。
ライズはないが、Iさんに言われたとおりの場所へ#10の白いパラシュートフライを投じた。フライが消えたら合わせればいいからと言われたのだが、真っ暗な流れではフライがかろうじて見える程度だ。
見ていたフライが見えなくなったので、魚が食ったのかどうか判らないままおもむろにロッドを立てた。そうしたら竿先がグイグイと引っ張られるではないか。
やはり魚が食っていたのだ。
真っ暗なので何が何だか判らないままラインを闇雲にたぐり寄せ、魚をネットに入れた。
ACハイランダーで初めて釣った魚は37cmのイワナだった。
この日ボクはこの1匹だけだったが充分満足だった。

同行のIさんに写真を撮ってもらったのだが、真っ暗な中ではカメラを撮るにも狙いが定まらなかったのだろう。首から上が切れている。それにしてもたくさんのラインが足許に漂っている。リールに巻き取る余裕など無く、取り込みに夢中だったのだろう。
これが縁で、HさんとIさんにはこの後もフライフィッシングについていろいろと教えてもらうことになった。

2001年5月の渓。Iさんと釣りに出かけた。

2005年7月のイブニングタイム。残念ながら大物には出会えなかった。最近はイブニングの釣りは滅多にやらなくなってしまったが、イブニングの釣りは大物への期待感が高まる。
続く・・
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