2017.8.12「矢口高雄の世界 天翔ける童心」2017-08-12(Sat)

七戸にある鷹山宇一記念美術館で開催されています。
8/12は矢口先生のトークショーがあるというので、息子と二人で行ってきました。
トークショーで矢口先生は漫画家になるまでのいきさつを語り、3つある展示室をそのつど移動しては作品の説明をし、サイン会や記念撮影にも応じてくれたり、とても充実した展覧会でした。
おびただしい数のカラー原画は壮観でした。
水彩画で描かれているのですね。秋田の自然が色鮮やかに描かれている作品が沢山ありました。

僕も秋田の渓流釣りが多いので見ていて思いあたるようなシーンばかりです。
春夏秋冬、山里の景色や水が岩を噛んで流れる渓流の流れ、釣り人ならではの釣りに行く前の妄想や、ポイントへの一投前の緊張感、魚を掛けた後の躍動感。
素晴らしいの一言です!

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思えば、釣りキチ三平と出会えたからこそ今の自分があるといっても過言ではありません。
釣りキチ三平に出てくる渓流のヤマメ、岩魚に憧れ、中学3年の時に自転車で1時間以上掛けて渓流魚の居る川を目指しました。
釣りキチ三平に出てくるような渓流ではなく里の小川でした。
なにもかもがはじめての渓流?釣り。渓流釣りの指南書で覚えた仕掛けや探り方です。
釣竿はダイワのグラス夕映3.6m。餌はサシトリ(イタドリの茎に巣食っている幼虫)。
初めて羽の目印を付けたミャク釣りでした。
川がカーブになったポイントで、生まれて初めて岩魚を釣り上げました。
17.5cmでしたが、それまでに釣った事のある真鮒や海のソイ、アブラメとは違う精悍な顔つき。
指南書にあった「深山幽谷で釣った岩魚に睨まれたような,,,」といった一文が脳裏をよぎり、一人で心細くなったのを覚えています。
小さくても勇猛な感じで、一発で虜になりました。17.5cmの今にして思えば小岩魚ですが、その時の僕にとっては凄く大きく思えた。たった1匹だけしか釣れませんでしたが、嬉しくて嬉しくて。そのとき釣った17.5cmの岩魚の魚拓は今でもあります。

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それがきっかけで、渓流釣りにはまってしまいました。
毎週のように自転車を走らせその川に行きました。

高校になってからは電車や原付バイクで少し遠くの久慈川や有家川、和座川などに行ったり、釣りキチの叔父さんに打当川や安家川に連れて行ってもらったりしました。
餌釣りだけでなく、てんからやルアーにも興味を持ちました。同級の釣り仲間二人はフライに手を出しました。
毛ばり山人さんや、魚紳さん、風来満などの影響ですよね。

和座川では、ルアーで初めて尺岩魚を釣ったな~。それが初めての初尺です。
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餌釣りは久慈の戸呂町川で泣尺ヤマメがその当時の記録
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てんからでは有家川で、27cmの幅広山女魚が、毛鉤で釣った初めての大物。
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もう35年位前なのに、魚が追いかけてくるシーンや、浮かび上がってきたシーン、渕の中を強引に引き込むファイトなど、今もって鮮明に思い出せます。

そんな中高生時代を過ごし、就職を考える頃には一平じいさんに憧れ和竿職人を夢見ました。
そして銀座東作に入門?結局は番頭さんで終わりましたが、今にして思えば、何で竿師の道を選ばなかったのかと思うこともあります。
釣りを楽しませる道具を作ったり売ったりするのではなく、自分が釣りを楽しむ側に行ってしまいました。
今もって、フライ竿もタナゴ竿も、鮎竿や渓流用の餌釣り、てんから竿も竹竿を使う理由は、やはり一平じいさんの影響でしょう。

三平くんが狙っているような大物を狙いたくなるのは釣り人なら当然の事でしょうね。
自分も釣りクラブの先輩に聞いた伝説のような大物の話に胸を弾ませて行ってみたり、沢登りの会に入ってみたり。
フライをするようになってからも、大物を沢山釣る師匠と出会えたりした事など、たくさんの先輩方は自分にとっての、魚紳さんであり、一平じいさんのような存在だったのですね。今気が着きました。
もちろん一緒に釣りに行く大切な釣り仲間たちと切磋琢磨できたのもあります。

そんな事もあってか、餌釣りでもフライでも、少しは自慢できるような大物を釣ることが出来たんですね。
けっして自分ひとりの力ではありません。
まだまだ大物記録を更新したいから、一生夢を持って釣りをする事ができそうです。

でも最近は大物を追い続けるだけの釣りではなくて、楽しむ釣りを再認識しています。
確かに沢山釣れたり大物が釣れれば嬉しいです。
だけど一平爺さんが釣りの楽しみについて格言を言った巻があったような。
なんだったかな~?後で探してみます。
        ↑
見つけました!
毛鉤山人が出てくる「毛バリの神サマ」の巻きに。
「釣れるからといって調子に乗ってバカスカとぶちあげるもんでねえ。
そんただザツでそまつでらくな釣りかたをしたってちっともおもろいもんでねえ。
ねらったポイントから1ぴき1ぴき吟味して釣ることじゃ。
それが釣り技をたかめることになるのじゃ」

何れにせよ釣りキチ三平が無ければ今の自分はなかったでしょう。
夢を持てることの幸せ、チャレンジ精神を教えてくれた釣りキチ三平。
だからこそ矢口先生にはご恩を感じます。是非一度お目に掛かってお礼を述べなければね。
握手に応じてくれた先生の手はごつごつした無骨な手ではなく小さめで、とても柔らかかったし暖かかった。

昨年10月に喜寿を迎えられたそうです。節目の歳にお会いできて良かった。
釣りキチ三平も2013年に40周年を迎えたそうです。
これからもお元気で活躍される事を祈念します。

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