ボクのドライフライロッド2007-02-05(Mon)

ドライフライの釣りはキャスティングの巧拙が釣果に現れるとボクは思っている。
そうなるとキャスティング性能が優れているロッドの方が良いのだが、渓流の場合は近距離から遠距離までいろんな長さのラインを頻繁に投げることになる。
大は小を兼ねるというとおり、ロングレンジが得意な竿で釣りをするほうが良いのだろうが、小は大を兼ねる場合もある。

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キャスティングが上手であれば、渓流なら3番用の優れたロッドで25ydの釣りも問題なくこなすことが出来るからだ。

KenSawadaのACハイランダー8’3”#3は非常に優秀なロッドで、渓流を釣るならばこのロッドは最高だと思う。初心者が振っても狭いループで素晴らしいラインが飛んでいく。しかも3番ラインが5番ライン並に飛んでいくのだから驚きだ。

ボクがサワダロッドにはまったきっかけはこのロッドに出会った為だ。この竿のおかげで今のボクがあるようなものだ。
フライをはじめた当初、キャスティングもままならない頃にこの竿を渓流で振らせて貰った。バックキャストをしてその後のフォワードキャストで、左手に持っていたラインを離すだけで勝手にフライが10mも飛んでいってくれた。この時の衝撃は今もって忘れない。もちろんすぐにこのロッドを買うことになった。

その時はこの竿一本あればいいと思ったのだが、使い慣れた頃に他のロッドも気になってしまうのが釣り人の性。
何本もの竿を所有しなくても良いようなものだが、それぞれのロッドに個性があるから次から次と欲しくなってしまうから困ったものだ。

ドライフライの釣りならファストアクションのほうが早いサイクルでキャストできるためストレス無く釣りができるのだが、多少スローなアクションの竿にも持ち味がある。
イワナ釣りなどはスローアクションでゆったりと釣りをするのがボクは好きだ。

しかし絶対にミスは許されないという状況であれば自分にとって安心してキャスティング出来るロッドを選択することになるだろう。
また、渓流をテンポよくスピーディーに釣り上がるためには自分のリズムにあったサイクルで振れるロッドを選ぶ。

ボクの場合はドライフライロッドで1本しか持っていけないとすれば、カーボンならKenSawada ARインベンション-7’7”#4/5。バンブーならPezon et michel スーパーマーベルMK2-7’2”#4/5を迷わず選ぶ。

どちらのロッドもショートロッドの部類だが、近距離から25mまでの距離が使いやすいアクションで、藪沢から大渓流までこなすことが可能だ。
そういえば近々ジーニアスロッドからスーパーマーベルを凌駕するバンブーロッドが発売になるらしい。ボクとしては非常に楽しみなのである。

使用するラインはWF-4Fが出番が多い。藪沢用の6'6"の竿とACハイランダーはWF-3Fラインだが、他はほとんどの場合4番ラインを使う。5番はよほど広い川で遠投がメインの場合のみだ。

一般的に渓流のドライフライロッドといえば8ft~9ftクラスがポピュラーだと思う。
しかしボクの場合、ドライフライ専用で使うときは7ft台のロッドを使うことが圧倒的に多くなる。渓流では障害物をかわす為にロッドの長さがとても重要になる為だ。
別に藪沢ばかり行っているわけではないが、渓流と呼ばれている流れであればどうしても頭上や背後には障害物がつきものだ。
長いロッドを使うことによりキャスティングに制約が出来、釣ることの出来ないポイントが増えるよりも、ショートロッドを用いても技術で流れを克服できれば全てのポイントを釣れる。
7ftクラスでも開けた渓流を釣る場合、キャスティング性能が高いロッドであればなんら不自由はしない。

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2003年7月。Photo by Mr.kuni

しかしショートロッドでの釣りは長いロッドを使うときよりも高度な技術が必要になってくる。

フライをナチュラルに流すために流れを読む目と正確なキャスティング技術が必要不可欠だ。ショートロッドはドラッグを回避することが難しくなるからだ。

また、フライと共に流れてくるラインの処理にも気を配らなければ、ドラッグ回避だけではなく、魚が出たときの合わせも失敗してしまう。
フライまでの距離が離れれば、ショートロッドで竿を持ち上げた場合ティップの移動距離がロングロッドよりも短いのでフライまでしっかりとアワセの動きを伝えるのが難しくなる。ラインスラックが多すぎてはせっかく魚がフライをくわえてもフッキングさせることが出来なくなってしまうということだ。

こんな感じでショートロッドを用いると釣りが難しくなるが、難しい事を技術をもって攻略するのがとても楽しい。

通い慣れた川でも正格の違うタックルを用いれば、釣りが簡単にもなるし難しくもなる。
楽に釣りのできるタックルで挑むばかりでなく、たまには難しさを楽しむのもフライフィッシングの醍醐味では無かろうか。
難しい釣りがなんでもなく普通にこなせるようになった頃、行き慣れた渓流が以前よりも狭く感じるようになっているはずだ。

| fishing Tackle

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