英国伝統的乾式毛針巻いてみた
OFFシーズンは毎年狂う。
今期は英国伝統のドライフライフィッシングでしょうかね。
いつか巻いてみたいと思っていたフライです。

タイイングの教本はこちら。1999年のFlyRoedders誌に載っております。
当時は「こんなので頑張ってる人も居るんだ」っていうくらいにしか思わなかったかな。
こだわる事は悪い事じゃない。
でも自分には使う勇気がなかった。
今期の冬は釣欲が萎えるほど寒い。
伝統的な英国のフライフィッシングに目が向いてしまったのが運の尽き。
インターネットって、なんて親切なんだろう。
知らなくていい事まで教えてくれるんだから。
日本にはいろんなフライマンが居るものだ。
自分のルールでどこまで頑張れるか?これで通せたら粋だねー。
でも僕には敷居が高すぎ。
でも面白そうだからやってみたいと思う。
精巧に出来た偽札で騙すより、新聞紙を切っただけの紙切れで騙せたらもっとドキドキ!

今年の初巻きでした。
フックは英国スプライトとパートリッヂのアップアイフック10番。
マテリアルはライトジンジャーorハニーダンのインディアンコックネック&ゴールデンフェザント&ゴールドティンセル。
巻き上がったフライを見ると当初想像していたより釣れそうな雰囲気ありありです。
ぎょっとするほどファイバーの長いハックルですが、10番のスピナーウイング長と同じ位の寸法です。
日の光を透過する時の輝きを見て厳選したコックネックでしたが、僕が所有しているインドコックは硬すぎるかも?
魚がくわえると弾きそう。
先ずは使ってみないことには優劣は判断できませぬが、愉しみがまた一つ増えました。
今期は英国伝統のドライフライフィッシングでしょうかね。
いつか巻いてみたいと思っていたフライです。

タイイングの教本はこちら。1999年のFlyRoedders誌に載っております。
当時は「こんなので頑張ってる人も居るんだ」っていうくらいにしか思わなかったかな。
こだわる事は悪い事じゃない。
でも自分には使う勇気がなかった。
今期の冬は釣欲が萎えるほど寒い。
伝統的な英国のフライフィッシングに目が向いてしまったのが運の尽き。
インターネットって、なんて親切なんだろう。
知らなくていい事まで教えてくれるんだから。
日本にはいろんなフライマンが居るものだ。
自分のルールでどこまで頑張れるか?これで通せたら粋だねー。
でも僕には敷居が高すぎ。
でも面白そうだからやってみたいと思う。
精巧に出来た偽札で騙すより、新聞紙を切っただけの紙切れで騙せたらもっとドキドキ!

今年の初巻きでした。
フックは英国スプライトとパートリッヂのアップアイフック10番。
マテリアルはライトジンジャーorハニーダンのインディアンコックネック&ゴールデンフェザント&ゴールドティンセル。
巻き上がったフライを見ると当初想像していたより釣れそうな雰囲気ありありです。
ぎょっとするほどファイバーの長いハックルですが、10番のスピナーウイング長と同じ位の寸法です。
日の光を透過する時の輝きを見て厳選したコックネックでしたが、僕が所有しているインドコックは硬すぎるかも?
魚がくわえると弾きそう。
先ずは使ってみないことには優劣は判断できませぬが、愉しみがまた一つ増えました。
岩魚
Iwana
リールの巻き手はどっち?

フライリールを巻く手は僕の場合自分なりに理由があって、ケースバイケースで使い分けている。
自分の場合は、渓流は左巻きが基本。穏やかな渓流は右巻き。
シューティングヘッドを使うリールは右巻き。

シューティングヘッドを使う場合はダウンクロスの釣りになり、一つのランを釣り終えるまでキャスティングレンジはそれほど変化するものではありません。
ラインをリールに巻き取るのは魚がヒットして取り込む時と、移動のために出ているラインを全て回収する時くらいのものです。
僕の場合長いラインを素早くリールに巻くのには、右手のほうがスムーズに出来る。
また、本流域の大物とのやり取りではファイトを続けると取り込みを終えた頃には腕が痺れてくる時もある。
そうそういつもある事ではないが、右腕が疲れてしまうとその後のキャスティングに支障がでるような気もするのでできれば避けたい。
となればファイトは左手、リーリングは右手という事になろう。
一方、渓流の場合はアップストリームにキャストする場合がほとんどです。プレゼンテーション後はフライラインを速やかに手繰る必要が出てくる。
しかもキャスティングレンジが頻繁に変化する為、ラインの長さ調整も常に必要になってくるのが渓流の釣り。
渓流は流れが速く、浮いているフライラインはあっという間に弛んで下ってきます。
のんびり構えていて自分の下流へ行ってしまったらさあ大変。下流の落ち込みにでも潜ってしまったら最悪です。
なのでラインを回収するのも迅速にやる必要があります。
フライラインを手繰る行為はラインストリッピングと呼ばれ、ロッドハンドの人差し指の腹とグリップのコルクの間にフライラインを挟んで滑らないようテンションを掛けながらロッドハンドとは別の手で手繰ります。
数メートルものラインを素早く回収する場合、30cm~40cmほどの輪を幾重も作りラインハンドに持ちます。
ゆるい流れでラインを回収するならば、ハンドツイストやパーミングも良い方法で、自分は良く使います。
小場所をテンポ良く釣り上がるにはハンドツイストはとても有効です。
余計に出てしまった必要の無いラインは手に持っているよりもリールに巻いておくほうがトラブル防止につながり、釣りに集中できます。
ポイントまでの距離分よりも長くラインを引き出して足元に垂らしているとろくな事はありません。
石や草に引っかかったり、フェルトの靴底でフライラインを鑢のような川石に擦りつける事になってしまいます。
最悪の場合、フライラインのコアが見えるほどの深い傷をつけることもあるし、汚れる原因にもなります。
ラインをリールに巻き込むには、ロッドハンドと違うほうの手でリールを巻けばロッドを持ち替えずに済みます。
持ち替えるという、このちょっとした動作が有るのと無いのとでは何かが違う。
自分はこのちょっとした動作がとても煩わしかったりするのだけど、慣れなのかもしれない。

僕は長い間(といってもたかだか十数年くらいですが)渓流用のリールは全部左巻きでした。
左巻きに慣れているので不便は全く感じないし、変える必要も無かったんだけど、昨年秋にふとしたきっかけで右巻きリールも使うようにしてみた。
実は昨年から気になっていたことがあっての事だ。
近年はシングルハンドロッドの場合、国内国外ともに左巻きで使用されている方が多くなっているように思えるが、フライフィッシング発祥の地、英国では当時右巻きが主流だったのは何故か?
まぁどっちでもいいような事だが気になってしまい調べてみる事にした。
まずはyoutubeで英国の鱒釣り動画をあれこれと見ることから始めた。
英国の鱒釣りはチョークストリームと呼ばれる落差のない穏やかな水路のような流れでのフライフィッシングが主である。
ドライフライフィッシングはアップストリームキャスト以外許されないらしい。
フライラインは下流へと流されてくるため、これを左の掌に小さい輪を作りながら握りこむパーミングというやり方で回収していく。
魚の定位置を見つけてプレゼンテーションするため、流し終えるまでの距離はそれほど長いものではなさそうだ。
パーミングされるラインの量も2~3m程度なのだろうか。
魚がフッキングした後は、パーミングされたフライラインは鱒に引っ張られて徐々に送り出される。もちろんラインを引きずって行けるだけの力のある鱒だけなのだが。
ラインが掌から無くなってからリールファイトが始まる。
左手が自由になってからリールを巻くのなら、持ち替えずに済む左手でリールを巻けば良いのにと思うのだが、他に秘密があるに違いない。
何事もルールの有る英国の鱒釣りだから、もしかしたら「リールは利き手で巻くもの」という決まりごとが有るだけかもしれない。
しかし何か利点が無いものか少ない脳みそで考えた結果思いついたのはこういうことだった。
折り畳まれたラインを左掌に持ったままロッドを左手に持ち換える事が出来、しかもその状態のまま右手でリールを巻いてパーミングされたラインをリールに巻き込むことが出来るという事ではないか。
そうすれば足元に余分なフライラインを垂らさずに済む。
さっそく試してみたところ、思ったとおりであった。
それが正解かどうかは判らないけれど、使える技術ではある。
止水の釣りや流れの穏やかな川の釣りにはピッタリだし、慣れてくれば渓流でも使えるのではなかろうか。
しかし時として渓流魚は、上流から方向転換し瞬時に下流へ下ってくるヤツもいて、そんな時には大急ぎでラインを手繰らなければならない。
こんな時にはパーミングよりもラインハンドで手繰るのに限る。
何事も臨機応変に対処しないとね。

最近読んだ「川からの手紙」で田渕さんはリールファイトの重要性を仰っていた。
魚に対する礼儀とフライフィッシングの正しい愉しみ方が、リール一つとってみてもあるのですね。
僕が知らないだけで、他にもフライフィッシングならではの愉しみ方ってものがあるような気がしてならない。
気着かずして過ごしても不自由はしないだろうし、誰に迷惑を掛ける訳でもない。
でも折角の愉しみを知らずに通り過ぎるのは勿体無いことではないだろうか。
まぁこんな事が楽しいと思う僕は変人なのだろう。
それでもまた新たな愉しみを見つけてみたいものだ。
バンブーロッドで連続フォルスキャスト
英国投げを意識してオーバーヘッドカースト
英国スタイルのオーバーヘッドカーストを、島崎鱒二氏の本「英国の鱒釣り」を頼りに自己流でやってみました。
フォルスキャストをしないピックアップ・レイダウンキャストです。
必要なときに必要なだけ力を入れる「シルキー・スムーズ」
バックキャストのスタートは8時の位置。「釣竿をできるだけ水平にため、水面の力を利用してラインを重くし、釣竿を曲げる」
バックキャストのポーズ位置、「肘は90度、右手の親指の爪を右目で見る。これがウォーク・カースティング」
バックキャスト終了時は「ハンドルのコルクを親指でつぶすように止める」
フォワードカーストは「約2インチ開いているリストを力強く返して竿尻を腕につける」
親指と中指、&人差し指がポイントかな。
そうするとフォワードキャストはウエットフライキャストと違い、ドライフライキャストのように高い位置でループを作り伸び始めます。
自分は通常、フォワードもバックも比較的早いタイミングでリストを反しています。
バックキャスト時を比較するために、ダウンリストを長く保った場合と、早くリストを返す投げ方など、いろいろ試して撮影してみました。
ラインスピードが変わるという事に気が着きました。今更でしたか・・
Hardyやpezonのロッドはロッドティップが強いので、中距離程度ならどちらの投げ方でも問題なくキャストが出来ます。
島崎鱒二氏によると、「ループの先端はU字型。先の尖った、スピードだけの”軽いライン”はいけない」との事です。
英国式はエレガントなキャスティングという事なので、ダウンリストを長く保つのがポイントなのかな。
どうなのでしょうね?
ロッドはHardyとペゾンを使ってみました。
hardy perfection 9'00"1
hardy perfection 9'00"2
pezon et michel ppp master 8'3"
フォルスキャストをしないピックアップ・レイダウンキャストです。
必要なときに必要なだけ力を入れる「シルキー・スムーズ」
バックキャストのスタートは8時の位置。「釣竿をできるだけ水平にため、水面の力を利用してラインを重くし、釣竿を曲げる」
バックキャストのポーズ位置、「肘は90度、右手の親指の爪を右目で見る。これがウォーク・カースティング」
バックキャスト終了時は「ハンドルのコルクを親指でつぶすように止める」
フォワードカーストは「約2インチ開いているリストを力強く返して竿尻を腕につける」
親指と中指、&人差し指がポイントかな。
そうするとフォワードキャストはウエットフライキャストと違い、ドライフライキャストのように高い位置でループを作り伸び始めます。
自分は通常、フォワードもバックも比較的早いタイミングでリストを反しています。
バックキャスト時を比較するために、ダウンリストを長く保った場合と、早くリストを返す投げ方など、いろいろ試して撮影してみました。
ラインスピードが変わるという事に気が着きました。今更でしたか・・
Hardyやpezonのロッドはロッドティップが強いので、中距離程度ならどちらの投げ方でも問題なくキャストが出来ます。
島崎鱒二氏によると、「ループの先端はU字型。先の尖った、スピードだけの”軽いライン”はいけない」との事です。
英国式はエレガントなキャスティングという事なので、ダウンリストを長く保つのがポイントなのかな。
どうなのでしょうね?
ロッドはHardyとペゾンを使ってみました。
hardy perfection 9'00"1
hardy perfection 9'00"2
pezon et michel ppp master 8'3"
C.Ritz High Speed High Line の真似事
フライロッダーズで連載していた島崎鱒二氏によるRitz ハイスピード・ハイライン投法を参考にしてキャスティングしてみました。
動くリッツは見ていませんから、あくまでも自己流。
ストレイト・ストロングアーム、スカイカースト、ウエットフライカースト、ドッペルツーク、いろいろ試してみました。
これで良いの?
しかも初めてのチャレンジでしたので、動画を撮るのも見るのも初めてでした。
このところ満足にキャスティング練習をしていなかったのに無謀な挑戦ですが、ラインが短いためそれなりになんとかなったかな。
フォワードキャストはもっと高いところに向けなければならないような気がします。
リッツがHS/HLの軌道を書いた図とはかけ離れているようです。
もっとラインスピードを上げれば良かったのかもしれません。
C.Ritzはロッドを若干斜めに倒して振っていたようですが、自分はまっすぐ立てて振っています。
島崎氏の解説によると、ヘッジ7テイパーのシルクラインを用いなければ真のRitz High Speed High Lineにならないとの事ですから、あくまでも真似事に過ぎませんのであしからず。
ロッドはpezon et michel ppp master 8'3"に、PVCラインを使用。
へたれキャストに興味がある方はご覧下さい。
http://www.youtube.com/watch?v=7rMndbu8NOg
http://www.youtube.com/watch?v=tZN-Z883ME0
http://www.youtube.com/watch?v=rr5su0b_kdE
http://www.youtube.com/watch?v=xX5i2d4fOQk
動くリッツは見ていませんから、あくまでも自己流。
ストレイト・ストロングアーム、スカイカースト、ウエットフライカースト、ドッペルツーク、いろいろ試してみました。
これで良いの?
しかも初めてのチャレンジでしたので、動画を撮るのも見るのも初めてでした。
このところ満足にキャスティング練習をしていなかったのに無謀な挑戦ですが、ラインが短いためそれなりになんとかなったかな。
フォワードキャストはもっと高いところに向けなければならないような気がします。
リッツがHS/HLの軌道を書いた図とはかけ離れているようです。
もっとラインスピードを上げれば良かったのかもしれません。
C.Ritzはロッドを若干斜めに倒して振っていたようですが、自分はまっすぐ立てて振っています。
島崎氏の解説によると、ヘッジ7テイパーのシルクラインを用いなければ真のRitz High Speed High Lineにならないとの事ですから、あくまでも真似事に過ぎませんのであしからず。
ロッドはpezon et michel ppp master 8'3"に、PVCラインを使用。
へたれキャストに興味がある方はご覧下さい。
http://www.youtube.com/watch?v=7rMndbu8NOg
http://www.youtube.com/watch?v=tZN-Z883ME0
http://www.youtube.com/watch?v=rr5su0b_kdE
http://www.youtube.com/watch?v=xX5i2d4fOQk