2010.5.30釣行

餌釣りの師匠が生前好んで通っていたという川へ出向いた。
橋の上からご供養のお酒を流した。
餌釣りの時に世話になったK師匠が5月24日に病気のため亡くなった。
とにかく釣りが上手な人で人の釣り終えたすぐ後でも、師匠がやると魚が釣れた。
ウエーダーは履かず膝下の普通の黒い長靴でいつも釣りをしていた。
毎年尺ヤマメだけでも20本以上は欠かさず釣り上げ、一度の釣果も40~50匹は当たり前だった。
釣りが上手なだけでなく、冗談が好きでいつも人を表せるような明るい性格で、どんな人からも好かれていた。
また手先も器用で、オンコの木(イチイ)でタモをこさえたりもしていた。
自分がフライに転向してからでも時々は、師匠の職場へ出向き釣果情報を伺っていた。
ほとんどの釣り人は釣れた場所を内緒にするが師匠はそんなことが無く、どこそこのポイントで尺二寸のヤマメが釣れたとか、あそこの川に50オーバーのイワナが居るとか包み隠さず教えてくれた。
4月にも会ったばかりだった。
職場の仲間と度々釣りには行っていたようだったので、体の調子もさほど悪いとは思わなかった。
連休中に入院したと聞いたが、検査入院だろうと思っていた。実はそうではなかったらしい。
突然の訃報だった。
5月29日に葬儀が執り行われた。
明けて日曜、師匠の軌跡を追って弔い釣行をすることにした。
月曜から雨が降り続いた前日までとうって変わり、良く晴れた日になった。
師匠が晩年通っていた川は、いかにも東北の里川といった流れで、相棒と二人のんびりと釣りをしていたらしい。
自宅から30分ほどでその川へ到着した。
雨の影響か田圃の関係か、笹濁りだった。
春の日差しに輝いた流れはいかにも釣れそうだった。
しかし竿を出す気が起こらず、車でちょこちょこと移動しながら、あちらこちらの流れを眺めていた。
濁った時は浅瀬を釣れと教えてくれたのは師匠だった。
目の前の流れを見ていると、こうしろああしろと師匠の声が聞こえてくるようだ。
ひとしきり感傷に耽った後、やっとロッドをつなぐ気になった。

笹濁りなのでダブルニンフでやった。

それほど大きくはないが本流らしい体型のヤマメが一匹だけ釣れた。
午後は別の川へ移動した。
ここも師匠と行ったことが一度あった。
その場所にはフライマンの姿があった為、少し下流へ入ってみた。

10番ほどのスピナーが乱舞していた。
釣れて当然と思い、ドライフライを結んだが何故かまったく反応がない。
早めに見切りを付け支流へと移動した。
そこは先行者の足跡がはっきりと残っていたが、たぶん餌釣りであろうからなんとかなるとふんだ。
ここもおびただしい数の12番サイズのスピナーフォールが目に付いた。
12番のスピナーを結ぶと、案の定すぐに魚は釣れた。
1時間ほどやって5,6匹釣れただろうか。
渓筋の為太陽が隠れると暗くなってしまうので、陰気になってしまう。
開けた流れでイブニングでもと思い再び朝の川へ戻ることにした。
到着してみると期待した流れは田圃の泥水が入り、真っ茶色と化していた。
仕方がないので再び移動。
ふと思いついた小川に行ってみることにした。
ここも師匠が出向いていた川だったはずだ。
一度くらいは一緒に釣りをしたような気もする。

両岸護岸で、一度川へ降りると上がるところがあまり無い。
しかも葦に覆われた細流のため、流れの開いた場所を釣ることになる。
ポイントが絞られるので逆に釣りやすい。
14番のセッジで、速い流れでも居ればすぐに反応する。

色の綺麗なヤマメが釣れる。
こんなのを15匹位は釣っただろうか。

ここの川での、一番の大物。
この魚を釣って納竿することにした。
釣れているときは我を忘れて釣りに没頭できた。
しかし釣れないときは師匠のいろんなアドバイスが聞こえてきた。
釣れないからといって焦ってしまうとよく注意されたものだ。
フライに転向してから、先を競ってばかりいた様な気がする。
最近になってようやく、ゆったりと釣りがしたいと思えるようになってきた。
やはり師匠の教えは自分に染みついているのかな。
釣りに対してだけではなく、誰にでも優しく、親しまれる人柄も受け継ぎたいと思う。
なにはともあれ7時まで釣りをしたが、今日一日師匠と一緒に釣りをしたような気がする。
少しはリフレッシュできたかな。
2010.5.24釣行
前日は子供の運動会のため釣りは無し。
月曜は遠方よりのお客さんのために休みを取りました。

風も強く寒い一日となった。




大物は出なかったが反応は良くて、二人とも堪能しました。
正味4時間で20匹ほどの釣果。
午後は帰途につき、途中の川で竿を出してみた。
午後から雨降りで、笹濁りの川からはまったく反応が悪い。
ウエットで岩魚が二匹。
濁りもきつくなり早めに上がった。
月曜は遠方よりのお客さんのために休みを取りました。

風も強く寒い一日となった。




大物は出なかったが反応は良くて、二人とも堪能しました。
正味4時間で20匹ほどの釣果。
午後は帰途につき、途中の川で竿を出してみた。
午後から雨降りで、笹濁りの川からはまったく反応が悪い。
ウエットで岩魚が二匹。
濁りもきつくなり早めに上がった。
FlyFisher7月号
毎月22日発売のFlyFisherですが、7月号は日頃からお世話になっているGENIUS RODの新藤さんが登場するとのことで待ちわびておりました。
土曜は仕事で日曜は運動会。
買えるかと思い本や巡りをするも、週末のため月曜になるとの事・・・

そして月曜を迎えやっと購入出来ました!
撮影は津留崎氏。
表紙を飾ったスペントバジャーですが、ハックルファイバーにひと粒の銀色の煌めきを捉えるあたりはさすがプロですね~。
フォーカスはボディーに合わせたと言うことは、スカーレットのクイルに惹かれたのでしょう。
クイルボディーは正統派の8回転。
魚の表紙じゃなくてもこれだけインパクトのある表紙が作れるんですね。
でもこういったパターンを知らない人はどんな印象を受けるのでしょう?
大昔のパターンだと釣れないという印象をもたれている方も多いでしょうが、ちゃんと釣れるんです。
美しいと思われた方は是非チャレンジしてみては。
相当数巻かないとバランス良くなりません。とっても奥が深いです。
マテリアルも吟味しないとなかなか格好良くならないのが難点ですが。
さてさて、中身の方はというと、やはりキャスティングループの美しさに惹かれます。
光と影を上手に利用して見せたいものを際だたせる。
取り込み中の魚にだけピンを合わせる業は毎度のことですが、感心します。
さすがプロの仕事ですね。恐れ入ります!
新藤さんも取材のカメラの前で美しいループを生み出したり、良い型の魚を釣り上げるあたり、さすがですね。
マンネリ化したフライフィッシング界の新鋭として、いよいよ表舞台の主役になるか!
文章も上手にまとめられております。
気になる方は是非購入しましょう!
新藤さんの拘りは自分と一緒です。
釣果ばかりを追い掛けると、フライフィッシングの本来の楽しみが薄くなってしまう為、あえて自分自身にルールを設けています。
それがシステムであったり、道具であったり。
1匹の魚を自分が納得のいくやり方で釣れた時ほど楽しみは増します。
たとえば30匹釣れなくても、キャスティングを楽しみ、手間暇を掛けて巻いたフライを使い、ショートリーダーシステムを駆使して釣る10匹の魚の方が絶対楽しいと思いますのでお勧めします。
数を釣りたいだけのフライフィッシングからの脱却です。
マンネリとなっている貴方、是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
あとは増水と渇水の釣りについても面白いですよ。
さすが名人の仰る言葉には説得力がありますね。
「増水したら岸際へキャスト」まさしくその通りですね。
対岸の岩盤の小さいエグレの際際で10番のドライフライがいきなり消えたら尺ヤマメ。
岩魚は茶色い濁りでも沈めれば釣れるものです。
濃い濁りが入れば魚は非常に浅い場所へ出てきますので、こんなところポイントなの?ていう流れの緩くなった浅い岸際を、近距離のアップストリームウエットで狙うと良いですね。
濁りが入り始め濁りがきつくなる直前もチャンス。
流れ込みの流芯脇のくるぶしほどの水深からのかけ下がりでも、濁りが入れば大物が出ます。
また、普段は魚の出ない大場所はチャンス。巻き返しなどに枯れ葉などが漂い始めているポイントを注意すると尺オーバーがやる気を見せてうろうろするかも。
泡やゴミの流れてくる筋は見逃せません。
でも増水で帰れなくならないように見極めないと遭難しますが・・
増水から減水始め、笹濁りの頃はウエットの方が有利。小渓流でも水深のある長いポイントは対岸にダウンクロスでキャストして、スイングさせると活発に反応します。
普段よりもスイングスピードが速くても積極的にアタックしてくるはずです。
大きなフライが有利で8番や10番のドライフライで釣れますが、弾くような食い方が多いです。
ボディーが高く浮きすぎないように調整してあげれば良いです。
水位が高めでも水が透明になり晴天になれば、ここぞというような絶好のポイントから、真っ昼間に尺ヤマメが10番のドライフライをバッサリと食います。
渇水時の流れだと、餌釣りやルアーの釣り人が敬遠するため、フライの人は先行者を気にせず釣りが出来ます。
キャスティングが上手で離れて釣ることが出きれば、やる気のある魚なら一投目でフライを食います。
プレゼンテーションが完璧なら、10番に3Xリーダーでも問題ありません。
一投目にミス無くプレゼンテーションが出来なければ魚は警戒します。フライに一投目で出なければ居ない場合か、もしくはやる気がない魚が居る場合です。一投目に反応させても喰わせられなければ、2投目、3投目・・とプレゼンテーションが増えるにつれて釣れるチャンスは減っていきます。
そのポイントを早めに見切る事も必要です。
ただし低水温時など活性が低いときは、同じポイントへ何度も打ち込むと魚がやる気を起こしてきます。
木の被さった渇水の小渓流では、渇水時は特に流芯の幅が狭くなっているため、フライ-リーダー-ラインの置き場所が上手く行かないとすぐにドラッグが掛かってしまいます。
メンディングをするなら下流側(流れの筋に乗せるように)にするほうが有利です。
離れて釣る時には、ドリフトしたい筋にフライとティペットを乗せます。流芯の幅が狭いので難しいです。流芯を横切るようなラインの置き方をするとナチュラルに流せる距離が短くなります。
パラシュートキャストでティペットにスラックを入れられば完璧です。
垂れ下がった枝の下を通してずっと奧までビッグフライを届けるには、離れた位置からサイドキャストでラインスピードを上げなければしっかりとターンしてくれません。
また、逆U字に曲げてティペットを置くと、流芯のフライとリーダーの置かれている流れの流速差が大きくなる為すぐにドラッグが掛かってしまいます。
逆U字にして置くのは、流芯の向こう側へフライを置く場合に有効です。
また、開けていて流芯の流れと他の流れの流速差が少ない無い単調な流れをアップストリームで釣る場合、サイドキャストで上流側にリーチを掛け、逆U字にしたフライの置き方をし、流れをサイドから釣るようなラインの置き方をするとアップクロスから連続してサイド~ダウンまでナチュラルに長く流すことが可能です。
木陰の沢は確かにテレストリアルがたくさん居るので真夏の日中でも釣りになりますが、逆に開けた渇水の渓流は釣り人があまり入らないため穴です。
数は出ないかもしれませんが、たまにやる気のある尺ヤマメが日中でも出ます。
イブニング前のまだ明るい時間帯も、山に日が隠れるあたりからドライに良くなる時があります。
この時間帯は小さめのドライフライのほうが良かったりします。
つい良い気になって自分の体験談まで披露してしまいました。
次は東さんのロッドアクションの項。
ロッドアクションを表現するのに理解しやすい表現方法を検証するあたりは興味ある試みです。
確かにロッドアクションを表現するのにはいろんな言い回しがあるので、確かにちんぷんかんぷんになっちゃう人もほとんどでしょう。
博識な東さんなので、リッツがでてきたり、ジム・グリーンが出てきたり、ラス・ピークが出てきたりと、感心させられます。
リッツがアクションを出すためにヤスリで削ったっていうのは初耳でしたが、とても良く判る気がします。
ロッドアクションは非常にデリケートで、振る人の感性により、合う合わないがあります。
キャスティングしたときに、部分的に硬く感じたり柔らかく感じる部分があったりするのは、ロッドのデザインが悪いか、その人の振り方に合っていないという事になります。
自分も数本のロッドを切りつめて調整し、自分にあったアクションを見いだしてきました。
ロッドデザインはイメージ通りにはなかなかならないものです。
ちなみにTALISMANのSuperSevenは「ファストテーパーのプログレッシブアクションですが、バンブーロッドなのでリカバリースピードは遅くなります。」
これにより、柔軟なティップは魚を弾くことが無いためフッキングも良くバラシが少なく、更に、太めのバットには腰がありますから大物への対応も無理が利きます。
7’7”という長さのバンブーロッドはリカバリースピードが遅く、スローなラインが作りやすいです。
ファストテーパーのため、早いキャスティングをした場合でもウイークポイントが無いため敏感に反応し、ロッドの復元に遅れはなく、キャスターの意志に応じた反応をしてくれるロッドです。
10番の厚巻きスタンダードパターンでもしっかりとターンさせられるアクションです。
長くなりました。最後まで読まれた方、お疲れさまでした。
土曜は仕事で日曜は運動会。
買えるかと思い本や巡りをするも、週末のため月曜になるとの事・・・

そして月曜を迎えやっと購入出来ました!
撮影は津留崎氏。
表紙を飾ったスペントバジャーですが、ハックルファイバーにひと粒の銀色の煌めきを捉えるあたりはさすがプロですね~。
フォーカスはボディーに合わせたと言うことは、スカーレットのクイルに惹かれたのでしょう。
クイルボディーは正統派の8回転。
魚の表紙じゃなくてもこれだけインパクトのある表紙が作れるんですね。
でもこういったパターンを知らない人はどんな印象を受けるのでしょう?
大昔のパターンだと釣れないという印象をもたれている方も多いでしょうが、ちゃんと釣れるんです。
美しいと思われた方は是非チャレンジしてみては。
相当数巻かないとバランス良くなりません。とっても奥が深いです。
マテリアルも吟味しないとなかなか格好良くならないのが難点ですが。
さてさて、中身の方はというと、やはりキャスティングループの美しさに惹かれます。
光と影を上手に利用して見せたいものを際だたせる。
取り込み中の魚にだけピンを合わせる業は毎度のことですが、感心します。
さすがプロの仕事ですね。恐れ入ります!
新藤さんも取材のカメラの前で美しいループを生み出したり、良い型の魚を釣り上げるあたり、さすがですね。
マンネリ化したフライフィッシング界の新鋭として、いよいよ表舞台の主役になるか!
文章も上手にまとめられております。
気になる方は是非購入しましょう!
新藤さんの拘りは自分と一緒です。
釣果ばかりを追い掛けると、フライフィッシングの本来の楽しみが薄くなってしまう為、あえて自分自身にルールを設けています。
それがシステムであったり、道具であったり。
1匹の魚を自分が納得のいくやり方で釣れた時ほど楽しみは増します。
たとえば30匹釣れなくても、キャスティングを楽しみ、手間暇を掛けて巻いたフライを使い、ショートリーダーシステムを駆使して釣る10匹の魚の方が絶対楽しいと思いますのでお勧めします。
数を釣りたいだけのフライフィッシングからの脱却です。
マンネリとなっている貴方、是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
あとは増水と渇水の釣りについても面白いですよ。
さすが名人の仰る言葉には説得力がありますね。
「増水したら岸際へキャスト」まさしくその通りですね。
対岸の岩盤の小さいエグレの際際で10番のドライフライがいきなり消えたら尺ヤマメ。
岩魚は茶色い濁りでも沈めれば釣れるものです。
濃い濁りが入れば魚は非常に浅い場所へ出てきますので、こんなところポイントなの?ていう流れの緩くなった浅い岸際を、近距離のアップストリームウエットで狙うと良いですね。
濁りが入り始め濁りがきつくなる直前もチャンス。
流れ込みの流芯脇のくるぶしほどの水深からのかけ下がりでも、濁りが入れば大物が出ます。
また、普段は魚の出ない大場所はチャンス。巻き返しなどに枯れ葉などが漂い始めているポイントを注意すると尺オーバーがやる気を見せてうろうろするかも。
泡やゴミの流れてくる筋は見逃せません。
でも増水で帰れなくならないように見極めないと遭難しますが・・
増水から減水始め、笹濁りの頃はウエットの方が有利。小渓流でも水深のある長いポイントは対岸にダウンクロスでキャストして、スイングさせると活発に反応します。
普段よりもスイングスピードが速くても積極的にアタックしてくるはずです。
大きなフライが有利で8番や10番のドライフライで釣れますが、弾くような食い方が多いです。
ボディーが高く浮きすぎないように調整してあげれば良いです。
水位が高めでも水が透明になり晴天になれば、ここぞというような絶好のポイントから、真っ昼間に尺ヤマメが10番のドライフライをバッサリと食います。
渇水時の流れだと、餌釣りやルアーの釣り人が敬遠するため、フライの人は先行者を気にせず釣りが出来ます。
キャスティングが上手で離れて釣ることが出きれば、やる気のある魚なら一投目でフライを食います。
プレゼンテーションが完璧なら、10番に3Xリーダーでも問題ありません。
一投目にミス無くプレゼンテーションが出来なければ魚は警戒します。フライに一投目で出なければ居ない場合か、もしくはやる気がない魚が居る場合です。一投目に反応させても喰わせられなければ、2投目、3投目・・とプレゼンテーションが増えるにつれて釣れるチャンスは減っていきます。
そのポイントを早めに見切る事も必要です。
ただし低水温時など活性が低いときは、同じポイントへ何度も打ち込むと魚がやる気を起こしてきます。
木の被さった渇水の小渓流では、渇水時は特に流芯の幅が狭くなっているため、フライ-リーダー-ラインの置き場所が上手く行かないとすぐにドラッグが掛かってしまいます。
メンディングをするなら下流側(流れの筋に乗せるように)にするほうが有利です。
離れて釣る時には、ドリフトしたい筋にフライとティペットを乗せます。流芯の幅が狭いので難しいです。流芯を横切るようなラインの置き方をするとナチュラルに流せる距離が短くなります。
パラシュートキャストでティペットにスラックを入れられば完璧です。
垂れ下がった枝の下を通してずっと奧までビッグフライを届けるには、離れた位置からサイドキャストでラインスピードを上げなければしっかりとターンしてくれません。
また、逆U字に曲げてティペットを置くと、流芯のフライとリーダーの置かれている流れの流速差が大きくなる為すぐにドラッグが掛かってしまいます。
逆U字にして置くのは、流芯の向こう側へフライを置く場合に有効です。
また、開けていて流芯の流れと他の流れの流速差が少ない無い単調な流れをアップストリームで釣る場合、サイドキャストで上流側にリーチを掛け、逆U字にしたフライの置き方をし、流れをサイドから釣るようなラインの置き方をするとアップクロスから連続してサイド~ダウンまでナチュラルに長く流すことが可能です。
木陰の沢は確かにテレストリアルがたくさん居るので真夏の日中でも釣りになりますが、逆に開けた渇水の渓流は釣り人があまり入らないため穴です。
数は出ないかもしれませんが、たまにやる気のある尺ヤマメが日中でも出ます。
イブニング前のまだ明るい時間帯も、山に日が隠れるあたりからドライに良くなる時があります。
この時間帯は小さめのドライフライのほうが良かったりします。
つい良い気になって自分の体験談まで披露してしまいました。
次は東さんのロッドアクションの項。
ロッドアクションを表現するのに理解しやすい表現方法を検証するあたりは興味ある試みです。
確かにロッドアクションを表現するのにはいろんな言い回しがあるので、確かにちんぷんかんぷんになっちゃう人もほとんどでしょう。
博識な東さんなので、リッツがでてきたり、ジム・グリーンが出てきたり、ラス・ピークが出てきたりと、感心させられます。
リッツがアクションを出すためにヤスリで削ったっていうのは初耳でしたが、とても良く判る気がします。
ロッドアクションは非常にデリケートで、振る人の感性により、合う合わないがあります。
キャスティングしたときに、部分的に硬く感じたり柔らかく感じる部分があったりするのは、ロッドのデザインが悪いか、その人の振り方に合っていないという事になります。
自分も数本のロッドを切りつめて調整し、自分にあったアクションを見いだしてきました。
ロッドデザインはイメージ通りにはなかなかならないものです。
ちなみにTALISMANのSuperSevenは「ファストテーパーのプログレッシブアクションですが、バンブーロッドなのでリカバリースピードは遅くなります。」
これにより、柔軟なティップは魚を弾くことが無いためフッキングも良くバラシが少なく、更に、太めのバットには腰がありますから大物への対応も無理が利きます。
7’7”という長さのバンブーロッドはリカバリースピードが遅く、スローなラインが作りやすいです。
ファストテーパーのため、早いキャスティングをした場合でもウイークポイントが無いため敏感に反応し、ロッドの復元に遅れはなく、キャスターの意志に応じた反応をしてくれるロッドです。
10番の厚巻きスタンダードパターンでもしっかりとターンさせられるアクションです。
長くなりました。最後まで読まれた方、お疲れさまでした。
2010.5.18釣行
今日はKさんが遠方から来られるため急遽休みを取って釣りに出かけた。

5/5に撮影した夜桜はいまやすっかりと緑になっていた。
出かけるのが遅かったため、釣り場へは11時半頃に到着した。
気温は20度を超え、ドライフライでバッチリの陽気に思われた。
メイフライ等の羽虫も目に付いたが、思いの外魚の反応が悪い。

今日の初物。とりあえず一安心。

23cm程だが綺麗なヤマメ。
広いプールではライズがあった。

ライズの主をKさんがHit。
他の魚もライズをしており、すぐに釣れそうだったが思いの外苦戦した。
二人で交互に攻めるがなかなかシビア。
手を変え品を変えして、ライズ取りを楽しんだ。

フェザントテールを無視され、スキューズのミディアムオリーブニンフでようやく仕留めた岩魚。

ふと空を見上げると太陽の回りに光の輪が出来ていた。

褐色のメイフライダンが目に付いたので#12のレッドクイルに変えると岩魚が釣れた。
blogUPしてから気が着いたが、先にミディアムオリーブニンフで釣りリリースした岩魚であった。
体の傷が同じ!

もう一匹レッドクイルで釣れた岩魚。

Kさんのバックハンドキャスト。
途中から先行者の足跡が目立ち始め、反応が悪くなった。
少し早いが3時半に納竿した。
正味4時間の釣りでした。型は大きくなかったけれど二人で15匹ほど釣れた。
ガツガツとせずのんびりとした釣行でしたが、お互いの釣りを見ながらとても楽しく過ごすことが出来ました。
Kさん、今日は楽しかったです。ありがとうございました。
PS・Kさんと別れた後、夕方に本流で少しばかり竿を出してみましたが、結局何も釣れませんでした。

5/5に撮影した夜桜はいまやすっかりと緑になっていた。
出かけるのが遅かったため、釣り場へは11時半頃に到着した。
気温は20度を超え、ドライフライでバッチリの陽気に思われた。
メイフライ等の羽虫も目に付いたが、思いの外魚の反応が悪い。

今日の初物。とりあえず一安心。

23cm程だが綺麗なヤマメ。
広いプールではライズがあった。

ライズの主をKさんがHit。
他の魚もライズをしており、すぐに釣れそうだったが思いの外苦戦した。
二人で交互に攻めるがなかなかシビア。
手を変え品を変えして、ライズ取りを楽しんだ。

フェザントテールを無視され、スキューズのミディアムオリーブニンフでようやく仕留めた岩魚。

ふと空を見上げると太陽の回りに光の輪が出来ていた。

褐色のメイフライダンが目に付いたので#12のレッドクイルに変えると岩魚が釣れた。
blogUPしてから気が着いたが、先にミディアムオリーブニンフで釣りリリースした岩魚であった。
体の傷が同じ!

もう一匹レッドクイルで釣れた岩魚。

Kさんのバックハンドキャスト。
途中から先行者の足跡が目立ち始め、反応が悪くなった。
少し早いが3時半に納竿した。
正味4時間の釣りでした。型は大きくなかったけれど二人で15匹ほど釣れた。
ガツガツとせずのんびりとした釣行でしたが、お互いの釣りを見ながらとても楽しく過ごすことが出来ました。
Kさん、今日は楽しかったです。ありがとうございました。
PS・Kさんと別れた後、夕方に本流で少しばかり竿を出してみましたが、結局何も釣れませんでした。
2010.5.16釣行
今日は近場での釣りだったため遅い時間に出発した。
寒さが続いていたが、前日から春めいた陽気になった。

連休が過ぎると田植えが始まる。山里の遅い桜が見頃だった。
現地には10時に到着したが、週中に降った雨の影響で川は増水していた。
開けた本流で釣りをする予定だったが、渡渉が厳しそうに思えたので上流域に足を伸ばした。
支流と分かれると、若干水量は多めだが釣り上がるには問題がなさそうであった。

初めて入る区間であったが、下調べのつもりで入渓することにした。
水量が多めなのでウエットで始めた。

入ってすぐにドロッパーのロイヤルコーチマンに岩魚が掛かった。
気温も上がり羽虫が目立つ。
ライズも時折見掛けるので、ドライに変えた。

ここでは二匹釣れた。

スペントバジャー#14の一投目にヤマメが掛かった。

右岸ギリギリでは岩魚が掛かる。
更に上流へ行くと大物が期待できそうな小滝が現れた。
下流側かドライフライをプレゼンテーションした一投目に、ゆっくりとヤマメが浮かび上がりフライをくわえた。
久しぶりのドライフライで緊張し早アワセになってしまいフッキングできなかった。
その後ドライに反応しないためソーヤーニンフを使いアップストリームで狙ってみたが反応がない。

滝を巻いて岩の上から狙うことにした。
再びドライフライに変えた。
反応が無くウエットに変えると淵の底から何匹ものヤマメが活発に反応してくる。
しかし最初にフライを喰わせられなかったのが原因で後が続かない。
ニンフに変えたりダブルニンフにしたりと手を変えながら岩の上で3時間経過した。

サイトで狙い、ダブルニンフのフェザントテール#16でようやく掛けたヤマメ。
サイズは大きくないが、いろいろと勉強させられた。
ここで一度車に戻り、再び上流へ向かう。
道路と近くなる辺りから再入渓。
ドライフライに変えたが、#12のスピナーでは反応はするもののフライをくわえていない。

#14のコーヒーブレイクにするとすぐにフッキングする。
良いポイントでは同じサイズが面白いくらい反応し、素直にフッキングする。
1時間ほどドライフライを堪能して竿をたたんだ。
今日は良いサイズが釣れていないので、本流でウエットを一流ししてから帰ることにした。
目論んでいたポイントの傍まで来ると、餌釣り師が道路を歩いてくるところに遭遇した。
たぶん自分が狙っていたポイントを釣り終えて上がってきたところだろう。
それでもダメ元で入ってみた。
水量は多かったので大物が出そうな感じであった。
ウエットを流すが、餌釣り師のやったすぐ後なので反応がない。

それでもリードフライのシルバーサルタンにヤマメが掛かった。
この一匹で諦め終了した。
寒さが続いていたが、前日から春めいた陽気になった。

連休が過ぎると田植えが始まる。山里の遅い桜が見頃だった。
現地には10時に到着したが、週中に降った雨の影響で川は増水していた。
開けた本流で釣りをする予定だったが、渡渉が厳しそうに思えたので上流域に足を伸ばした。
支流と分かれると、若干水量は多めだが釣り上がるには問題がなさそうであった。

初めて入る区間であったが、下調べのつもりで入渓することにした。
水量が多めなのでウエットで始めた。

入ってすぐにドロッパーのロイヤルコーチマンに岩魚が掛かった。
気温も上がり羽虫が目立つ。
ライズも時折見掛けるので、ドライに変えた。

ここでは二匹釣れた。

スペントバジャー#14の一投目にヤマメが掛かった。

右岸ギリギリでは岩魚が掛かる。
更に上流へ行くと大物が期待できそうな小滝が現れた。
下流側かドライフライをプレゼンテーションした一投目に、ゆっくりとヤマメが浮かび上がりフライをくわえた。
久しぶりのドライフライで緊張し早アワセになってしまいフッキングできなかった。
その後ドライに反応しないためソーヤーニンフを使いアップストリームで狙ってみたが反応がない。

滝を巻いて岩の上から狙うことにした。
再びドライフライに変えた。
反応が無くウエットに変えると淵の底から何匹ものヤマメが活発に反応してくる。
しかし最初にフライを喰わせられなかったのが原因で後が続かない。
ニンフに変えたりダブルニンフにしたりと手を変えながら岩の上で3時間経過した。

サイトで狙い、ダブルニンフのフェザントテール#16でようやく掛けたヤマメ。
サイズは大きくないが、いろいろと勉強させられた。
ここで一度車に戻り、再び上流へ向かう。
道路と近くなる辺りから再入渓。
ドライフライに変えたが、#12のスピナーでは反応はするもののフライをくわえていない。

#14のコーヒーブレイクにするとすぐにフッキングする。
良いポイントでは同じサイズが面白いくらい反応し、素直にフッキングする。
1時間ほどドライフライを堪能して竿をたたんだ。
今日は良いサイズが釣れていないので、本流でウエットを一流ししてから帰ることにした。
目論んでいたポイントの傍まで来ると、餌釣り師が道路を歩いてくるところに遭遇した。
たぶん自分が狙っていたポイントを釣り終えて上がってきたところだろう。
それでもダメ元で入ってみた。
水量は多かったので大物が出そうな感じであった。
ウエットを流すが、餌釣り師のやったすぐ後なので反応がない。

それでもリードフライのシルバーサルタンにヤマメが掛かった。
この一匹で諦め終了した。
2010.5.8~9釣行
今週末も土日で釣りに出かける。

スミレが目に着いた

今日は雪代残る沢筋へ出かけてみた。
もちろん水中の釣りになる。

最初はウエットでやってみた。すぐさまヤマメが釣れた。
ウエットでもう一匹ヤマメを釣るが、今一つ魚の動きが鈍いようだ。
フライを追い掛けはするが食いつかない状態が目立つ。
試しにと思い、先日Kさんから教えていただいたダブルニンフの釣りをやってみることにした。
といってもマーカーは無しで、ラインでアタリを取る作戦である。
アタリが出やすいように、リーダーは4Xを5ftにした。
リードフライは#12のニンフで、トレーラーは#14のフェザントテールニンフ。

変えてすぐにヤマメが掛かった。
その後も続けざまにヤマメが掛かる。
サイズは6寸弱だが、ラインにはっきりとアタリが出る。
しかし水深のあるポイントではラインの先端が水深50cm程も沈み、そうなるとアタリが判らなくなってしまう。
そこでポイント移動するついでに、リーダーシステムも7ftに変更した。

レッドワイヤを巻いた上側のフライには比較的大きい魚が掛かる。
7ftのリーダーシステムでも全く問題はなくアタリが取れる。
ラインが止まったり、横に持って行かれたり、微妙に流れ方が遅くなったり。
近距離のポイントでは、ラインを持ち上げた状態でもリーダーにはっきりとしたアタリが出る。
怪しいと思ったらアワセてみると、かなりの確率でHitする。

ロッドはTALISMAN SuperSeven7’7”に#5ラインを使用。
マーカーが無いため、ダブルニンフでもキャスティングはそれほど不自由なくできる。

魚がいればほぼ一投目にアタリが出る。

このポイントでは5匹釣れた。

サイズは8寸までしか出なかったが、数はニンフで16匹。
スレ掛かりが5匹ほどあった。
アップストリームニンフの釣りもフライの投入ポイントとラインの置き場所が非常に大切であるようだ。
先日Kさんから伺ったやり方が大変参考になりました。
魚の反応が良かったため練習するには最適な一日でした。
かなり自信が持てるようになりました。
ダブルニンフシステムは荒い流れでも有効であるようですので、もう少し研究してみようと思っています。

この日は翌日の釣行に備えて大移動し、7時過ぎに夕食にした。
茸とコゴミ入りラーメン。
道の駅で朝を迎える。
6時半に待ち合わせなので、朝食を済ませてもまだ時間があったため、原っぱでキャスティング練習をした。
入渓したのは7時半頃。
雪代はほとんど終わりのようだが、自分はニンフで、相棒はドライでスタートした。
ドライにもニンフにも全く反応がない。
相棒は途中ウエットに変えるものの、何度かフライに反応しただけ。
ニンフでもアタリが出たのは数度。
退渓地点に近くなってからようやく相棒のドライに岩魚が釣れた。

このポイントを相棒が先にドライを流すが反応なし。

次に自分がニンフをプレゼンテーションすると、一投目に綺麗にラインにアタリが出て合わせると見事にフッキング。

23cmでしたが綺麗なヤマメでした。

その後も水深のあるポイントで岩魚を二匹追加し、午前の部は終了。
午後は川を変えました。
ドライフライで二人とも釣りをしますが、先行者のすぐ後を釣ったようで全く反応がありません。

葉ワサビを収穫。
自分は小物を1バラシ。
相棒は9寸岩魚を1匹釣って16時に納竿しました。

スミレが目に着いた

今日は雪代残る沢筋へ出かけてみた。
もちろん水中の釣りになる。

最初はウエットでやってみた。すぐさまヤマメが釣れた。
ウエットでもう一匹ヤマメを釣るが、今一つ魚の動きが鈍いようだ。
フライを追い掛けはするが食いつかない状態が目立つ。
試しにと思い、先日Kさんから教えていただいたダブルニンフの釣りをやってみることにした。
といってもマーカーは無しで、ラインでアタリを取る作戦である。
アタリが出やすいように、リーダーは4Xを5ftにした。
リードフライは#12のニンフで、トレーラーは#14のフェザントテールニンフ。

変えてすぐにヤマメが掛かった。
その後も続けざまにヤマメが掛かる。
サイズは6寸弱だが、ラインにはっきりとアタリが出る。
しかし水深のあるポイントではラインの先端が水深50cm程も沈み、そうなるとアタリが判らなくなってしまう。
そこでポイント移動するついでに、リーダーシステムも7ftに変更した。

レッドワイヤを巻いた上側のフライには比較的大きい魚が掛かる。
7ftのリーダーシステムでも全く問題はなくアタリが取れる。
ラインが止まったり、横に持って行かれたり、微妙に流れ方が遅くなったり。
近距離のポイントでは、ラインを持ち上げた状態でもリーダーにはっきりとしたアタリが出る。
怪しいと思ったらアワセてみると、かなりの確率でHitする。

ロッドはTALISMAN SuperSeven7’7”に#5ラインを使用。
マーカーが無いため、ダブルニンフでもキャスティングはそれほど不自由なくできる。

魚がいればほぼ一投目にアタリが出る。

このポイントでは5匹釣れた。

サイズは8寸までしか出なかったが、数はニンフで16匹。
スレ掛かりが5匹ほどあった。
アップストリームニンフの釣りもフライの投入ポイントとラインの置き場所が非常に大切であるようだ。
先日Kさんから伺ったやり方が大変参考になりました。
魚の反応が良かったため練習するには最適な一日でした。
かなり自信が持てるようになりました。
ダブルニンフシステムは荒い流れでも有効であるようですので、もう少し研究してみようと思っています。

この日は翌日の釣行に備えて大移動し、7時過ぎに夕食にした。
茸とコゴミ入りラーメン。
道の駅で朝を迎える。
6時半に待ち合わせなので、朝食を済ませてもまだ時間があったため、原っぱでキャスティング練習をした。
入渓したのは7時半頃。
雪代はほとんど終わりのようだが、自分はニンフで、相棒はドライでスタートした。
ドライにもニンフにも全く反応がない。
相棒は途中ウエットに変えるものの、何度かフライに反応しただけ。
ニンフでもアタリが出たのは数度。
退渓地点に近くなってからようやく相棒のドライに岩魚が釣れた。

このポイントを相棒が先にドライを流すが反応なし。

次に自分がニンフをプレゼンテーションすると、一投目に綺麗にラインにアタリが出て合わせると見事にフッキング。

23cmでしたが綺麗なヤマメでした。

その後も水深のあるポイントで岩魚を二匹追加し、午前の部は終了。
午後は川を変えました。
ドライフライで二人とも釣りをしますが、先行者のすぐ後を釣ったようで全く反応がありません。

葉ワサビを収穫。
自分は小物を1バラシ。
相棒は9寸岩魚を1匹釣って16時に納竿しました。
2010年の桜
2010.5.3~5釣行②
一泊して朝目が覚めたのは4時半。
することが無いので川を偵察に北上してみた。

沢筋で見掛けたカゲロウ
案の定何処の沢も雪代が入り、釣りをするには厳しい状況。
河口でアメマスでも釣れればと思いウエットフライを流してみたが反応無し。

しかし1河川だけ雪代の落ち着いた渓流を見つけた。
初めての沢だったので、流れを見ながら上流を目指すと釣り人を二人ほど見掛けた。
堰堤を幾つか越え、流れが林道と近くなったあたりで竿を出してみる事にした。
水量は落ち着き、ドライフライ向きのように感じたのでドライでやってみることにした。
入りやすい場所なので釣られているのか、今一つ反応が良くない。

やっと岩魚が釣れた。イエローサリーオリジナル#12
30分程やってみたがドライよりもウエットの方が良いのかと思い、一度車に戻りロッドをSupersevenに換え釣り方もウエットに変更した。
ウエットでも反応はなく、どうやら魚が少ないようだ。

ウエットで釣れた岩魚とSuperSeven
魚が少ないようなので、車で上流へ移動。
林道が沢から離れたあたりから再入渓。
昼頃になると羽虫も出始めたのでドライフライにした。
入渓者が比較的少ないのか、下流部よりも魚の反応がある。
数は10匹ほど釣れたがサイズは6寸平均。

堰堤下で釣れた岩魚が一番大きかった。ワイルドキャナリー#12
サイズは思ったほどでもなかったので、少し早めだが退渓することにした。

この日は秋田のきょんさんのオフ会に参加する。
16時集合だったが、ちょうどに到着したらすでにほぼ全員集まり宴会がスタートしていた。
毎年恒例になっているきょんさんのオフ会春の陣ですが、毎度のメンバー以外にも今回は、秋田を代表するフライキャスター集団みなみ会☆☆☆のメンバーの方々や、大館のアーガス代表様など、多彩な顔ぶれでした。
自分は初対面の方々が多かったのですが、同じ趣味の者同士すぐにうち解け、キャスティングの話を中心にフライの話等いろいろとお話しが出来ました。
大館の兄様には秘密フライまで頂戴しました。
翌朝はみなみ会大御所のM.Oさんとよへいさん、Rhoganさんにキャスティングを教えていただきました。
彼らがキャスティングするラインは美しいの一言につきます。
千本振り始め、30ydフルラインフォルスキャストなど幾多の伝説を残している方々です。
良い方々と巡り会えたこと感謝です。
キャスティングにはTALISMAN SuperSeven、Phantomと、電話屋さん所有のHawkEyeとHawkEyeプロトを使いました。
電話屋さん、ロッドをご提供いただきありがとうございました。
TALISMAN RODは名キャスターの方々にも評判良く、ホッとしております。
テントの回収を終え、各自釣り場へと向かいました。
自分はニンフの達人Kさんと入渓場所を相談していると、地元のグランパさんご兄弟が登場し、ポイントを案内頂けるとのお申し出。
ありがたくお願いすることにしました。残雪が林道を塞いでいるところから入る予定でしたが、既に釣り人の車が停まっておりました。
移動時間がもったいないので、車止めから少し下った地点をやってみることに。
今回はKさんのニンフフィッシングを見せていただくことにっておりましたので楽しみにしておりました。
自分はとりあえずドライでやってみることにしました。
入渓者が多いであろうポイントなので期待はしていませんでしたが、すぐにドライに反応がありましたがフッキングせず。
ニンフのKさんとチェンジします。
彼のニンフスタイルはダブルマーカーにダブルニンフシステムです。
アップストリームの釣りで、流れの複雑になった泡だった落ち込みなども積極的に攻めていきます。
かなり頻繁にアワセをしていますが、なかなか針に乗らないようです。
激戦区なので魚もシビアのようです。

それでもしっかりとGet。

すかさずストマックを採ります。

枝の被ったポイントでも果敢に攻めます。
ダブルマーカーダブルニンフシステムでも的確なプレゼンテーションをします。
素晴らしい技術です。
彼はとても研究熱心で、釣りの話をしていると、とても参考になることが多いです。
今回は初めての同行でしたが、アップストリームニンフの釣りを教えて頂けてとても勉強させていただきました。

自分もドライフライでやっと1匹釣れました。とりあえず一安心。
午後は下流部へ移動しました。
下流部でも自分はドライで、Kさんはニンフ。
気温も上がり、ドライに良い感じでしたが、なかな出ません。
何度かフライにアタックするもフッキングまでにいたらず。
4時まで釣りました結局ボーズでした。
それでも、開けたか流れでのドライフライフィッシングは久しぶりだったので楽しかったです。
その後、着替えをしながら、グランパさんとお兄さんと4人でキャスティングや釣りの話などたくさん出来ました。
彼らにもSuperSevenを振っていただきましたが好評でした。
グランパさんのサイドキャストはスロースピードでもスラックの全くないラインがピーンと張り素晴らしいキャスティングでした。
みなみ会恐るべしです。
今回のきょんさんのオフ会ではたくさんの方々と出会うことが出来、とても楽しく充実した二日間でした。
お声を掛けていただいたきょんさん含め、みなさん本当にありがとうございました。
することが無いので川を偵察に北上してみた。

沢筋で見掛けたカゲロウ
案の定何処の沢も雪代が入り、釣りをするには厳しい状況。
河口でアメマスでも釣れればと思いウエットフライを流してみたが反応無し。

しかし1河川だけ雪代の落ち着いた渓流を見つけた。
初めての沢だったので、流れを見ながら上流を目指すと釣り人を二人ほど見掛けた。
堰堤を幾つか越え、流れが林道と近くなったあたりで竿を出してみる事にした。
水量は落ち着き、ドライフライ向きのように感じたのでドライでやってみることにした。
入りやすい場所なので釣られているのか、今一つ反応が良くない。

やっと岩魚が釣れた。イエローサリーオリジナル#12
30分程やってみたがドライよりもウエットの方が良いのかと思い、一度車に戻りロッドをSupersevenに換え釣り方もウエットに変更した。
ウエットでも反応はなく、どうやら魚が少ないようだ。

ウエットで釣れた岩魚とSuperSeven
魚が少ないようなので、車で上流へ移動。
林道が沢から離れたあたりから再入渓。
昼頃になると羽虫も出始めたのでドライフライにした。
入渓者が比較的少ないのか、下流部よりも魚の反応がある。
数は10匹ほど釣れたがサイズは6寸平均。

堰堤下で釣れた岩魚が一番大きかった。ワイルドキャナリー#12
サイズは思ったほどでもなかったので、少し早めだが退渓することにした。

この日は秋田のきょんさんのオフ会に参加する。
16時集合だったが、ちょうどに到着したらすでにほぼ全員集まり宴会がスタートしていた。
毎年恒例になっているきょんさんのオフ会春の陣ですが、毎度のメンバー以外にも今回は、秋田を代表するフライキャスター集団みなみ会☆☆☆のメンバーの方々や、大館のアーガス代表様など、多彩な顔ぶれでした。
自分は初対面の方々が多かったのですが、同じ趣味の者同士すぐにうち解け、キャスティングの話を中心にフライの話等いろいろとお話しが出来ました。
大館の兄様には秘密フライまで頂戴しました。
翌朝はみなみ会大御所のM.Oさんとよへいさん、Rhoganさんにキャスティングを教えていただきました。
彼らがキャスティングするラインは美しいの一言につきます。
千本振り始め、30ydフルラインフォルスキャストなど幾多の伝説を残している方々です。
良い方々と巡り会えたこと感謝です。
キャスティングにはTALISMAN SuperSeven、Phantomと、電話屋さん所有のHawkEyeとHawkEyeプロトを使いました。
電話屋さん、ロッドをご提供いただきありがとうございました。
TALISMAN RODは名キャスターの方々にも評判良く、ホッとしております。
テントの回収を終え、各自釣り場へと向かいました。
自分はニンフの達人Kさんと入渓場所を相談していると、地元のグランパさんご兄弟が登場し、ポイントを案内頂けるとのお申し出。
ありがたくお願いすることにしました。残雪が林道を塞いでいるところから入る予定でしたが、既に釣り人の車が停まっておりました。
移動時間がもったいないので、車止めから少し下った地点をやってみることに。
今回はKさんのニンフフィッシングを見せていただくことにっておりましたので楽しみにしておりました。
自分はとりあえずドライでやってみることにしました。
入渓者が多いであろうポイントなので期待はしていませんでしたが、すぐにドライに反応がありましたがフッキングせず。
ニンフのKさんとチェンジします。
彼のニンフスタイルはダブルマーカーにダブルニンフシステムです。
アップストリームの釣りで、流れの複雑になった泡だった落ち込みなども積極的に攻めていきます。
かなり頻繁にアワセをしていますが、なかなか針に乗らないようです。
激戦区なので魚もシビアのようです。

それでもしっかりとGet。

すかさずストマックを採ります。

枝の被ったポイントでも果敢に攻めます。
ダブルマーカーダブルニンフシステムでも的確なプレゼンテーションをします。
素晴らしい技術です。
彼はとても研究熱心で、釣りの話をしていると、とても参考になることが多いです。
今回は初めての同行でしたが、アップストリームニンフの釣りを教えて頂けてとても勉強させていただきました。

自分もドライフライでやっと1匹釣れました。とりあえず一安心。
午後は下流部へ移動しました。
下流部でも自分はドライで、Kさんはニンフ。
気温も上がり、ドライに良い感じでしたが、なかな出ません。
何度かフライにアタックするもフッキングまでにいたらず。
4時まで釣りました結局ボーズでした。
それでも、開けたか流れでのドライフライフィッシングは久しぶりだったので楽しかったです。
その後、着替えをしながら、グランパさんとお兄さんと4人でキャスティングや釣りの話などたくさん出来ました。
彼らにもSuperSevenを振っていただきましたが好評でした。
グランパさんのサイドキャストはスロースピードでもスラックの全くないラインがピーンと張り素晴らしいキャスティングでした。
みなみ会恐るべしです。
今回のきょんさんのオフ会ではたくさんの方々と出会うことが出来、とても楽しく充実した二日間でした。
お声を掛けていただいたきょんさん含め、みなさん本当にありがとうございました。
2010.5.3~5.5釣行①

秋田に越えるのは今年初。毎年撮影している「雪国」
八戸を7時に出発し、目的地には12時過ぎに到着。
宴会用のニンニクを調達したり、写真を撮ったりしながら向かいます。
途中に渋滞が二度ほどあり、普段よりも時間が掛かりました。
目的地に着くと、想像していたよりも水量が多い様子。
天気もどんよりと曇り、夕方の様。
山もまだ緑が少なく、まだ早春といった感じなのでウエットフライで釣ることにした。
緩い流れをアップストリームで流すと岩魚がフライを追い掛けはするが、食いつくところまでなかなか行かない。
何度もそのような場面があった。

釣り上がっていると、ポツポツと茸が目に入る。
少量なら採らないでも良いが、結構あちらこちらに見えるものだから、竿をほっぽりだしてキノコ採りに精を出す。

最初に釣れたヤマメはドロッパーのロイヤルコーチマンで。

ヒラタケも発見。

本日2匹目のヤマメ。こちらはリードフライのシルバーサルタン。
結局この日は、もう1匹結構良いサイズを掛けたが取り込み中にばらしてお終い。
4時には川から上がった。
時間が早いので明日の下見に別な水系の沢を偵察に行ってみた。
こちらも水量が多く厳しそう。

明るいうちに晩飯を食べることにして、夕暮れの林道でラーメンを煮る。

ユキノシタと葉ワサビ入りみそラーメン。
この日は旧小学校跡地で宿泊。
2010.5.2釣行
今日も風が強い一日だった。
遠出せずに近場の渓流に出かけた。

川はすっかり雪代が終わり平水になっていた。
ドライフライで申し分ない状況かもしれないが、今日はウエットメインで行くことにした。
前日のものと思われる足跡がはっきりと残っていたので不安だった。
魚が居れば反応があるものの警戒した出方で、なかなかフライをくわえようとはしない。

小ヤマメを何匹か釣った後、ようやくまともなサイズが釣れた。落ち込みの中でドロッパーフライを捉えた9寸岩魚。

淵の巻き込みから流し込んで釣れた8寸弱のヤマメ。

同じポイントで泡の下まで送り込むと岩魚が釣れた。

ドロッパーに来る魚が多い。

午後は本流へ移動した。
アップストリームで釣り上がる。何度かドライフライに出るようにライズするがフッキングが悪い。

瀬をダウンで流すと反応が良く、太ったヤマメが釣れる。
ダウンクロスだと積極的にアタックするがフッキングが悪い。

ダウンクロスでアプローチ。

最初に釣れたのは9寸岩魚。
何度か反応するがフッキングせず。
開きで小ヤマメを1匹追加したところで納竿した。
風は強かったものの春らしい一日で、のんびりペースの釣りをした。
遠出せずに近場の渓流に出かけた。

川はすっかり雪代が終わり平水になっていた。
ドライフライで申し分ない状況かもしれないが、今日はウエットメインで行くことにした。
前日のものと思われる足跡がはっきりと残っていたので不安だった。
魚が居れば反応があるものの警戒した出方で、なかなかフライをくわえようとはしない。

小ヤマメを何匹か釣った後、ようやくまともなサイズが釣れた。落ち込みの中でドロッパーフライを捉えた9寸岩魚。

淵の巻き込みから流し込んで釣れた8寸弱のヤマメ。

同じポイントで泡の下まで送り込むと岩魚が釣れた。

ドロッパーに来る魚が多い。

午後は本流へ移動した。
アップストリームで釣り上がる。何度かドライフライに出るようにライズするがフッキングが悪い。

瀬をダウンで流すと反応が良く、太ったヤマメが釣れる。
ダウンクロスだと積極的にアタックするがフッキングが悪い。

ダウンクロスでアプローチ。

最初に釣れたのは9寸岩魚。
何度か反応するがフッキングせず。
開きで小ヤマメを1匹追加したところで納竿した。
風は強かったものの春らしい一日で、のんびりペースの釣りをした。