ニンフの釣りについて
ニンフ釣りは今まで敬遠していたけれど・・

太平洋側の川は川底に石が無く、樋のような流れで押しの強い流れが多い。
川底に定位している魚にはドライやウエットでは不利である。
そこでこのような落差のない川を釣るためにニンフを始めてみる気になり、昨年9月からニンフフィッシングに挑戦してみた。
最初はレッドワイヤを仕込んだ重たいニンフをトレーラーで使ったり、マーカーも試してみた。
しかしキャスティングが不自由になるのがどうしても我慢ならない。
しかもマーカーを使うことに対して抵抗感は拭えない。
そこで年末にフランク・ソーヤーのスタイルを研究してみた。
フランク・ソーヤーのニンフフィッシングはアップストリームの釣りで、ニンフフライは鉛は使わず、極細のカッパーワイヤーのみで重みを付ける。
細めのボディーに仕上げ、沈みを良くしている。
OFFシーズンにはソーヤーニンフとして有名な、フェザントテールニンフ・スウェーディッシュ・キラーバグを巻いた。
アップストリームのウエットフライと同じ要領だろうことは想像できた。
3月解禁からの釣行はニンフとウエットで釣りをした。
ソーヤーニンフは軽いためキャスティングには支障がなかった。

アップストリームで落ち込みにキラーバグをキャストした。
流れ下るフライラインが上流に引き込まれ、はっきりとしたアタリがでた。

キラーバグで3匹のヤマメを釣った。
落ち込みのようなポイントであれば、フライを沈めるのは容易かったが、平坦な流れではアップストリームに投げても思ったより沈まないという事が判った。

キラーバグの効果を試すために管理釣り場でも試してみた。
沈下速度の速いビーズヘッドの方が食いはよいのだが、ゆっくりとサスペンドしながらのキラーバグには興味をもって近づくだけ。そこで少し動きを与えると猛然と鱒が襲いかかる。
ソーヤーの言う、魚の目の前でロッドを煽ると魚が釣れるというのは本当だった。
その後の渓流釣行もニンフとウエットを半々で釣りをした。
どちらが有利か試したかったからだ。
水量の多い川では、ソーヤーニンフでは底まで沈みきれず、ビーズヘッドニンフやレッドワイヤーを巻いたニンフも使ってみた。
アップストリームといえどもフライラインの抵抗によって沈みが悪くなり底が取り辛く、思ったポイントへ届かせるためにはラインをできるだけ水の上に置かないような至近距離のアウトリガースタイルが有利だった。
完全に餌釣りと同じである。
ならば水量の少ない渓流域はどうかというと、今度は複雑な流れにより、思ったようなドリフトが出来ない。
しかもフライサイズは小さいし、ウエットよりもアピール度が少ないように感じてしまう。
速い流れの底に早く沈めようとすれば、アウトリガースタイルに歩があるものの、静かな流れであればアップストリームでイメージ通りのドリフトは可能であった。

静かなプールをアップストリームで釣る。
ウエットと同じく、ラインにはっきりとしたアタリがでてフェザントテールニンフをくわえた。
渓流を釣るとウエットフライの方が明らかに有利に思える。
ウエットフライはいろいろな流しかたが出来る。誘えることが最大の利点である。
しかもドロッパーとリードフライを使うことにより、更に効果が大きくなる。
水面のフライと水中のフライが異なる層で魚を誘う。
ウエットフライの魅惑的な泳ぐ姿が魚を挑発するのだとあらためて判る。

この日はウエットの方が釣れた。渓流域ではウエットフライの方が有利であると確信した。
チョークストリームとフリーストーンの違いはあるようだ。
生息する餌となる虫の生態や、それにあわせ、魚の行動も変わってくるだろう。
フランク・ソーヤーは、エイヴォン川の鱒釣りでニンフが良くなるのは7月からと言っている。
ライズしている魚や、水中で捕食している鱒を見つけてから、アップストリームで釣るのが英国のルールであるらしい。
ソーヤースタイルの釣りは、水面や水中で捕食している魚に対しての釣りに絞られているのではと気が着いた。
自分が今までやってきた早秋の釣りは明らかに状況が違う。
ならばサイトの釣りで試してみようと、やっと春らしい陽気になってきた日に出かけてみた。

このプールで浮いているヤマメを発見。
フェザントテールニンフを渕尻から7m程のプレゼンテーション。
1投目反応なし。
2投目は少し上流側へ投げた。魚が居る辺りを過ぎても反応がないため、少しロッドを煽ってみたところラインが引き込まれた。

それにしてもフェザントテールニンフはすぐに壊れる。
リリースした後は、流れ込みにフライをプレゼンテーションしてみた。
ラインが停まるが、半信半疑のアワセをしたためフッキングが浅く外れてしまった。
その後はブラインドの釣りで同じような静かなプールを釣るも反応がない。
ウエットに切り替えて釣り上がると、少ないながらも魚は反応する。
やはり日本の渓流はウエットの方が向いているようだ。
今日時点での見解は、ソーヤースタイルのニンフィングは、ライズしている魚に対してのドライフライの釣りと同じではないかと思われる。
サイトでの釣りはドライでも相当面白いのは確かだ。
ライズしている魚に気付かれないように、確実なプレゼンテーションが必要なので、とても神経を使うし、だから集中できる。
ドライフライと違い、ニンフフライを水中で確認することは至難であろうから、水中の鱒の挙動や、フライラインやリーダーの動きで魚がフライをくわえたことを感じなければならない。
そこがまたニンフフィッシングの醍醐味かもしれない。
シャルル・リッツがソーヤーのニンフィングを「フライフィッシング技術の頂点である」と言ったのも頷ける。
ソーヤー流のニンフィングを日本でやろうと思えば、サイトでの釣りになるでしょう。
それがソーヤーニンフの強みであろうからです。
冒頭に言ったような、押しの強い流れでも捕食している魚を見つければ、ソーヤースタイルも十分通用すると思われます。
しかし、底に沈んだ魚を釣るには、チェコニンフスタイルや、ダブルニンフスタイルに歩があるでしょう。
自分は今後もニンフの釣りをするならソーヤースタイルのニンフフィッシングを楽しんでいこうと思います。
きっとスリリングに違いありません。
また、より表層を狙うスキューズニンフにも興味を持ちました。
釣果よりも、フライフィッシングの歴史や技術を思考しながら、魚との出会いを楽しみたいと思っています。
自分のフライフィッシングは、キャスティングが楽しめる事が大前提だと言うことが、ニンフフィッシングを通して再認識できました。
今までもスタンダードパターンのフライにこだわってきたし、ロングリーダーも使わずに極力技術でカバーするような釣りをして来ました。
たくさん釣りたいならいろんな方法があるでしょう。
でもそこまでは求めません。
自分が満足するには納得のいく釣りが必要なのです。
多くを望まずとも、会心の釣り方で一匹の魚と出会いたい。
自分のフライフィッシングは痩せ我慢の釣りなのかもしれません。
なのでこれからも痩せ我慢をしながらでも、キャスティングを楽しみ、自分の好きなフライを使い、イメージ通りの釣りができれば満足です。
FIN

太平洋側の川は川底に石が無く、樋のような流れで押しの強い流れが多い。
川底に定位している魚にはドライやウエットでは不利である。
そこでこのような落差のない川を釣るためにニンフを始めてみる気になり、昨年9月からニンフフィッシングに挑戦してみた。
最初はレッドワイヤを仕込んだ重たいニンフをトレーラーで使ったり、マーカーも試してみた。
しかしキャスティングが不自由になるのがどうしても我慢ならない。
しかもマーカーを使うことに対して抵抗感は拭えない。
そこで年末にフランク・ソーヤーのスタイルを研究してみた。
フランク・ソーヤーのニンフフィッシングはアップストリームの釣りで、ニンフフライは鉛は使わず、極細のカッパーワイヤーのみで重みを付ける。
細めのボディーに仕上げ、沈みを良くしている。
OFFシーズンにはソーヤーニンフとして有名な、フェザントテールニンフ・スウェーディッシュ・キラーバグを巻いた。
アップストリームのウエットフライと同じ要領だろうことは想像できた。
3月解禁からの釣行はニンフとウエットで釣りをした。
ソーヤーニンフは軽いためキャスティングには支障がなかった。

アップストリームで落ち込みにキラーバグをキャストした。
流れ下るフライラインが上流に引き込まれ、はっきりとしたアタリがでた。

キラーバグで3匹のヤマメを釣った。
落ち込みのようなポイントであれば、フライを沈めるのは容易かったが、平坦な流れではアップストリームに投げても思ったより沈まないという事が判った。

キラーバグの効果を試すために管理釣り場でも試してみた。
沈下速度の速いビーズヘッドの方が食いはよいのだが、ゆっくりとサスペンドしながらのキラーバグには興味をもって近づくだけ。そこで少し動きを与えると猛然と鱒が襲いかかる。
ソーヤーの言う、魚の目の前でロッドを煽ると魚が釣れるというのは本当だった。
その後の渓流釣行もニンフとウエットを半々で釣りをした。
どちらが有利か試したかったからだ。
水量の多い川では、ソーヤーニンフでは底まで沈みきれず、ビーズヘッドニンフやレッドワイヤーを巻いたニンフも使ってみた。
アップストリームといえどもフライラインの抵抗によって沈みが悪くなり底が取り辛く、思ったポイントへ届かせるためにはラインをできるだけ水の上に置かないような至近距離のアウトリガースタイルが有利だった。
完全に餌釣りと同じである。
ならば水量の少ない渓流域はどうかというと、今度は複雑な流れにより、思ったようなドリフトが出来ない。
しかもフライサイズは小さいし、ウエットよりもアピール度が少ないように感じてしまう。
速い流れの底に早く沈めようとすれば、アウトリガースタイルに歩があるものの、静かな流れであればアップストリームでイメージ通りのドリフトは可能であった。

静かなプールをアップストリームで釣る。
ウエットと同じく、ラインにはっきりとしたアタリがでてフェザントテールニンフをくわえた。
渓流を釣るとウエットフライの方が明らかに有利に思える。
ウエットフライはいろいろな流しかたが出来る。誘えることが最大の利点である。
しかもドロッパーとリードフライを使うことにより、更に効果が大きくなる。
水面のフライと水中のフライが異なる層で魚を誘う。
ウエットフライの魅惑的な泳ぐ姿が魚を挑発するのだとあらためて判る。

この日はウエットの方が釣れた。渓流域ではウエットフライの方が有利であると確信した。
チョークストリームとフリーストーンの違いはあるようだ。
生息する餌となる虫の生態や、それにあわせ、魚の行動も変わってくるだろう。
フランク・ソーヤーは、エイヴォン川の鱒釣りでニンフが良くなるのは7月からと言っている。
ライズしている魚や、水中で捕食している鱒を見つけてから、アップストリームで釣るのが英国のルールであるらしい。
ソーヤースタイルの釣りは、水面や水中で捕食している魚に対しての釣りに絞られているのではと気が着いた。
自分が今までやってきた早秋の釣りは明らかに状況が違う。
ならばサイトの釣りで試してみようと、やっと春らしい陽気になってきた日に出かけてみた。

このプールで浮いているヤマメを発見。
フェザントテールニンフを渕尻から7m程のプレゼンテーション。
1投目反応なし。
2投目は少し上流側へ投げた。魚が居る辺りを過ぎても反応がないため、少しロッドを煽ってみたところラインが引き込まれた。

それにしてもフェザントテールニンフはすぐに壊れる。
リリースした後は、流れ込みにフライをプレゼンテーションしてみた。
ラインが停まるが、半信半疑のアワセをしたためフッキングが浅く外れてしまった。
その後はブラインドの釣りで同じような静かなプールを釣るも反応がない。
ウエットに切り替えて釣り上がると、少ないながらも魚は反応する。
やはり日本の渓流はウエットの方が向いているようだ。
今日時点での見解は、ソーヤースタイルのニンフィングは、ライズしている魚に対してのドライフライの釣りと同じではないかと思われる。
サイトでの釣りはドライでも相当面白いのは確かだ。
ライズしている魚に気付かれないように、確実なプレゼンテーションが必要なので、とても神経を使うし、だから集中できる。
ドライフライと違い、ニンフフライを水中で確認することは至難であろうから、水中の鱒の挙動や、フライラインやリーダーの動きで魚がフライをくわえたことを感じなければならない。
そこがまたニンフフィッシングの醍醐味かもしれない。
シャルル・リッツがソーヤーのニンフィングを「フライフィッシング技術の頂点である」と言ったのも頷ける。
ソーヤー流のニンフィングを日本でやろうと思えば、サイトでの釣りになるでしょう。
それがソーヤーニンフの強みであろうからです。
冒頭に言ったような、押しの強い流れでも捕食している魚を見つければ、ソーヤースタイルも十分通用すると思われます。
しかし、底に沈んだ魚を釣るには、チェコニンフスタイルや、ダブルニンフスタイルに歩があるでしょう。
自分は今後もニンフの釣りをするならソーヤースタイルのニンフフィッシングを楽しんでいこうと思います。
きっとスリリングに違いありません。
また、より表層を狙うスキューズニンフにも興味を持ちました。
釣果よりも、フライフィッシングの歴史や技術を思考しながら、魚との出会いを楽しみたいと思っています。
自分のフライフィッシングは、キャスティングが楽しめる事が大前提だと言うことが、ニンフフィッシングを通して再認識できました。
今までもスタンダードパターンのフライにこだわってきたし、ロングリーダーも使わずに極力技術でカバーするような釣りをして来ました。
たくさん釣りたいならいろんな方法があるでしょう。
でもそこまでは求めません。
自分が満足するには納得のいく釣りが必要なのです。
多くを望まずとも、会心の釣り方で一匹の魚と出会いたい。
自分のフライフィッシングは痩せ我慢の釣りなのかもしれません。
なのでこれからも痩せ我慢をしながらでも、キャスティングを楽しみ、自分の好きなフライを使い、イメージ通りの釣りができれば満足です。
FIN
2010.4.25釣行

今日は三陸沿岸の河川を狙う。
途中でサーファーを発見したのでしばし写真撮影。

サクラマス狙いでダブルハンドを振ってみた。
全く反応無し。

雪代明けの小河川。

今日の初物。

この川は放流実績がない為、純天然物。
2時までやったが魚影が薄い。
深追いせずに川を変える。

今日の初岩魚。
割と魚影が濃いようだが、フッキングしなかったりバレたりの連続。
4時頃に雨が降り出してきた為終了。
良いサイズは釣れなかったが春らしい一日の釣りでした。
2010.4.24釣行
2010.4.18釣行

本流で大鱒狙いでしたが・・・昨夜から朝まで雨が降り続きました。折角の週末なのに出かける前から戦意喪失です。
遠出する気にもならず地元の本流で釣りをすることにしました。
水量は高めだが幸いと濁りは問題なく釣れそうな感じ。
何カ所かポイントを渡り歩いて1度アタリがあったのみ。
時折お日様も見えたりして期待した。
しかし昼近くなると冷たい風が強くなってきた。
1時過ぎにポイント移動すると雨が降り始めた。
本流に見切りを付け、帰りがてら渓流を見て回ることにした。
雪代で真っ茶色の所もあれば、笹濁りの川もあり。
3時頃から少しだけ竿を振ってみた。
手のひらサイズの小ヤマメが1匹掛かった。
しかしそれだけ。
釣れそうな感じだったがアタリも無し。
今年は何処に行っても魚が薄い感じがする。
2010.4.11釣行

蝶も見掛けるようになった。
前日の歓送迎会の後遺症が残る日曜の朝。
貴重な休みなので釣りに出かけてはみたが遠出する気が起こらず、近場の里川巡りになった。
気温は上がったが風が強い。
標高の低い山から流れる川でも雪代が入っている。
釣りにならないほどの濁りではないのだが、水温が低いためかライズも見あたらない。
3月に魚影が見えたポイントへ移動するも、大分釣られたようでほとんど魚影が見えない。
上流へ移動しながら何カ所か釣るが、水量が多くちょうど良い流れが少なくなっている。
強風とあまりの反応のなさに呆れ、昼寝を決め込むことにした。
1時間ほどして釣友からの電話で起こされる。
先日同じ川でヤマメが数釣れたとのことで目が覚めた。

護岸の上から釣ってヤマメが釣れた。抜き上げた途端針が外れ地面に落下したため魚体はゴミだらけ。
1枚だけ写真を撮って手早くリリース。
その後は護岸から降りアップストリームのニンフ釣りをすると、更に小さいヤマメが1匹釣れた。
一区切り釣ってから、帰りがてら下流域へと戻る事にした。
大場所に絞って一振りしてみたが何も起こらず、止めようと思っていたら地元の子供達が近寄ってきた。
「フライ釣りを教えてください」と小五の男の子が声を掛けてくる。
興味があるようなので教える気になった。
川岸に生えていた竹を鉈で切り、即席の釣り竿をこさえた。
ラインは予備用に持って歩いているお古のWF-4Fラインを竿の長さと同じくらいに切って、竹竿の先の節の下に結わえた。
0Xの釣り糸を50cm程フライラインの先につなぎ、この時期には似つかわしくないフライなのだが、練習用に浮かんで見えやすい#10のドライフライを結んだ。

ロッドとラインが短い為キャスティングはそれなりに出来た。
早い流れに揉まれ沈んだドライフライがウエットフライと同じように水中でスイングするのにつられ、二度魚が反応した。

釣りに興味を持ったのは声を掛けてきた小五の子だけで、後の子供達はそれぞれに遊んでいた。
それにしても護岸ギリギリに立っているのをみると落ちそうで冷や冷やした。
注意しても気にしない素振りをみると慣れているのだろう。
自分も含め昔の子供達は自然の中で、自由に遊んでいたものだ。
何処までが安全でどこからが危険かというのは、友達や年上がやっているのをみて、自分も体験しながら少しずつ覚えた。
脇目もふらず釣りをするもの、枝を使って戦いごっこをするもの、草むらを熱心にのぞき込むものなどそれぞれ思い思いに遊んでいる。今もこんな子供達が居るのをみて心が温かくなった。
しかしこの中の一人の子が携帯ゲームを取り出してやり始めた。
「?」複雑な心境になる。
5時半に彼らに挨拶をして帰宅した。
小五の子はどんな大人になるだろうか?
今日の出来事が彼にどの程度影響を与えたかは判らないが、釣りキチ三平のようになることを少し期待していたりもする。
満足する釣果ではなかったが、最後の出会いですがすがしい一日だった気がした。
2010.4.4釣行

陽光を受けここぞとばかりに輝きを増す福寿草。
ようやく春らしくなってきた。それでも気温は6度位だろう。
この日はウエットフライの達人Hさんと渓流の釣りをした。

早春の森へ分け入る。

僕は初めての渓をHさんに案内していただいての釣行でした。

小渓流にも関わらずHさんは9’9”のロッドを巧みに操る。

ショートストロークでスロースピードラインでのソフトプレゼンテーションを完璧にこなす。

今日の僕の初物。

岩魚っぽく見えますが今日最大のヤマメ25cm。

巻き返しの白泡の中から飛び出た、産卵の回復もままならない痩せたメス。
ドロッパーのロイヤルコーチマン#10で。

岩魚もまだ細い。
夕方4時半頃まで釣りをしました。
水温も低かったため、魚の活性は今一つといった感じ。
ウエットフライに反応はするものの、食いつくところまで行かなかったり、浅いフッキングのため途中で針が外れたりしたことも多々あった。
それでも結構な数の魚と出会うことが出来、また、Hさんといろいろな話が出来、とても有意義な一日を過ごすことが出来ました。
Hさん、素晴らしい流れをご案内いただき、また、いろいろとご教示いただきありがとうございました。
また次回宜しくお願いいたします。