09.8.29~30釣行
土日連休で釣り。

帰り道に車道に佇んでいたフクロウを発見。
車を止めたところ道路脇の樹に飛び立って留まった。
フクロウとは初めての遭遇でした。
前日の雨は思いの外、降ったようだ。
沢筋に逃げて釣りをする。

今日の初物。
雨により好条件かと思われたが、以外と反応が悪かった。

川を変えてみたところ、先程の川よりは幾分良さそうな感じ。

秋色の山女魚。
夕方まで釣りをしたがパッとしない釣果だった。
車中泊し、翌朝は別な水系へ大移動する。
川幅のある渓流へ8時から入る。
水量は若干高めで期待できそうな感じ。

静かなプールで20ydのプレゼンテーション。目標の岩盤際へ一発で決まる。
2秒後に#10のワイルドキャナリーが静かに吸い込まれた。
尺を期待したが、25cm程だった。

2匹目も淵の張り出た岩盤際へ20ydのプレゼンテーションが一投で決まる。
こちらも2秒後に#10ワイルドキャナリーが吸い込まれ、モワりと水面が揺らいだ。
大物を確信し、遅アワセをくれると確かな手応え。

鮮やかなオレンジが美しい。
11時過ぎまで釣りをしてから別な川へ移動。
昼過ぎから釣りを開始。
状況は良さそうだったが淵は静まりかえって反応が無く、瀬からは岩魚が活発にフライをくわえる。
ヤマメは1匹だけで岩魚三昧。

ワイルドキャナリー#10

ジャシッド#10

スペックルドセッジ#8

本日ラストの魚は色が綺麗なイワナだった。

うっすらと淡いブルーに縁取られたオレンジの点々が美しい
一日目は釣り仲間とスピーディーな釣りをし、二日目は一人でのんびりと釣り歩いた。
今年は梅雨明けもなく夏らしい日もないまま秋が訪れた。
昨年は残暑で9月中旬まで秋の気配を感じなかったが、今年はまだ8月だというのに既に秋の気配。
ヤマメも色づいて、初秋の渓は少しばかり寂しさを感じる。
渓流シーズンも残すところ後僅かですね。

帰り道に車道に佇んでいたフクロウを発見。
車を止めたところ道路脇の樹に飛び立って留まった。
フクロウとは初めての遭遇でした。
前日の雨は思いの外、降ったようだ。
沢筋に逃げて釣りをする。

今日の初物。
雨により好条件かと思われたが、以外と反応が悪かった。

川を変えてみたところ、先程の川よりは幾分良さそうな感じ。

秋色の山女魚。
夕方まで釣りをしたがパッとしない釣果だった。
車中泊し、翌朝は別な水系へ大移動する。
川幅のある渓流へ8時から入る。
水量は若干高めで期待できそうな感じ。

静かなプールで20ydのプレゼンテーション。目標の岩盤際へ一発で決まる。
2秒後に#10のワイルドキャナリーが静かに吸い込まれた。
尺を期待したが、25cm程だった。

2匹目も淵の張り出た岩盤際へ20ydのプレゼンテーションが一投で決まる。
こちらも2秒後に#10ワイルドキャナリーが吸い込まれ、モワりと水面が揺らいだ。
大物を確信し、遅アワセをくれると確かな手応え。

鮮やかなオレンジが美しい。
11時過ぎまで釣りをしてから別な川へ移動。
昼過ぎから釣りを開始。
状況は良さそうだったが淵は静まりかえって反応が無く、瀬からは岩魚が活発にフライをくわえる。
ヤマメは1匹だけで岩魚三昧。

ワイルドキャナリー#10

ジャシッド#10

スペックルドセッジ#8

本日ラストの魚は色が綺麗なイワナだった。

うっすらと淡いブルーに縁取られたオレンジの点々が美しい
一日目は釣り仲間とスピーディーな釣りをし、二日目は一人でのんびりと釣り歩いた。
今年は梅雨明けもなく夏らしい日もないまま秋が訪れた。
昨年は残暑で9月中旬まで秋の気配を感じなかったが、今年はまだ8月だというのに既に秋の気配。
ヤマメも色づいて、初秋の渓は少しばかり寂しさを感じる。
渓流シーズンも残すところ後僅かですね。
Aさんのアマゴ37cm

静岡の達人Aさんからまたまた大アマゴの写真が届きました。
増水の引き際を狙って釣ったようです。
3Xリーダーにワイルドキャナリー#10で釣り上げた37cmのアマゴです。
大物狙いに徹したドライフライシステムは全国的に通用しますね。
このシステムを使いこなせるのは全国でも少数の方でしょう。
キャスティング・プレゼンテーション・ナチュラルドリフトを完璧にこなせなければ、このシステムを使いこなすことはできません。
お見事!
09.8.23釣行

初めての渓で
今日は風が強い一日だった。
何処の川に行くかも決めかねていた。
峠越えの最中に虫取りの誘惑に駆られ、あちらこちらと木を物色した。
ミヤマのメスを1匹見つけただけだった。
なんだかんだで10時になり、行き場所を何処にしようか迷いながら、遅くなりついでに初めての渓を開拓することにした。
気温は28度まで上がったが、風は秋の気配。
自分的には釣れそうな感じがしない日である。
台風のような生温い風であれば歓迎するところなのだが。
たんぼ道を進むと行き止まりになる。
川はゴーロ状で、東北には珍しく樹木が迫り出していない。
なかなか反応が無く不安になるが、木陰になった場所から反応が出始めた。

初めての渓で釣れた2匹目の岩魚
魚が居たことが確認できたので、上流部へ移動するものの、林道が川から離れてしまい入渓地点が見つけられない。
なんとかたどり着くと伏流のためか取水のためか判らないが、水量が激減し釣りを断念。
更に上流が気になったが、次回の楽しみにすることにした。
その後は2河川を回ったが、どうも竿を出す気が起こらずに、朝の方向に逆戻りする。

夕方5時に100m程の区間で竿を出す。
まあまあのサイズが1匹だけ釣れた。
握るとお腹がゴツゴツとしてかなり飽食している様子。
その後は数年前に知人を案内した際、32cmのヤマメが釣れた場所へ移動。
到着したのは6時を少し回った頃。
渓の中は夕暮れが早いので、偏光グラスは外して入る。
目論んでいたポイントに着いた途端大粒の雨が降り出した。
8番のセッジを淵に落とすとすぐに反応があり、釣れた。

予定より控えめサイズだった。
これにて終了。
一日あちこちと彷徨いただけで、竿を出した時間はトータルで4時間ほどだった。
09.8.14~15二人旅(編集中)
お盆休みで14日から15日に掛けて、10歳の娘と二人でキャンプに出かけることにした。
実は昨年も二人でキャンプに出かけたが、運悪く台風と重なったため延期になってしまってそれ以来である。
朝8時半に自宅を出発した。
途中、車の前を突然カモシカが横切った。
これから起きる楽しい旅の予兆かもと、娘と二人ワクワクする。

青森との秋田の県境付近にある湧き水を飲む。
この水は大湯川へと流れ込む。
ここの水は名水のようで、水を汲みに訪れる人は多い。

大湯川の上流部にある銚子の滝。
増水のため、もの凄い水しぶき。
一瞬で濡れてしまう程。
ここは禁漁区。

大湯温泉の温泉街にある蕎麦屋さん「満月」でブランチ。
到着してすぐに、娘が携帯を落としたと言い出し、たぶん銚子の滝だろうということで一端逆戻り。
再び満月に舞い戻る。
大湯温泉には蕎麦のおいしいお店が何店舗かあるらしく、ここ満月もその一つらしい。
八戸の友人二人から聞いていたので是非立ち寄りたいと常々思っていた。

自分は大ざるを注文。
評判通りの味でした。

娘はとろろ蕎麦を注文。
その後はのんびりと車を走らせ、小坂方面へ向かう。
今日の目的地は小坂町を流れる小坂川の源流部。
ここには奧々八九郎温泉という野湯が沸いている。
ここが今回の目的地。
天然温泉に入って野宿するのが今回のテーマ。
最近はTVなどで紹介されているため、見物客も非常に多くなったらしい。
ボクが初めて訪れたのは、22~3年も前のこと。
その頃は荒涼とした感のある赤土の地面から湯気が出ているくらいで、溜まりも足を入れるくらいの広さで、人が入れる様な深さは全くなかったと記憶している。
その後も何度か訪れているが、人が入れるようになったのはここ10年位のものではないだろうか。
温泉に入る前に幕営地を探しに車であちこち見て回る。
温泉傍の渓流は山女魚岩魚が混成しているが、藪沢の為6ft~せいぜい7ft位までが使いやすい。今回は増水もあり、ポイントは完全に潰れていたし、お盆のため殺生は禁忌。
しかしこの辺りの小沢で魚を釣るよりは、もっと下流部で幅広の魚を相手にしたいものだ。

湯溜まりは幾つかあるが、この湯溜まりからだけボコボコとお湯が沸き出している。
温度は少し熱めといった感じだが、薄めずにそのまま入浴できる。
他に4つ程、大きさや深さの異なる湯溜まりがあり、そちらの方が温い。

夕暮れは虻が猛威を振るう。
虻に刺されるのを気にしていたら入ることができない。
当然娘はパス。自分だけ入る。
さっぱりとした後は急いで焚き火と夕食の準備をする。
晩ご飯は飯盒で炊いたご飯と、みそ汁、牛バラ焼きとキムチにところてんと冷や奴。
先日の源流行に比べればなんとお粗末・・
今更ながら三吉サンには感謝ですね。

翌朝6時に起きてビックリ!
愛車Sグランドのタイヤがぺしゃんこではないか!
がっかりだけれど落ち込んでいられない。
タイヤ交換にあっちこっちのドアを開けたり締めたりしているうちに娘も何事かと目を覚ました。
無事タイヤ交換を終えてから、温泉卵を作るために野湯までひとっ走りする。
湯溜まりに生卵を沈めてから幕営地に戻り、朝飯の支度をする。
朝飯は更に質素に、残りご飯に残りのみそ汁を入れた雑炊。
それにキムチ。
腹が減ってればこれだけでも美味い。
食後はインスタント粉末のロイヤルミルクティー。
後かたづけを澄ませてから、野湯に向かう。
今日は天気が良くなりそうだ。
昨日とはうって変わりお日様が出て気持ちの良い朝。

朝のうちはまだ虻が少ないので娘も入ることに。
この溜まりは底から水が湧いており、足元ががヒヤッとして気持ち良い。
全体の温度は温め。

1時間浸けておいた卵。
ランチが楽しみ。

温泉に水を飲みに来ていたミヤマカラスアゲハ。
風呂から上がり9時少し前に温泉を後にする。
フクロウと虫の好きな娘の為に、今日は森の観察。
小坂町から樹海ラインを抜けて迷ケ平か白萩平を経由して帰る予定。

樹海ラインにある展望台から十和田湖を望む。
ここは携帯電話が繋がるので、八戸のキャスティングの達人K君に電話をする。
彼はクワガ*採りの達人でもあり、ヒメOクワガ*も採った経験がある。
彼からは一昨年、ヒメOクワガ*を頂いたことがあったが、一晩で虫ケースから逃亡された。
憧れのヒメOクワガ*は是非採りたいところだが、これは無理として、ミヤマやノコギリでも十分。
どんなところで採れるか伝授してもらう。
もちろんポイントは秘密なので詳しいことは聞かなかったが、どんな場所でどんな木に着くかを教えてもらった。
これだけで期待感が増す。
アドバイス通りの場所を探しながらゆっくりと車を走らせていると、なにやら動く黒い固まりを発見。
車を走らせているとたまに甲虫類が歩いているのを見つける事も多いので、過去にも何度かこうして捕まえたことがある。
大きさからしてクワガ*かなと思い車を停めて降り、拾い上げてビックリ!
コクワガ*に似ているが、大顎がガッシリと太いじゃない!
念願叶ってヒメOクワガ*捕獲。
これには超感動。
まるで尺ヤマメを釣ったときのような喜びです!
はまりそう。
これに気をよくして、歩いてこの近辺を捜索することにした。
野宿用に持ってきた銀マットと又鬼ナガサを腰に下げ娘と二人で歩く。

ウグイスの囀りを聴きながら木の枝に目を凝らす。
娘が「居た!」と突然言った。
半信半疑で何処かと聞き、その場所を見ると本当に虫がくっついて居るではないか!
しかもクワガ*っぽい。
2m位の高さの枝に止まっている。この高さなら採れそうだ。
虫の落下するあたりに目星を付けて銀マットを草むらの上に敷き、セットしてから木を蹴る。
ところが落ちてこない。
鉈で1mほど枝を切り出し、その枝で虫をつついてみたが、結構がっちりと掴まっている。
五、六回続けてつつくとポロリと銀マットの上に落ちてきた。
やったー、大成功!
これはドライフライでアワセが決まったときのような感動かなー。
先程のよりは少し小振りな感じがするけど全然OK。

こいつが娘の見つけたヒメOクワガ*
小さいけど大顎はガッシリとしてオオクワガ*の風格を持っている。
父1匹vs娘1匹だが、歩いているのと木に付いているのだと、明らかに娘の勝利。
ウラヤマシー。
その後は見つけられず、腹も減ったのでランチにすることにして移動した。
それでもクワガタの気持ちがさめやらず、ついつい木を見ながら停めては走らせ移動する。

途中林道脇の清水でミスを汲む。
林道に水が溢れ出ており、笹舟を作って流す。
木陰を見つけランチの支度をする。
ランチは素麺。
先日の岩魚素麺と違い、シンプルなヤツです。

お湯が沸くまでの間、家庭菜園で採れた熟したトマトをほおばる。

期待していた温泉卵はまだ生だった・・
生卵入り素麺になったが、これはこれで美味。

やっと遅い昼食にありついた。

食後は清水を蕗の葉のコップで飲む。
その後は木を見ながら林道をゆっくりと走り、舗装路に出たのは15時。
別な林道も見て回るのも考えたが、早めに戻る事にした。
帰宅途中に五戸町にあるカブトムシ屋さんに立ち寄ってみた。
ここにはヘルクレスとか外国甲虫も売っている。
一昨年寄ったときにはヒメOクワガ*も売っていたような記憶がうっすらとあった。
そうしたらやっぱり売っていましたヒメOクワガ*。
オスが2,000円でメスが500円。
0が一つ足りないんじゃないかという位安い印象。
ちょっと寂しい気持ちになったりする。
お店の方に話を伺ったら、昨年の10月に採れた個体だとのこと。
ヒメOクワガ*は年を越せるらしい。
ますます楽しみが増えた。
ならばメスもGetしちゃおうか。
うちのは二匹なのでメスも二匹買おうかと思ったが、一匹だけにした。
帰宅したのは16時半過ぎ。
二日間の二人旅が終わった。
あっという間の二日間だったけど、結構いろんな出来事があったものだ。
5年生の娘も楽しかったと言ってくれたから、まずは今回の企画は成功かな。
やり残した感はあるものの、最初にしては良い方かな。
又来年が楽しみです。
実は昨年も二人でキャンプに出かけたが、運悪く台風と重なったため延期になってしまってそれ以来である。
朝8時半に自宅を出発した。
途中、車の前を突然カモシカが横切った。
これから起きる楽しい旅の予兆かもと、娘と二人ワクワクする。

青森との秋田の県境付近にある湧き水を飲む。
この水は大湯川へと流れ込む。
ここの水は名水のようで、水を汲みに訪れる人は多い。

大湯川の上流部にある銚子の滝。
増水のため、もの凄い水しぶき。
一瞬で濡れてしまう程。
ここは禁漁区。

大湯温泉の温泉街にある蕎麦屋さん「満月」でブランチ。
到着してすぐに、娘が携帯を落としたと言い出し、たぶん銚子の滝だろうということで一端逆戻り。
再び満月に舞い戻る。
大湯温泉には蕎麦のおいしいお店が何店舗かあるらしく、ここ満月もその一つらしい。
八戸の友人二人から聞いていたので是非立ち寄りたいと常々思っていた。

自分は大ざるを注文。
評判通りの味でした。

娘はとろろ蕎麦を注文。
その後はのんびりと車を走らせ、小坂方面へ向かう。
今日の目的地は小坂町を流れる小坂川の源流部。
ここには奧々八九郎温泉という野湯が沸いている。
ここが今回の目的地。
天然温泉に入って野宿するのが今回のテーマ。
最近はTVなどで紹介されているため、見物客も非常に多くなったらしい。
ボクが初めて訪れたのは、22~3年も前のこと。
その頃は荒涼とした感のある赤土の地面から湯気が出ているくらいで、溜まりも足を入れるくらいの広さで、人が入れる様な深さは全くなかったと記憶している。
その後も何度か訪れているが、人が入れるようになったのはここ10年位のものではないだろうか。
温泉に入る前に幕営地を探しに車であちこち見て回る。
温泉傍の渓流は山女魚岩魚が混成しているが、藪沢の為6ft~せいぜい7ft位までが使いやすい。今回は増水もあり、ポイントは完全に潰れていたし、お盆のため殺生は禁忌。
しかしこの辺りの小沢で魚を釣るよりは、もっと下流部で幅広の魚を相手にしたいものだ。

湯溜まりは幾つかあるが、この湯溜まりからだけボコボコとお湯が沸き出している。
温度は少し熱めといった感じだが、薄めずにそのまま入浴できる。
他に4つ程、大きさや深さの異なる湯溜まりがあり、そちらの方が温い。

夕暮れは虻が猛威を振るう。
虻に刺されるのを気にしていたら入ることができない。
当然娘はパス。自分だけ入る。
さっぱりとした後は急いで焚き火と夕食の準備をする。
晩ご飯は飯盒で炊いたご飯と、みそ汁、牛バラ焼きとキムチにところてんと冷や奴。
先日の源流行に比べればなんとお粗末・・
今更ながら三吉サンには感謝ですね。

翌朝6時に起きてビックリ!
愛車Sグランドのタイヤがぺしゃんこではないか!
がっかりだけれど落ち込んでいられない。
タイヤ交換にあっちこっちのドアを開けたり締めたりしているうちに娘も何事かと目を覚ました。
無事タイヤ交換を終えてから、温泉卵を作るために野湯までひとっ走りする。
湯溜まりに生卵を沈めてから幕営地に戻り、朝飯の支度をする。
朝飯は更に質素に、残りご飯に残りのみそ汁を入れた雑炊。
それにキムチ。
腹が減ってればこれだけでも美味い。
食後はインスタント粉末のロイヤルミルクティー。
後かたづけを澄ませてから、野湯に向かう。
今日は天気が良くなりそうだ。
昨日とはうって変わりお日様が出て気持ちの良い朝。

朝のうちはまだ虻が少ないので娘も入ることに。
この溜まりは底から水が湧いており、足元ががヒヤッとして気持ち良い。
全体の温度は温め。

1時間浸けておいた卵。
ランチが楽しみ。

温泉に水を飲みに来ていたミヤマカラスアゲハ。
風呂から上がり9時少し前に温泉を後にする。
フクロウと虫の好きな娘の為に、今日は森の観察。
小坂町から樹海ラインを抜けて迷ケ平か白萩平を経由して帰る予定。

樹海ラインにある展望台から十和田湖を望む。
ここは携帯電話が繋がるので、八戸のキャスティングの達人K君に電話をする。
彼はクワガ*採りの達人でもあり、ヒメOクワガ*も採った経験がある。
彼からは一昨年、ヒメOクワガ*を頂いたことがあったが、一晩で虫ケースから逃亡された。
憧れのヒメOクワガ*は是非採りたいところだが、これは無理として、ミヤマやノコギリでも十分。
どんなところで採れるか伝授してもらう。
もちろんポイントは秘密なので詳しいことは聞かなかったが、どんな場所でどんな木に着くかを教えてもらった。
これだけで期待感が増す。
アドバイス通りの場所を探しながらゆっくりと車を走らせていると、なにやら動く黒い固まりを発見。
車を走らせているとたまに甲虫類が歩いているのを見つける事も多いので、過去にも何度かこうして捕まえたことがある。
大きさからしてクワガ*かなと思い車を停めて降り、拾い上げてビックリ!
コクワガ*に似ているが、大顎がガッシリと太いじゃない!
念願叶ってヒメOクワガ*捕獲。
これには超感動。
まるで尺ヤマメを釣ったときのような喜びです!
はまりそう。
これに気をよくして、歩いてこの近辺を捜索することにした。
野宿用に持ってきた銀マットと又鬼ナガサを腰に下げ娘と二人で歩く。

ウグイスの囀りを聴きながら木の枝に目を凝らす。
娘が「居た!」と突然言った。
半信半疑で何処かと聞き、その場所を見ると本当に虫がくっついて居るではないか!
しかもクワガ*っぽい。
2m位の高さの枝に止まっている。この高さなら採れそうだ。
虫の落下するあたりに目星を付けて銀マットを草むらの上に敷き、セットしてから木を蹴る。
ところが落ちてこない。
鉈で1mほど枝を切り出し、その枝で虫をつついてみたが、結構がっちりと掴まっている。
五、六回続けてつつくとポロリと銀マットの上に落ちてきた。
やったー、大成功!
これはドライフライでアワセが決まったときのような感動かなー。
先程のよりは少し小振りな感じがするけど全然OK。

こいつが娘の見つけたヒメOクワガ*
小さいけど大顎はガッシリとしてオオクワガ*の風格を持っている。
父1匹vs娘1匹だが、歩いているのと木に付いているのだと、明らかに娘の勝利。
ウラヤマシー。
その後は見つけられず、腹も減ったのでランチにすることにして移動した。
それでもクワガタの気持ちがさめやらず、ついつい木を見ながら停めては走らせ移動する。

途中林道脇の清水でミスを汲む。
林道に水が溢れ出ており、笹舟を作って流す。
木陰を見つけランチの支度をする。
ランチは素麺。
先日の岩魚素麺と違い、シンプルなヤツです。

お湯が沸くまでの間、家庭菜園で採れた熟したトマトをほおばる。

期待していた温泉卵はまだ生だった・・
生卵入り素麺になったが、これはこれで美味。

やっと遅い昼食にありついた。

食後は清水を蕗の葉のコップで飲む。
その後は木を見ながら林道をゆっくりと走り、舗装路に出たのは15時。
別な林道も見て回るのも考えたが、早めに戻る事にした。
帰宅途中に五戸町にあるカブトムシ屋さんに立ち寄ってみた。
ここにはヘルクレスとか外国甲虫も売っている。
一昨年寄ったときにはヒメOクワガ*も売っていたような記憶がうっすらとあった。
そうしたらやっぱり売っていましたヒメOクワガ*。
オスが2,000円でメスが500円。
0が一つ足りないんじゃないかという位安い印象。
ちょっと寂しい気持ちになったりする。
お店の方に話を伺ったら、昨年の10月に採れた個体だとのこと。
ヒメOクワガ*は年を越せるらしい。
ますます楽しみが増えた。
ならばメスもGetしちゃおうか。
うちのは二匹なのでメスも二匹買おうかと思ったが、一匹だけにした。
帰宅したのは16時半過ぎ。
二日間の二人旅が終わった。
あっという間の二日間だったけど、結構いろんな出来事があったものだ。
5年生の娘も楽しかったと言ってくれたから、まずは今回の企画は成功かな。
やり残した感はあるものの、最初にしては良い方かな。
又来年が楽しみです。
09.8.8~10渓遊び
今回は2泊3日で、とある源流へ入る予定。
東京の旧友と現地で待ち合わせの予定だが、少しばかり早く到着。
幾つかの渓流を見て回った。

ここでは小一時間竿を振った。
ドライフライに出た魚が1匹居たが釣果は無かった。
東京の高野日和氏(通称タカさん)から源流に一緒に行かないかとお誘いいただいた。
タカさんは以前、つり人社の季刊誌「渓流」の常連で、源流釣り界では名前が知れている。
ボクが一緒に釣りをしていた頃は沢登りまでだったが、その後フリークライミング、アイスクライミングまで始め、すっかり岳人になったかに思えた。
ところが急に一昨年の秋、グレ釣りに目覚めてしまった。
この約2年は山ではなく海にばかり行っていたらしく、久しぶりの山行のようである。
自分もザックを背負っての山行は20年間一切行っておらず、源流への憧れはありつつも里に近い渓流の釣りばかりである。
今回は脚力的に無理無い範囲という事で、源流をつめるような事はせず、幕営地をベースにして釣りをするという。
それなら自分もなんとか行けそうな気がする。
お誘いにOKを出し飛び入り参加することにした。

夜掛けで東京からクルマで来た為、合流したのはお昼近く。
ボクのパンパンのザックにはフライベストとハンチングが収まっている。
沢を詰める釣りであれば軽量化を図るため釣り道具も最小限にするが、今回は普段通りの釣り装備です。
タカさんとは一昨年に葛根田で宴会をした以来の再会だ。
その時のメンバー「エミさん」とも再会。
山のエキスパートであるが、釣りとお酒が大好きなレディーです。
同じ会のメンバーで、三吉さん(以下サンちゃん)とは初対面。
サンちゃんも山のエキスパートだが、海外でのフライフィッシングを何度も経験されているベテランアングラーでもある。
到着早々TALISMAN RODを見たいと嬉しいお言葉。
SuperSevenを試し振りしてもらいました。
後一人はまりりんさん。こちらも初対面です。
まりりんさんは野営や沢登りは今回が初体験。
自転車のヒルクライムで富士山5合目まで1時間40分ほどのタイムで走破するアスリート。
今回はテンカラ竿を持参しての挑戦。

いざ出陣。
この頃は晴れていたが途中で雨が降りはじめた。
林道の途中で下山のパーティーとすれ違い挨拶を交わす。
その中にタカさんの知人が偶然にも居られ、20年ぶりの再会に話が弾む。

車止めから30分ほど林道を歩くと、吊り橋と出会った。

吊り橋を渡り更に奧を目指す。

樵道を歩いている途中に見つけた色鮮やかなタマゴタケ。

ブナに囲まれた森の中にちょうど良いテン場を見つけた。
ベースはここに決め、釣りの前にタープを張ったり、薪を集める。

テン場に荷物をデポし、釣りを開始したのは15時。

今日の初物は小岩魚だった。初物がこのサイズだとちょっと不安になる。
小さいくせに8番のオレンジホークに出る。
今晩のおかずを確保しなければならないが、こいつはリリース。

サンちゃんは餌釣り。
しかし大場所用にシンキングラインとストリーマーをザックに忍ばせて来ている。

エミさんも餌釣り。釣りが好きなだけあって構えに隙がない。

夜のオカズをなんとしても揃えなければと思っていたら、キープサイズが釣れてくれた。

更に待望のお刺身サイズも。

これで肩の荷が下りた。

タカさんの釣った泣き尺。
釣り雑誌ではお決まりのポーズ。

釣りは早めに切り上げ、テン場の近くにある野湯へ入る。

虻に刺されながらだけど最高。

焚き火を囲んでの晩餐。
サンちゃんが料理の腕を振るい、いろんなモノが次々出てくる。
岩魚のタタキからスタートし、カレー風味の炒め物や冬瓜の挽肉入りシチューなどは手の込んだ逸品。
山の中でこんな美味い料理を食べられるなんて最高の贅沢。

東京組は長旅の疲れと睡眠不足で早めに就寝。
宵っ張りの自分は一人焚き火の前で、普段は吸わないタバコを吸う。
焚き火の枝で火を付けるタバコはウマイ。
自分で左手にカメラを持ち撮影した写真です。髭面が汚くてスミマセン・・
翌朝はサンちゃんの冷製パスタを食べて腹ごしらえ。
レストランで食べる味に匹敵するほどの味。
食後はのんびりと朝の準備を終え釣り仕度をする。
あまり釣り人は来ないであろうし先行者がいたとしても、山の懐が広いので岩魚は釣れるだろう。
ガツガツとした釣りをするよりは、いろんな事を楽しみたい。

今日は昨日釣った更に上流部へ向かう。

快晴の渓はとても美しい。

まりりんは渓歩きの経験が少ないようで、サンちゃんが常にエスコート。

遡行途中にでかいナメクジみたいなのを発見。
みんなを呼んで鑑賞会。

フライロッドのグリップと比較。
調べてみたらヤマナメクジというヤツらしい。

テンカラの経験が少ないまりりんさんに、なんとしても源流の岩魚を釣らせるべく、自分がお手伝いすることにした。
テンカラといっても用意してきた毛針はドライフライだったので、ナチュラルドリフトで攻略。
教科書通りのポイントには岩魚が着いているため、立ち位置から狙うところまでアドバイス。
最初のフライに岩魚が食いついたが、アワセが上手くいかない。
フライを変えるとその都度フライに反応してくれた岩魚もさすがに、ドライフライには飽きたようで、水面までは上がってこなくなった。
自分のソフトハックルウエットを付けて再チャレンジしたところ、見事に初岩魚をGet。
うれしさ満載笑顔のまりりんさんを見てると、アドバイスした自分も感激。
今度は水面に出てくる岩魚をドライフライで釣ってもらうことに目標を置く。
これまでに5回はドライフライで食わせているがアワセが決まらない。
なんとか釣ってもらいたい。

次のポイントではアワセもバッチリ決まり、サンちゃんの巻いてきたエルクヘアカディスでしっかりと釣り上げました。
二匹目ともなると余裕でピースも出しちゃいます。
ヤッタネ!
水面の釣りで釣ってもらったのでとりあえず一安心。

テンカラ竿を振るまりりん。
釣り姿も決まってきました。

少し長いプールがあったので自分がやらせてもらう。
フライフィッシングの格好良さを見てもらいたかったので、15yd程の距離にフライを投げる。
そうして釣れた岩魚。サイズは小さいがパーマークが残り、オレンジが美しい岩魚だった。

エミさんも着々と釣ってます。
「小さいから(写真は)良いですよ」と仰ってましたが一枚パチリ。
こちらも良い笑顔ですね。
今日はテン場から結構釣り上がった。
早めにテン場に戻ることにして14時頃に切り上げたのだが、途中から雨が降り始めた。

ベニテングタケ
途中に支流があり、そこがどうしても気になる。
せっかくここまで来た事だし、心残りはしたくない。3人には申し訳ないがタカさんと二人で釣りをすることにして別れた。

入ってすぐに8番のスペックルドセッジで9寸岩魚が釣れた。

1km程釣り上がると待望の尺岩魚が釣れた。
昨日の尺岩魚よりも体高があり太っている。

パワフルな抵抗をみせ取り込むのに手間取ったが、ようやく手中に収めることが出来た。

さすが源流釣りエキスパートはキマッている。

タカさんと尺岩魚。

オカズ用にキープしようとしたら、握った岩魚の口からなにやら出てきた。

15cmはある岩魚のようだ。これには二人とも驚き。
時間は14時半になり、ここで引き返すことにした。
17時半頃にテン場へ着くと既に、岩魚のタタキとイイ感じのサンちゃんが出来上がっていた。
またみんなで露天風呂へ行くことにした。

源泉が熱いので水で薄める。
エミさんの見事な手さばきの湯揉み姿。

温泉の横には熱湯流れる沢。

白いモノは湯ノ花だろうか。
素麺みたいにゆらゆらと揺れる。
薄暗くなる頃にテン場へ戻る。
着いた頃、一時止んだかに思えた雨が再び降り始めた。
しかも結構強い雨足。

到着してから岩魚の刺身をボクが造る。
タープの下で宴が始まる。
岩魚の刺身とエミさんお手製の梅干し入り長芋サラダも絶品。

サンちゃんお手製の岩魚の押し寿司。
以前本で見掛け一度食してみたかった逸品を食べられる。
これもGood!

タカさんに贈ったマタギナガサも活躍してくれた。

夜の訪問者。
まりりんは、国産甲虫のマニアらしい事が発覚。
エミさんが持ってきた線香花火をやったりしながら最後の夜を楽しんだ。
雨は一晩中降り続き心配になるほどだった。
4時半頃に目覚め川を見たが、気になる増水は無かったので安心した。

一人早起きしたので、昨夜出来なかった焚き火を熾す。
薪が濡れていたので悪戦苦闘したがなんとか火が熾きた。

目覚めのビールで景気づけ。
渓料理の鉄人サンちゃんとまりりん。

渋いナイスガイ二人。
真面目な話でもしているように見えるが、実は馬鹿な話ばっかりしてる。
女性陣に中学生みたいと言わるほどやんちゃな奴ら。
二人が組めば漫才状態で抱腹絶倒状態になるほど。

タカさんの周りは常に笑いが溢れてる。
あまりにも可笑しくて写真もブレる。

朝食の岩魚素麺用に岩魚を焼く。

こんがりと焼けた岩魚をぐらぐら煮立つそばつゆに入れて出汁を取る。

これが岩魚素麺だ!
焚き火で焼いた岩魚からは絶妙な味が出る。
ほぐした身と一緒に素麺をすすると超美味い。
食後はゆっくりと撤収をはじめる。
片付けを終えてザックを背負ったのは11時半近く。

クルマに到着。
楽しかった2泊3日の山遊びが終わった。
最高のツアーだった。
美味い料理も食べられたし、温泉に浸かれたし、岩魚も釣れたし、焚き火もできたし、いろいろなモノを見たり経験したり・・・。
でも一番良かったのは思い切り笑いあえた、最高のメンバーと一緒にいられた事。
一生の想い出です!
この場を借りてお礼申し上げます。
タカさん、サンちゃん、エミさん、まりりん、本当にアリガトウ!
東京の旧友と現地で待ち合わせの予定だが、少しばかり早く到着。
幾つかの渓流を見て回った。

ここでは小一時間竿を振った。
ドライフライに出た魚が1匹居たが釣果は無かった。
東京の高野日和氏(通称タカさん)から源流に一緒に行かないかとお誘いいただいた。
タカさんは以前、つり人社の季刊誌「渓流」の常連で、源流釣り界では名前が知れている。
ボクが一緒に釣りをしていた頃は沢登りまでだったが、その後フリークライミング、アイスクライミングまで始め、すっかり岳人になったかに思えた。
ところが急に一昨年の秋、グレ釣りに目覚めてしまった。
この約2年は山ではなく海にばかり行っていたらしく、久しぶりの山行のようである。
自分もザックを背負っての山行は20年間一切行っておらず、源流への憧れはありつつも里に近い渓流の釣りばかりである。
今回は脚力的に無理無い範囲という事で、源流をつめるような事はせず、幕営地をベースにして釣りをするという。
それなら自分もなんとか行けそうな気がする。
お誘いにOKを出し飛び入り参加することにした。

夜掛けで東京からクルマで来た為、合流したのはお昼近く。
ボクのパンパンのザックにはフライベストとハンチングが収まっている。
沢を詰める釣りであれば軽量化を図るため釣り道具も最小限にするが、今回は普段通りの釣り装備です。
タカさんとは一昨年に葛根田で宴会をした以来の再会だ。
その時のメンバー「エミさん」とも再会。
山のエキスパートであるが、釣りとお酒が大好きなレディーです。
同じ会のメンバーで、三吉さん(以下サンちゃん)とは初対面。
サンちゃんも山のエキスパートだが、海外でのフライフィッシングを何度も経験されているベテランアングラーでもある。
到着早々TALISMAN RODを見たいと嬉しいお言葉。
SuperSevenを試し振りしてもらいました。
後一人はまりりんさん。こちらも初対面です。
まりりんさんは野営や沢登りは今回が初体験。
自転車のヒルクライムで富士山5合目まで1時間40分ほどのタイムで走破するアスリート。
今回はテンカラ竿を持参しての挑戦。

いざ出陣。
この頃は晴れていたが途中で雨が降りはじめた。
林道の途中で下山のパーティーとすれ違い挨拶を交わす。
その中にタカさんの知人が偶然にも居られ、20年ぶりの再会に話が弾む。

車止めから30分ほど林道を歩くと、吊り橋と出会った。

吊り橋を渡り更に奧を目指す。

樵道を歩いている途中に見つけた色鮮やかなタマゴタケ。

ブナに囲まれた森の中にちょうど良いテン場を見つけた。
ベースはここに決め、釣りの前にタープを張ったり、薪を集める。

テン場に荷物をデポし、釣りを開始したのは15時。

今日の初物は小岩魚だった。初物がこのサイズだとちょっと不安になる。
小さいくせに8番のオレンジホークに出る。
今晩のおかずを確保しなければならないが、こいつはリリース。

サンちゃんは餌釣り。
しかし大場所用にシンキングラインとストリーマーをザックに忍ばせて来ている。

エミさんも餌釣り。釣りが好きなだけあって構えに隙がない。

夜のオカズをなんとしても揃えなければと思っていたら、キープサイズが釣れてくれた。

更に待望のお刺身サイズも。

これで肩の荷が下りた。

タカさんの釣った泣き尺。
釣り雑誌ではお決まりのポーズ。

釣りは早めに切り上げ、テン場の近くにある野湯へ入る。

虻に刺されながらだけど最高。

焚き火を囲んでの晩餐。
サンちゃんが料理の腕を振るい、いろんなモノが次々出てくる。
岩魚のタタキからスタートし、カレー風味の炒め物や冬瓜の挽肉入りシチューなどは手の込んだ逸品。
山の中でこんな美味い料理を食べられるなんて最高の贅沢。

東京組は長旅の疲れと睡眠不足で早めに就寝。
宵っ張りの自分は一人焚き火の前で、普段は吸わないタバコを吸う。
焚き火の枝で火を付けるタバコはウマイ。
自分で左手にカメラを持ち撮影した写真です。髭面が汚くてスミマセン・・
翌朝はサンちゃんの冷製パスタを食べて腹ごしらえ。
レストランで食べる味に匹敵するほどの味。
食後はのんびりと朝の準備を終え釣り仕度をする。
あまり釣り人は来ないであろうし先行者がいたとしても、山の懐が広いので岩魚は釣れるだろう。
ガツガツとした釣りをするよりは、いろんな事を楽しみたい。

今日は昨日釣った更に上流部へ向かう。

快晴の渓はとても美しい。

まりりんは渓歩きの経験が少ないようで、サンちゃんが常にエスコート。

遡行途中にでかいナメクジみたいなのを発見。
みんなを呼んで鑑賞会。

フライロッドのグリップと比較。
調べてみたらヤマナメクジというヤツらしい。

テンカラの経験が少ないまりりんさんに、なんとしても源流の岩魚を釣らせるべく、自分がお手伝いすることにした。
テンカラといっても用意してきた毛針はドライフライだったので、ナチュラルドリフトで攻略。
教科書通りのポイントには岩魚が着いているため、立ち位置から狙うところまでアドバイス。
最初のフライに岩魚が食いついたが、アワセが上手くいかない。
フライを変えるとその都度フライに反応してくれた岩魚もさすがに、ドライフライには飽きたようで、水面までは上がってこなくなった。
自分のソフトハックルウエットを付けて再チャレンジしたところ、見事に初岩魚をGet。
うれしさ満載笑顔のまりりんさんを見てると、アドバイスした自分も感激。
今度は水面に出てくる岩魚をドライフライで釣ってもらうことに目標を置く。
これまでに5回はドライフライで食わせているがアワセが決まらない。
なんとか釣ってもらいたい。

次のポイントではアワセもバッチリ決まり、サンちゃんの巻いてきたエルクヘアカディスでしっかりと釣り上げました。
二匹目ともなると余裕でピースも出しちゃいます。
ヤッタネ!
水面の釣りで釣ってもらったのでとりあえず一安心。

テンカラ竿を振るまりりん。
釣り姿も決まってきました。

少し長いプールがあったので自分がやらせてもらう。
フライフィッシングの格好良さを見てもらいたかったので、15yd程の距離にフライを投げる。
そうして釣れた岩魚。サイズは小さいがパーマークが残り、オレンジが美しい岩魚だった。

エミさんも着々と釣ってます。
「小さいから(写真は)良いですよ」と仰ってましたが一枚パチリ。
こちらも良い笑顔ですね。
今日はテン場から結構釣り上がった。
早めにテン場に戻ることにして14時頃に切り上げたのだが、途中から雨が降り始めた。

ベニテングタケ
途中に支流があり、そこがどうしても気になる。
せっかくここまで来た事だし、心残りはしたくない。3人には申し訳ないがタカさんと二人で釣りをすることにして別れた。

入ってすぐに8番のスペックルドセッジで9寸岩魚が釣れた。

1km程釣り上がると待望の尺岩魚が釣れた。
昨日の尺岩魚よりも体高があり太っている。

パワフルな抵抗をみせ取り込むのに手間取ったが、ようやく手中に収めることが出来た。

さすが源流釣りエキスパートはキマッている。

タカさんと尺岩魚。

オカズ用にキープしようとしたら、握った岩魚の口からなにやら出てきた。

15cmはある岩魚のようだ。これには二人とも驚き。
時間は14時半になり、ここで引き返すことにした。
17時半頃にテン場へ着くと既に、岩魚のタタキとイイ感じのサンちゃんが出来上がっていた。
またみんなで露天風呂へ行くことにした。

源泉が熱いので水で薄める。
エミさんの見事な手さばきの湯揉み姿。

温泉の横には熱湯流れる沢。

白いモノは湯ノ花だろうか。
素麺みたいにゆらゆらと揺れる。
薄暗くなる頃にテン場へ戻る。
着いた頃、一時止んだかに思えた雨が再び降り始めた。
しかも結構強い雨足。

到着してから岩魚の刺身をボクが造る。
タープの下で宴が始まる。
岩魚の刺身とエミさんお手製の梅干し入り長芋サラダも絶品。

サンちゃんお手製の岩魚の押し寿司。
以前本で見掛け一度食してみたかった逸品を食べられる。
これもGood!

タカさんに贈ったマタギナガサも活躍してくれた。

夜の訪問者。
まりりんは、国産甲虫のマニアらしい事が発覚。
エミさんが持ってきた線香花火をやったりしながら最後の夜を楽しんだ。
雨は一晩中降り続き心配になるほどだった。
4時半頃に目覚め川を見たが、気になる増水は無かったので安心した。

一人早起きしたので、昨夜出来なかった焚き火を熾す。
薪が濡れていたので悪戦苦闘したがなんとか火が熾きた。

目覚めのビールで景気づけ。
渓料理の鉄人サンちゃんとまりりん。

渋いナイスガイ二人。
真面目な話でもしているように見えるが、実は馬鹿な話ばっかりしてる。
女性陣に中学生みたいと言わるほどやんちゃな奴ら。
二人が組めば漫才状態で抱腹絶倒状態になるほど。

タカさんの周りは常に笑いが溢れてる。
あまりにも可笑しくて写真もブレる。

朝食の岩魚素麺用に岩魚を焼く。

こんがりと焼けた岩魚をぐらぐら煮立つそばつゆに入れて出汁を取る。

これが岩魚素麺だ!
焚き火で焼いた岩魚からは絶妙な味が出る。
ほぐした身と一緒に素麺をすすると超美味い。
食後はゆっくりと撤収をはじめる。
片付けを終えてザックを背負ったのは11時半近く。

クルマに到着。
楽しかった2泊3日の山遊びが終わった。
最高のツアーだった。
美味い料理も食べられたし、温泉に浸かれたし、岩魚も釣れたし、焚き火もできたし、いろいろなモノを見たり経験したり・・・。
でも一番良かったのは思い切り笑いあえた、最高のメンバーと一緒にいられた事。
一生の想い出です!
この場を借りてお礼申し上げます。
タカさん、サンちゃん、エミさん、まりりん、本当にアリガトウ!
09.8.1~8.2釣行

東北北部は増水が予想されるので何処に行くか考えていたら出発が遅れ、竿を出したのは11時。
初物は最初のポイントですぐに釣れた。
このサイズでも10番のワイルドキャナリーでフッキング。

アベレージはこの位。

イブニングまではやらなかったが、結局このサイズまで。
ヤマメだけ14匹。
一晩泊まり、翌朝は別な場所へ入渓。

今日の初物。

朝は曇っていたが、お日様が出る。
11時頃に浮いているヤマメを発見。
一投目のフライに反応し、一瞬摘んですぐ離し、流れるフライを再び追尾し、渕尻で追い食いした。
早アワセしていたら絶対に取れなかった尺ヤマメ。
いったん昼前に川から上がり休憩する。
曇ってきたが蒸し暑いので半袖に着替える。

淵のど真ん中で一投目のフライをくわえた尺ヤマメ。
俊敏でしかもパワーのある、もの凄いファイトで、淵を下られ一つ下の瀬で取り込んだ。

ドライで取り損ねたヤマメをウエットで仕留めた。

フライはブラッケンクロック#10
今日は数は出なかったが尺ヤマメ二匹釣れたので嬉しい。
ヤマメ