雄と雌
キャス練07.1.30
真夏なのに
カメラバッグ
ボクの場合は、渓流を釣り歩くときは必ずといっていいほど一眼レフを常備している。
やはり、綺麗な魚と出会えたときに写真として残しておきたいからだ。
当初は普通のカメラバッグを持ち歩いていたのだが、川を遡行中に転倒した際、中に入れていたカメラまで水をかぶってしまった経験があった。
この時もカメラ本体はチャック付きビニール袋に入れておいたのだが、ほんの一瞬水中に没しただけで水が進入してしまった。
釣り仲間に聞いたらFoxFireに良いのがあるよと聞いたので、すぐに購入した。

ボクが使用しているのはLサイズなので200mmレンズを装着しても大丈夫。
普段は50mmレンズしか使わないのだが、このサイズだと小物も一緒に入れておけるので重宝しています。
レンズ部分がネオプレン製で、上部が透湿防水生地を使ってあります。
一瞬水没したくらいでは、被害が及ぶほど濡れません。しかし中のカメラに水滴が着いたりしているのでどこからか水が進入しているようです。水圧というのはあなどれませんね。
2003年に買っていますから、かれこれ丸4シーズン渓流に持ち歩いています。
さすがに擦れてしまったのかネオプレン部分から水が浸みてきたので、縫い目部分と内側全体をアクアシールで目留めしています。
それでも深いところまで立ち込みそうな渓流では、チャック付きビニール袋をインナーにしています。
今までに完全に水没するような沈をしたことがないので、どの程度まで大丈夫かは判りませんが渓流釣りに持ち歩くカメラバッグの中では非常に優れものだと思っています。
現在廃盤なのが非常に残念。どこかのメーカーで同じような物を売り出してくれないだろうか。
このバッグのショルダーベルトにはフィルムを3本入れておけるフィルムポーチを装着。
バッグの中にはカメラの他に、タオル・予備電池・ブロワー・偏向フィルターとクローズアップレンズ・セーム皮・シャワーキャップを一緒に入れて持ち歩いています。シャワーキャップは雨降りの日にカメラを濡らさないように被せて使います。

ついでにですが、コンデジの方は100円ショップで買ったネオプレン製の小物入れを使用。
つい最近今までよりも良さそうな物を見つけたので買い替えました。
本体用のポーチ(ネイビー)と予備バッテリー用の小ポーチ(オレンジ)を組み合わせてあります。
昨年は本体用ポーチに予備バッテリーも入れていたので不便だったのですがこれで解決。

このカメラは壊れてしまったWPです。今使っているW10にもジャストフィット。

ばらすとこうなります。予備バッテリーはチャック付きビニール袋を二重にしてオレンジの方に収納。
やはり、綺麗な魚と出会えたときに写真として残しておきたいからだ。
当初は普通のカメラバッグを持ち歩いていたのだが、川を遡行中に転倒した際、中に入れていたカメラまで水をかぶってしまった経験があった。
この時もカメラ本体はチャック付きビニール袋に入れておいたのだが、ほんの一瞬水中に没しただけで水が進入してしまった。
釣り仲間に聞いたらFoxFireに良いのがあるよと聞いたので、すぐに購入した。

ボクが使用しているのはLサイズなので200mmレンズを装着しても大丈夫。
普段は50mmレンズしか使わないのだが、このサイズだと小物も一緒に入れておけるので重宝しています。
レンズ部分がネオプレン製で、上部が透湿防水生地を使ってあります。
一瞬水没したくらいでは、被害が及ぶほど濡れません。しかし中のカメラに水滴が着いたりしているのでどこからか水が進入しているようです。水圧というのはあなどれませんね。
2003年に買っていますから、かれこれ丸4シーズン渓流に持ち歩いています。
さすがに擦れてしまったのかネオプレン部分から水が浸みてきたので、縫い目部分と内側全体をアクアシールで目留めしています。
それでも深いところまで立ち込みそうな渓流では、チャック付きビニール袋をインナーにしています。
今までに完全に水没するような沈をしたことがないので、どの程度まで大丈夫かは判りませんが渓流釣りに持ち歩くカメラバッグの中では非常に優れものだと思っています。
現在廃盤なのが非常に残念。どこかのメーカーで同じような物を売り出してくれないだろうか。
このバッグのショルダーベルトにはフィルムを3本入れておけるフィルムポーチを装着。
バッグの中にはカメラの他に、タオル・予備電池・ブロワー・偏向フィルターとクローズアップレンズ・セーム皮・シャワーキャップを一緒に入れて持ち歩いています。シャワーキャップは雨降りの日にカメラを濡らさないように被せて使います。

ついでにですが、コンデジの方は100円ショップで買ったネオプレン製の小物入れを使用。
つい最近今までよりも良さそうな物を見つけたので買い替えました。
本体用のポーチ(ネイビー)と予備バッテリー用の小ポーチ(オレンジ)を組み合わせてあります。
昨年は本体用ポーチに予備バッテリーも入れていたので不便だったのですがこれで解決。

このカメラは壊れてしまったWPです。今使っているW10にもジャストフィット。

ばらすとこうなります。予備バッテリーはチャック付きビニール袋を二重にしてオレンジの方に収納。
キャス練07.1.28
金色の頬
メイプルバールランディングネット
このネットは2002年10月にYAHOOオークションで購入した。
今まで使っていた「BRODINヤマメ」で尺二寸クラスを取り込むのが不安になったため、横幅の広いネットの必要性を感じたためだ。

ランディングネットのサイズは縦径29cm×横径21.7cmです。ネットの下の緑のマットは45cm×30cmです。
↑
2013年3月にKさんのところへ行きました。ボクは2000年2月にヤフオクを始めたのだが、始めた当初はフライ用品全体でもページ数が5ページくらいだった。
ランディングネットの出品を見かけるようになってきたのは2001~2年頃からだったような気がする。
ヤフオクを常にチェックしていたおかげで材料なども随分と詳しくなった。
その当時は15000円~18000円位が相場だった。画像を見る限りではとても良くできている物も多かった。
2002年4月にヤフオクで、九州の方の作品を友人に依頼されて購入したのだが、その頃には既に数名の人たちが出品していたはずだ。
その時届いたネット(MyBlogカテゴリー写真の「本流ヤマメ」「お願い、離して・・」のネットです)を見たのだが、完成度の高さに驚いた。
これなら自分もヤフオクで買っても良いなと思ってしまった。
サイズやデザインなど自分好みの物もたまに見かけるのだが、なかなか購入する気にならなかった。
ところが今回載せたネットに一目惚れし購入した。
大きさ・デザイン・素材・色・仕上げ。
自分の求めていたサイズだった。縦径29cm×横径21.7cm。このくらいなら尺二寸でも掬いやすそうだ。
グリップ材はメイプルバールにしようと当初から決めていた。
これにオレンジのネットがばっちり合っていた。
フレームは玉杢のメープル3枚合わせ。間に色の付いた材料を使っていれば更にバッチリだったかな・・
ネットも通常と違う編み方で、浅くて細かい編み目になっている。
浅いため取り込んだ魚に網が絡まないので魚に優しいようだ。
フレームもグリップも厚みが非常に薄い仕上がりになっている為とても軽いです。
背中にぶら下げていてもベストが引っ張られる感じが全くしないのでとても楽。
グリップにはお馴染みの回転式ヒートンを使用しているので、ブラブラ感もかなり軽減されているはずだ。
このネットを使い始めてすぐに尺ヤマメを二本取り込んだ。
横幅が狭いと狙いを定めている間に走られてしまうことが多かったのだが、この位の幅があると魚を導いてきて一気にすくい取ることが出来る。安全確実だし、魚を必要以上に弱らせることもない。
このネットには大変お世話になった。最近は別なネットも持っているので出番は減ったが、今もって活躍して貰っている。
難点といえば、8寸クラスの魚ではまったく迫力無いし、9寸でも大きく見えないところ。
それくらいだろうか。

ネットに入っているヤマメは撓んだ状態で18cmです。実寸は20cm。
購入当初はネット部分の色がもっと濃いオレンジ色だった。
今まで使っていた「BRODINヤマメ」で尺二寸クラスを取り込むのが不安になったため、横幅の広いネットの必要性を感じたためだ。

ランディングネットのサイズは縦径29cm×横径21.7cmです。ネットの下の緑のマットは45cm×30cmです。
↑
2013年3月にKさんのところへ行きました。ボクは2000年2月にヤフオクを始めたのだが、始めた当初はフライ用品全体でもページ数が5ページくらいだった。
ランディングネットの出品を見かけるようになってきたのは2001~2年頃からだったような気がする。
ヤフオクを常にチェックしていたおかげで材料なども随分と詳しくなった。
その当時は15000円~18000円位が相場だった。画像を見る限りではとても良くできている物も多かった。
2002年4月にヤフオクで、九州の方の作品を友人に依頼されて購入したのだが、その頃には既に数名の人たちが出品していたはずだ。
その時届いたネット(MyBlogカテゴリー写真の「本流ヤマメ」「お願い、離して・・」のネットです)を見たのだが、完成度の高さに驚いた。
これなら自分もヤフオクで買っても良いなと思ってしまった。
サイズやデザインなど自分好みの物もたまに見かけるのだが、なかなか購入する気にならなかった。
ところが今回載せたネットに一目惚れし購入した。
大きさ・デザイン・素材・色・仕上げ。
自分の求めていたサイズだった。縦径29cm×横径21.7cm。このくらいなら尺二寸でも掬いやすそうだ。
グリップ材はメイプルバールにしようと当初から決めていた。
これにオレンジのネットがばっちり合っていた。
フレームは玉杢のメープル3枚合わせ。間に色の付いた材料を使っていれば更にバッチリだったかな・・
ネットも通常と違う編み方で、浅くて細かい編み目になっている。
浅いため取り込んだ魚に網が絡まないので魚に優しいようだ。
フレームもグリップも厚みが非常に薄い仕上がりになっている為とても軽いです。
背中にぶら下げていてもベストが引っ張られる感じが全くしないのでとても楽。
グリップにはお馴染みの回転式ヒートンを使用しているので、ブラブラ感もかなり軽減されているはずだ。
このネットを使い始めてすぐに尺ヤマメを二本取り込んだ。
横幅が狭いと狙いを定めている間に走られてしまうことが多かったのだが、この位の幅があると魚を導いてきて一気にすくい取ることが出来る。安全確実だし、魚を必要以上に弱らせることもない。
このネットには大変お世話になった。最近は別なネットも持っているので出番は減ったが、今もって活躍して貰っている。
難点といえば、8寸クラスの魚ではまったく迫力無いし、9寸でも大きく見えないところ。
それくらいだろうか。

ネットに入っているヤマメは撓んだ状態で18cmです。実寸は20cm。

購入当初はネット部分の色がもっと濃いオレンジ色だった。
釣りのキャスティング
最近ロングキャストの方にばっかり話が行ってしまっているので、誤解の無いようにしなければいけない。
練習では長いラインのフォルスキャストをしているが、釣り場では短いラインのフォルスキャストしか出来ない場面の方が多い。
何故なら釣り人の後ろにはたいてい障害物があるのだから。
湖で立ち込む場合でも、バックに20mもスペースをとれる場所はそうそうないのではあるまいか?
ボクが長いラインのフォルスキャストを練習しているのは、精度の高いキャスティング技術を磨く為なので誤解しないでほしい。

2003年7月。Photo by Mr.kuni
30yd以上遠投しなければならないようなポイントではシューティングヘッドのほうが有利になるはずだ。シューティングヘッドなら12~3mもあれば問題なくロングレンジを投げられる。
ということは30yd以上を頻繁に狙うのであればわざわざフルラインを使う必要はなくなってくるのではないかと思う。
そうなればフルラインで釣りをするのならショートからせいぜい30ydがメインということになるだろう。近距離をメインにするなら低番手ラインでよいだろうし、ロングレンジや抵抗のあるフライを使うなら高番手を選べばいい。
そもそも渓流で25m投げるポイントは少ないのだが、実際に必要になる場合もあるのでロッドやラインを使い分けることになる。
ボクの場合はドライフライの場合は#4ラインを使用する機会が一番多い。20m以上を頻繁に狙うときは#5ラインにする。
何処の渓流でも背後には障害物がたくさんある。
そうなるとますます長いラインでフォルスキャストする場面は少ないだろう。
だから短いラインのフォルスキャストで遠くまでシュートできるようになったほうが、長いラインでフォルスキャスト出来るよりもよほど役に立つ。
背後に樹木が生い茂っている場合が多いのだから、シュートで距離を出せることがどれほど有利になるか。
最近はひたすらロングキャストをするためにトーナメントロッドを振るようなスタイルが目立つ。ロッドを少し斜めに傾け、ティップの位置よりも随分下にラインを通している。斜めにループが転回するため傍目にはループが狭く見え、如何にも凄そうに見えるのだが釣り向きではない。
ロッドティップの位置が高いだけでは意味がない。ラインベリーの高さが重要なのではないだろうか。
バックのラインが低かったら障害物に引っかかって釣りにならないでしょ。
ボクも渓流では背後の障害物をかわすために、ロッドを左右に倒し横方向にループを作るのは非常によく使うが、それはポイントを攻略するために必要だからなのである。
また、渓流だけでなく、湖や本流に立ち込んだ場合でも背後がバンクになっていたりすれば、どうしてもバックキャストは後方高くしなければならなくなる。
だからバックキャストはハイラインを投げられなければならない。
シャルル・リッツがハイスピードハイラインを考案した結果、背後のバンクや障害物をかわす事ができたり、風が強い日でもキャスティングできたり、少ない回数のフォルスキャストで瞬時にライズを狙えたり、釣りのためのキャスティングが非常に有利になったようだ。
リッツも沢田賢一郎氏も釣りの為のキャスティングを重視している。竿作りにおいても同様だ。
実戦の釣りの為の道具としてPezon et michelのPPPやパラボリックシリーズが生まれ、KenSawadaロッドがある。また、ジーニアスロッドもその流れを汲んでいる。
近距離しか使えないだけのロッドや、競技ばかり意識したロッドとは別物だ。使いこなすためにはある程度のキャスティング技術が必要になってくるだろうが、思うように振れるようになればこれ以上のものは無いと言うことが良く判るはずだ。
練習では長いラインのフォルスキャストをしているが、釣り場では短いラインのフォルスキャストしか出来ない場面の方が多い。
何故なら釣り人の後ろにはたいてい障害物があるのだから。
湖で立ち込む場合でも、バックに20mもスペースをとれる場所はそうそうないのではあるまいか?
ボクが長いラインのフォルスキャストを練習しているのは、精度の高いキャスティング技術を磨く為なので誤解しないでほしい。

2003年7月。Photo by Mr.kuni
30yd以上遠投しなければならないようなポイントではシューティングヘッドのほうが有利になるはずだ。シューティングヘッドなら12~3mもあれば問題なくロングレンジを投げられる。
ということは30yd以上を頻繁に狙うのであればわざわざフルラインを使う必要はなくなってくるのではないかと思う。
そうなればフルラインで釣りをするのならショートからせいぜい30ydがメインということになるだろう。近距離をメインにするなら低番手ラインでよいだろうし、ロングレンジや抵抗のあるフライを使うなら高番手を選べばいい。
そもそも渓流で25m投げるポイントは少ないのだが、実際に必要になる場合もあるのでロッドやラインを使い分けることになる。
ボクの場合はドライフライの場合は#4ラインを使用する機会が一番多い。20m以上を頻繁に狙うときは#5ラインにする。
何処の渓流でも背後には障害物がたくさんある。
そうなるとますます長いラインでフォルスキャストする場面は少ないだろう。
だから短いラインのフォルスキャストで遠くまでシュートできるようになったほうが、長いラインでフォルスキャスト出来るよりもよほど役に立つ。
背後に樹木が生い茂っている場合が多いのだから、シュートで距離を出せることがどれほど有利になるか。
最近はひたすらロングキャストをするためにトーナメントロッドを振るようなスタイルが目立つ。ロッドを少し斜めに傾け、ティップの位置よりも随分下にラインを通している。斜めにループが転回するため傍目にはループが狭く見え、如何にも凄そうに見えるのだが釣り向きではない。
ロッドティップの位置が高いだけでは意味がない。ラインベリーの高さが重要なのではないだろうか。
バックのラインが低かったら障害物に引っかかって釣りにならないでしょ。
ボクも渓流では背後の障害物をかわすために、ロッドを左右に倒し横方向にループを作るのは非常によく使うが、それはポイントを攻略するために必要だからなのである。
また、渓流だけでなく、湖や本流に立ち込んだ場合でも背後がバンクになっていたりすれば、どうしてもバックキャストは後方高くしなければならなくなる。
だからバックキャストはハイラインを投げられなければならない。
シャルル・リッツがハイスピードハイラインを考案した結果、背後のバンクや障害物をかわす事ができたり、風が強い日でもキャスティングできたり、少ない回数のフォルスキャストで瞬時にライズを狙えたり、釣りのためのキャスティングが非常に有利になったようだ。
リッツも沢田賢一郎氏も釣りの為のキャスティングを重視している。竿作りにおいても同様だ。
実戦の釣りの為の道具としてPezon et michelのPPPやパラボリックシリーズが生まれ、KenSawadaロッドがある。また、ジーニアスロッドもその流れを汲んでいる。
近距離しか使えないだけのロッドや、競技ばかり意識したロッドとは別物だ。使いこなすためにはある程度のキャスティング技術が必要になってくるだろうが、思うように振れるようになればこれ以上のものは無いと言うことが良く判るはずだ。
噛みつくぞー
真っ昼間
幸先良し
フルラインって・・
巷ではキャスティングの話になると、「3番ラインでフルライン投げた」とか、「5番ラインで30m飛ばした」とか、飛距離の話ばかり一人歩きしているような気がする。

先日の日曜の写真で偶然撮れた面白い一枚。フォルスキャストを終えてロッドを水平に下げたところ、低空でラインが飛んでいる状態が写った。シュートしたわけではなく惰性で飛んでいるのでラインは弛んでいる。普段はこのようなラインを意識して投げることはない。なぜならシュートはティップがなるべく高い位置の方が有利だから。
飛距離が出てもラインの状態が悪いと釣りそのものが成立しなくなってくる。ドライならドラッグフリーを保つのに影響あるし、ウエットなら着水と同時にフライが泳いでくれないとまずい。
だからラインが何m出たかではなく狙ったところに最適なラインを投げ、フライをプレゼンテーションできるかって事が大事なんだよね。
ボクのシュート練習は飛距離を出すことよりも、ベリーのピンと張ったラインできっちり先端をターンさせることをいつも意識している。ベリーが弛んで先に水面に落ちてしまったらドラッグかかりやすいからね。
今のボクはバンブーロッドPezon et michel ファリオクラブにWF-6Fラインを水平にシュートした場合、30ydを水平に伸ばしてきっちりターンさせる事が出来るのは10回中2,3回位のものだろう。見栄は張りません(笑
25mなら常にきっちり出せるんだけどね。
ってことはボクの場合このタックルでは25mまでが釣りに使えるレンジです。
6番ライン30ydを余裕で投げられるようになるにはもう少しかかりそうです。
3番で30ydを水平に伸ばすことが出来たら神業なんでは無かろうか。少なくとも今のボクにはそう思える。

先日の日曜の写真で偶然撮れた面白い一枚。フォルスキャストを終えてロッドを水平に下げたところ、低空でラインが飛んでいる状態が写った。シュートしたわけではなく惰性で飛んでいるのでラインは弛んでいる。普段はこのようなラインを意識して投げることはない。なぜならシュートはティップがなるべく高い位置の方が有利だから。
飛距離が出てもラインの状態が悪いと釣りそのものが成立しなくなってくる。ドライならドラッグフリーを保つのに影響あるし、ウエットなら着水と同時にフライが泳いでくれないとまずい。
だからラインが何m出たかではなく狙ったところに最適なラインを投げ、フライをプレゼンテーションできるかって事が大事なんだよね。
ボクのシュート練習は飛距離を出すことよりも、ベリーのピンと張ったラインできっちり先端をターンさせることをいつも意識している。ベリーが弛んで先に水面に落ちてしまったらドラッグかかりやすいからね。
今のボクはバンブーロッドPezon et michel ファリオクラブにWF-6Fラインを水平にシュートした場合、30ydを水平に伸ばしてきっちりターンさせる事が出来るのは10回中2,3回位のものだろう。見栄は張りません(笑
25mなら常にきっちり出せるんだけどね。
ってことはボクの場合このタックルでは25mまでが釣りに使えるレンジです。
6番ライン30ydを余裕で投げられるようになるにはもう少しかかりそうです。
3番で30ydを水平に伸ばすことが出来たら神業なんでは無かろうか。少なくとも今のボクにはそう思える。
まだ眠いのに・・

2003年3月22日、毎年この頃にドライフライの釣り初めをしている。解禁すぐはウエットで始まるのだが、4月も近くなると陽気の良い穏やかな日がある。この時期はたくさん釣るよりも、渓流でラインを伸ばす楽しみのほうが自分には合っている。早春の訪れを感じながらのんびりと釣り上がる。#14のスペントバジャーに出る魚だけ釣ろう。それでも付き合いの良いヤマメが釣れてくれる。

まだ冬装束。脱ぐにはもう少しだね。
マメマメ
禁漁間際のイワナ
尺ヤマメ釣り
餌釣りをしているときから尺ヤマメは憧れだった。
しかし本流釣りが盛んになった昨今では40cmオーバーも珍しくはなくなった。餌の豊富な本流では、育つのも早いため30cmは珍しくないサイズなのだろう。
しかし、渓流域では8寸くらいがレギュラーサイズというところがほとんどだ。
渓流なら30cmを越えるサイズは大物と言って良いと思う。

#10のドライフライで日中に二本釣った。
ボクが渓流を始めた頃(昭和55年)はグラスロッドの全盛期で、カーボンロッドは高嶺の花だった。グラスロッドの4.5mが250g前後、当時のカーボンロッドでも5.4mで230g前後もあるので、片手で竿を持って釣りをするには限界の長さだった。
餌釣りで狙えるポイントは今と雲泥の違いがあり、尺ヤマメを渓流で釣ることは魚の多い当時でも難しかった。当然ボクも尺ヤマメを釣れない時期が長かった。
ところがあんなに釣れなかった尺ヤマメが一度釣れると、その後は苦労することなく尺ヤマメが釣れ始める。
大物釣りのコツみたいなものが判るのだろう。多くの人が同じような経験をしているようだ。
大物の居着く場所を読むことが出来るようになれば遭遇する機会が増えてくる。
達人名人はその存在を嗅ぎつける臭覚が発達している。
大物を釣れるようになって判ったことは、大物は以外とたくさんいるものだということ。
ただし巡り会えないことの方が多い。だから釣られずに大きく育つのだろう。
居るポイントでも出てこないのは、条件が伴っていなかったり、釣り人側のアプローチミスや魚にあった釣り方をしていない為だったり。
大物釣りは、運も必要だったりする。
いかに本流に尺ヤマメがたくさん居るとはいえ、毎年たくさん釣ることは容易ではない。
川が広くなれば、正確な技術が必要になってくるからだ。
渓流でも同じ事。川幅は狭いとはいえ、そこには卓越した技術がなければならない。
尺ヤマメを釣ることの難しさを、本当に判っているのは大物釣り師なのだ。
しかし本流釣りが盛んになった昨今では40cmオーバーも珍しくはなくなった。餌の豊富な本流では、育つのも早いため30cmは珍しくないサイズなのだろう。
しかし、渓流域では8寸くらいがレギュラーサイズというところがほとんどだ。
渓流なら30cmを越えるサイズは大物と言って良いと思う。

#10のドライフライで日中に二本釣った。
ボクが渓流を始めた頃(昭和55年)はグラスロッドの全盛期で、カーボンロッドは高嶺の花だった。グラスロッドの4.5mが250g前後、当時のカーボンロッドでも5.4mで230g前後もあるので、片手で竿を持って釣りをするには限界の長さだった。
餌釣りで狙えるポイントは今と雲泥の違いがあり、尺ヤマメを渓流で釣ることは魚の多い当時でも難しかった。当然ボクも尺ヤマメを釣れない時期が長かった。
ところがあんなに釣れなかった尺ヤマメが一度釣れると、その後は苦労することなく尺ヤマメが釣れ始める。
大物釣りのコツみたいなものが判るのだろう。多くの人が同じような経験をしているようだ。
大物の居着く場所を読むことが出来るようになれば遭遇する機会が増えてくる。
達人名人はその存在を嗅ぎつける臭覚が発達している。
大物を釣れるようになって判ったことは、大物は以外とたくさんいるものだということ。
ただし巡り会えないことの方が多い。だから釣られずに大きく育つのだろう。
居るポイントでも出てこないのは、条件が伴っていなかったり、釣り人側のアプローチミスや魚にあった釣り方をしていない為だったり。
大物釣りは、運も必要だったりする。
いかに本流に尺ヤマメがたくさん居るとはいえ、毎年たくさん釣ることは容易ではない。
川が広くなれば、正確な技術が必要になってくるからだ。
渓流でも同じ事。川幅は狭いとはいえ、そこには卓越した技術がなければならない。
尺ヤマメを釣ることの難しさを、本当に判っているのは大物釣り師なのだ。
キャス練07.1.20
今日もビデオ撮りしました。
ついでに嫁さんにコンデジでも撮影して貰ったら、思ったより良いラインが写っていたので画像を掲載しました。画像サイズ大きくしています。ご迷惑お掛けしまして申し訳ありません。
タックルはARマキシマにWF10-Fの20ydフォルスキャストです。











画像は一連の動作を連写したものではなく、30枚ほど撮影された写真を組み合わせてあります。
ついでに嫁さんにコンデジでも撮影して貰ったら、思ったより良いラインが写っていたので画像を掲載しました。画像サイズ大きくしています。ご迷惑お掛けしまして申し訳ありません。
タックルはARマキシマにWF10-Fの20ydフォルスキャストです。











画像は一連の動作を連写したものではなく、30枚ほど撮影された写真を組み合わせてあります。
苦しい・・
狙って釣る
大物をよく釣る人はみんな狙って釣っているはずだ。
その存在を知っている人、もしくは予測出来る人のみがその魚を狙うことが出来る。
「狙って釣った」のと「偶然釣れた」のは大きな違いだ。

釣り仲間が釣った大ヤマメ。秋晴れの午後の日差しが黄金色に染める。
「釣りに行く回数が多いから釣れるんだ」という話を聴くことがあるが、これはある意味当てはまっている。
釣れる状況を知らない人でも、多くの回数釣りに行くことが出来れば条件の良い日にあたる可能性が高くなります。
特にイブニング狙いなんかだと魚の活性が高い状況にあたる場合が多いので、初心者でも大物に出会ってしまう事が多い。
多くの人がそうだと思うが、釣れる状況が判れば同じような時に狙うようになる。
しかし実際には良いときもあればライズが全くないときもあるから、闇雲に通っても以前と同じ方法では釣れないことも出てくる。
それでもいろいろと試行錯誤して新しい方法が見えてくることもある。そうやって経験を積んで覚えていくのですね。
偶然釣れた人は大物との出会いはその後しばらく無いだろう。
狙って釣れる人は毎年大物を釣ることが出来る。
狙って釣れる人は、釣れる状況を知っているし、釣る術を知っているから良い条件の日に釣りができれば確実に釣り上げる。
良い条件の日にたくさん釣りができる熟練者ほど大物をたくさん釣ることが可能になるということになりますね。
知らない人が闇雲に回数通うのとは桁が違います。
それでも条件の悪い日は、いかに狙って釣れる人だとしても大物と出会う可能性は低くなる。
しかしそんな状況でも、達人が釣りをすると魚が出てきたりするから驚きです。
もはや技術とかの域を超越している様な気さえしてきます。
何れにせよ、大物とたくさん出会うにはたくさん釣りをするって事ですね。

2006年6月17日、狙って釣ったサクラマス。
その存在を知っている人、もしくは予測出来る人のみがその魚を狙うことが出来る。
「狙って釣った」のと「偶然釣れた」のは大きな違いだ。

釣り仲間が釣った大ヤマメ。秋晴れの午後の日差しが黄金色に染める。
「釣りに行く回数が多いから釣れるんだ」という話を聴くことがあるが、これはある意味当てはまっている。
釣れる状況を知らない人でも、多くの回数釣りに行くことが出来れば条件の良い日にあたる可能性が高くなります。
特にイブニング狙いなんかだと魚の活性が高い状況にあたる場合が多いので、初心者でも大物に出会ってしまう事が多い。
多くの人がそうだと思うが、釣れる状況が判れば同じような時に狙うようになる。
しかし実際には良いときもあればライズが全くないときもあるから、闇雲に通っても以前と同じ方法では釣れないことも出てくる。
それでもいろいろと試行錯誤して新しい方法が見えてくることもある。そうやって経験を積んで覚えていくのですね。
偶然釣れた人は大物との出会いはその後しばらく無いだろう。
狙って釣れる人は毎年大物を釣ることが出来る。
狙って釣れる人は、釣れる状況を知っているし、釣る術を知っているから良い条件の日に釣りができれば確実に釣り上げる。
良い条件の日にたくさん釣りができる熟練者ほど大物をたくさん釣ることが可能になるということになりますね。
知らない人が闇雲に回数通うのとは桁が違います。
それでも条件の悪い日は、いかに狙って釣れる人だとしても大物と出会う可能性は低くなる。
しかしそんな状況でも、達人が釣りをすると魚が出てきたりするから驚きです。
もはや技術とかの域を超越している様な気さえしてきます。
何れにせよ、大物とたくさん出会うにはたくさん釣りをするって事ですね。

2006年6月17日、狙って釣ったサクラマス。
お願い、離して・・

2002年9月1日。残暑の日、残り少ないシーズンを噛みしめながら、釣り仲間と源流を釣った。二人とも初めて入った場所だが、テンポよくイワナが釣れた。

同じ日に1匹だけヤマメが混じった。産卵の為に上流へ遡上してきたのだろう。合流点の一等地に潜んでいたが、釣り仲間の見事なプレゼンテーションによりあっさりとフライに誘われた。
キャス練07.1.18
雨の日のヤマメ
トラウティスト
今日久しぶりに本屋に立ち寄った。
目に付いたのはギジー別冊の「サクラマス」
ざっと立ち読みしたが、毎年似たような記事だ。でもサクラマスの写真は惹きつけられるものがある。
本を見ると胸が苦しくなってくる。サクラマス釣りの殺伐とした雰囲気を思い出してしまうからだ。
あふれかえる釣り人達の、我先にという気迫が先立ち川全体の雰囲気が異様になる。ボクもきっと目つきが悪いに違いない。そんな浅ましい自分が現れるからサクラマス釣りは嫌いだ。でも釣りたいから毎年通うのだけれどもね。
他にもトラウティストがあった。
この本はルアーの記事がほとんどなのだが、ボクにはとても魅力がある。
何故かというと、大物の写真が多いし、なによりも写真が綺麗だ。内容も興味をそそる。
昨日のBlogで書いた本は実はこのトラウティストのこと。渓流の記事が多いけれど川の名前は伏せている。それでもここまで魅力ある内容に出来るんですね。

今回は金欠で買わなかったのだが、今、自分の家には5冊ほどある。
この本を最初に買ったのは2000年のVOL.4号。
この頃は既にフライマンだったのだがサクラマスが載っていたので購入したと思う。
その翌年「本ヤマメ」という記事が載っていたこともあり、また購入した。
その後は、本屋に並ぶのを楽しみにするようになった。40オーバーの鼻曲がりヤマメが載っていたり、美しい色合いのヤマメが載っていたり。
ルアーの達人達がどんな釣りをするのかを知る事にもなったのだが、妙に同感を覚えることが多い。
釣り上がるスピードが速かったり、キャスティング技術が優れていたりとか。この辺はルアーもフライも大物釣り師に共通しているようだ。
この稿を書くにあたり、ふと気が着いた。ルアー釣りはとても潔い釣り方なのだと。
ロッドとリールとラインにルアー1ヶ。これだけ。ルアーの選択肢もフライほどあるわけではない。
フライフィッシングはドライ・ウエット・ニンフ・ストリーマーとあらゆるシチュエーションに対応できる。しかも魚が普段食べている本物の餌に限りなく似せるようにできたり、餌釣りでさえ使うのに不可能なミッジサイズの疑似餌を使うことも出来る。
しかもイブニング狙いの釣りもフライならではだ。
これほどまで魚を釣るのに有利な釣法なのだから釣れないわけがない。
フライでも大物が釣れているのに、フライの本はおとなしすぎるような気がする。何でだろう。。
目に付いたのはギジー別冊の「サクラマス」
ざっと立ち読みしたが、毎年似たような記事だ。でもサクラマスの写真は惹きつけられるものがある。
本を見ると胸が苦しくなってくる。サクラマス釣りの殺伐とした雰囲気を思い出してしまうからだ。
あふれかえる釣り人達の、我先にという気迫が先立ち川全体の雰囲気が異様になる。ボクもきっと目つきが悪いに違いない。そんな浅ましい自分が現れるからサクラマス釣りは嫌いだ。でも釣りたいから毎年通うのだけれどもね。
他にもトラウティストがあった。
この本はルアーの記事がほとんどなのだが、ボクにはとても魅力がある。
何故かというと、大物の写真が多いし、なによりも写真が綺麗だ。内容も興味をそそる。
昨日のBlogで書いた本は実はこのトラウティストのこと。渓流の記事が多いけれど川の名前は伏せている。それでもここまで魅力ある内容に出来るんですね。

今回は金欠で買わなかったのだが、今、自分の家には5冊ほどある。
この本を最初に買ったのは2000年のVOL.4号。
この頃は既にフライマンだったのだがサクラマスが載っていたので購入したと思う。
その翌年「本ヤマメ」という記事が載っていたこともあり、また購入した。
その後は、本屋に並ぶのを楽しみにするようになった。40オーバーの鼻曲がりヤマメが載っていたり、美しい色合いのヤマメが載っていたり。
ルアーの達人達がどんな釣りをするのかを知る事にもなったのだが、妙に同感を覚えることが多い。
釣り上がるスピードが速かったり、キャスティング技術が優れていたりとか。この辺はルアーもフライも大物釣り師に共通しているようだ。
この稿を書くにあたり、ふと気が着いた。ルアー釣りはとても潔い釣り方なのだと。
ロッドとリールとラインにルアー1ヶ。これだけ。ルアーの選択肢もフライほどあるわけではない。
フライフィッシングはドライ・ウエット・ニンフ・ストリーマーとあらゆるシチュエーションに対応できる。しかも魚が普段食べている本物の餌に限りなく似せるようにできたり、餌釣りでさえ使うのに不可能なミッジサイズの疑似餌を使うことも出来る。
しかもイブニング狙いの釣りもフライならではだ。
これほどまで魚を釣るのに有利な釣法なのだから釣れないわけがない。
フライでも大物が釣れているのに、フライの本はおとなしすぎるような気がする。何でだろう。。
キャス練07.1.16
ちょっと一言
色白ヤマメ

2002年8月18日、色白なヤマメに会いに行った。山奥にあるこの渓はボクの大好きな渓流のひとつだった。初めて訪れたのはボクが高校の時だったと思う。渓流釣りキチの叔父に連れて行って貰った渓のひとつだ。
残念なことに、数年前から釣り雑誌にこの川の紹介記事が目に付くようになった。当然のように釣り人だらけとなり果てた。非常に残念に思う。この写真を撮った頃はまだ良かったのだが・・・

体側には淡いピンクが入り、ほんのりとエメラルドがかった背中が美しい。パーマークの乱れがちょっと気になる。
雨上がりの日だったので、写真では綺麗な色が表現できていないので残念。
BRODIN「ヤマメ」
このネットは、2002年4月に山形へ釣りに行ったときに偶然入った釣具店で見つけた物。「エコノミー2」というグレードで比較的廉価版なのだと思う。
それまではインスタネットか、イチイの木で自作したランディングネットを使っていたのだが、自作ネットを川に流してしまったのでちょうど良さそうなのを探しているときだった。
当時BRODINはティムコで扱っていたので、入手するのは難しくはなかった。いろんなモデルがあるようだったので、サイズ的に「ブルック」というモデルにしようと考えていた矢先だった。
この店にはブルックもあったのだが、グリップが白っぽい材質の木で今ひとつ気に入らなかった。
この店にあった「ヤマメ」モデルはグリップがゼブラウッドを使っており、しましま模様がなんだか素敵に見えた。
また、スリムなデザインはヤマメに似合いそうだ。
この当時は標準で装備されているネットリリーサーが磁石になっていたが、この店で売っていた物はバネでロックする機構の真鍮製の物が着いておりそれも気に入った。
しかし、大物をネットで掬う時にサイズが小さいような気がして不安だった。
その事をお店のオーナーに相談したら「これと同じモデルでヤマメの35cmまで掬ったことがありますから大丈夫ですよ」という心強い返事が返ってきた。

ネットのサイズは、内径縦28cm・横15cmです。
下に敷いている緑のマットは45cm×30cm
間口が広い方が掬いやすいけれど、普通サイズのネットで取り込みをスマートにこなすのも技術のうちかなとか、写真を撮るときに魚が大きく見えるしなーとか、購入を決めるのに自分に都合の良い答えを出し買うことにした。
運の良いことに、この年に37cmのヤマメを筆頭にこのネットでたくさんの魚を掬うことが出来た。
使ってみて気が着いたのは、尺くらいであれば取り込みも余裕があるが、尺を完全に超えるサイズになると間口の狭さがプレッシャーとなった。
当初思っていた「取り込みを楽しむ余裕」というのは無いと言うことが判った。
このネットは2002年~2003年に活躍してもらいました。現在は隠居中です・・・

ネットに入っている魚の置物は18cm(体が撓んでいるので実寸20cmというところです)
それまではインスタネットか、イチイの木で自作したランディングネットを使っていたのだが、自作ネットを川に流してしまったのでちょうど良さそうなのを探しているときだった。
当時BRODINはティムコで扱っていたので、入手するのは難しくはなかった。いろんなモデルがあるようだったので、サイズ的に「ブルック」というモデルにしようと考えていた矢先だった。
この店にはブルックもあったのだが、グリップが白っぽい材質の木で今ひとつ気に入らなかった。
この店にあった「ヤマメ」モデルはグリップがゼブラウッドを使っており、しましま模様がなんだか素敵に見えた。
また、スリムなデザインはヤマメに似合いそうだ。
この当時は標準で装備されているネットリリーサーが磁石になっていたが、この店で売っていた物はバネでロックする機構の真鍮製の物が着いておりそれも気に入った。
しかし、大物をネットで掬う時にサイズが小さいような気がして不安だった。
その事をお店のオーナーに相談したら「これと同じモデルでヤマメの35cmまで掬ったことがありますから大丈夫ですよ」という心強い返事が返ってきた。

ネットのサイズは、内径縦28cm・横15cmです。
下に敷いている緑のマットは45cm×30cm
間口が広い方が掬いやすいけれど、普通サイズのネットで取り込みをスマートにこなすのも技術のうちかなとか、写真を撮るときに魚が大きく見えるしなーとか、購入を決めるのに自分に都合の良い答えを出し買うことにした。
運の良いことに、この年に37cmのヤマメを筆頭にこのネットでたくさんの魚を掬うことが出来た。
使ってみて気が着いたのは、尺くらいであれば取り込みも余裕があるが、尺を完全に超えるサイズになると間口の狭さがプレッシャーとなった。
当初思っていた「取り込みを楽しむ余裕」というのは無いと言うことが判った。
このネットは2002年~2003年に活躍してもらいました。現在は隠居中です・・・

ネットに入っている魚の置物は18cm(体が撓んでいるので実寸20cmというところです)
釣りのキャスティングと練習のキャスティング
練習は本番で失敗しないように自分の技術を高めるために行うもの。
ボクは、トーナメントはやっていないけれどキャスティング練習は毎週かかさない。
釣りのために練習するのだけれども、それなら千本振りや25ydでのフォルスキャスト練習なんかしなくても良いんじゃない?と思われる方も多いでしょう。
実際に渓流でドライフライの釣りをするときには、フォルスキャストは1回かせいぜい2回です。
ウエットフライならフォルスキャストはしない場合がほとんどだし、ダブルハンドでも1回のフォルスキャストをして次にシュートです。
フォルスキャストの回数が少ないほど釣りをするにはいろいろと都合がよいからです。
それならシュート練習をしたほうが良いと思われるでしょうね。
もちろんウエットフライキャストやシュート練習もたくさんやっています。
高番手ロッドだけでなく6番のバンブーロッドを使ったりもします。
しかし、実釣に必要な距離でばかり練習していても、それ以上の進歩をするためには長い時間が掛かります。

キャスティング技術が向上すれば、釣りがもっともっと楽しくなります。写真は、長いプールを釣りしているところですが、立っている場所は既に釣り終え15m先の流れ込みをバックハンドキャストで狙っているところです。この時よりも今はもう少し上達しているはず?
2003年7月 Photo by Mr.kuni
連続フォルスキャストや長いラインでのフォルスキャスト練習するのには訳があります。
ひとつは筋力の強化。
もうひとつは自分の限界を延ばすため。
長いラインをフォルスキャストしたり、連続でフォルスキャストするためには、精度の高いキャスティング技術が必要です。
実際の釣りに必要がない距離を余裕でキャスティングができる技術があれば、釣り場では簡単に投げられる距離になるはずです。
しかし釣り場では、障害物があったり、人に見られていなくても失敗しないようにしなければという自分へのプレッシャーがあったり、キャスティングするのが難しくなります。
それを知っているからボクはこのような練習をしています。
こういった練習方法は意味がないというベテランもおりますが、興味がある方はチャレンジしてみてください。なにか得るものがあると思います。
やる気になられた物好きな方は、今までのボクBlogの中の「キャスティング練習日記」を見ていただければ、ラインの長さや時間などが載っていますので参考になると思います。
やってみて出来なければ出来るように努力すれば良いし、出来るのなら更に距離を伸ばすなり、回数を増やすようにすれば確実に自分の進歩が判ります。
今の自分に満足してしまえば終わりです。
ボクは身長164cm、体重55kgなのでスポーツ向きの体格ではありません。
練習を始めた最初の頃は、10番のロッドで15mのフォルスキャストがせいぜいでした。
腕力が付き技術が磨かれれば出来なかったことが出来るようになります。でも周りのベテラン達はまだ先にいます。
でも気が付けばボクより先にフライフィシングを始めた人達をキャスティング技術では追い越していました。
ここまで来ると釣りをするのに不自由することはあまりないのでしょうが、キャスティングの達人はさらに遠くの存在です。
それを見ているので自分が上手いとは思えません。
そういったキャスティングの達人を越えることは出来ないでしょうが、その方達のレベルがボクの秤の目盛りです。
目標が高いところにあるので努力できるんです。
人に見せるために練習しているのではなく、いかなる釣り場でも思うような釣りをしたいから一生懸命練習しているんです。
他人に勝つためにやっているのではなく、自分に勝つためにやっているんです。釣りも同じように思います。今日もこれからキャス練します!
ボクは、トーナメントはやっていないけれどキャスティング練習は毎週かかさない。
釣りのために練習するのだけれども、それなら千本振りや25ydでのフォルスキャスト練習なんかしなくても良いんじゃない?と思われる方も多いでしょう。
実際に渓流でドライフライの釣りをするときには、フォルスキャストは1回かせいぜい2回です。
ウエットフライならフォルスキャストはしない場合がほとんどだし、ダブルハンドでも1回のフォルスキャストをして次にシュートです。
フォルスキャストの回数が少ないほど釣りをするにはいろいろと都合がよいからです。
それならシュート練習をしたほうが良いと思われるでしょうね。
もちろんウエットフライキャストやシュート練習もたくさんやっています。
高番手ロッドだけでなく6番のバンブーロッドを使ったりもします。
しかし、実釣に必要な距離でばかり練習していても、それ以上の進歩をするためには長い時間が掛かります。

キャスティング技術が向上すれば、釣りがもっともっと楽しくなります。写真は、長いプールを釣りしているところですが、立っている場所は既に釣り終え15m先の流れ込みをバックハンドキャストで狙っているところです。この時よりも今はもう少し上達しているはず?
2003年7月 Photo by Mr.kuni
連続フォルスキャストや長いラインでのフォルスキャスト練習するのには訳があります。
ひとつは筋力の強化。
もうひとつは自分の限界を延ばすため。
長いラインをフォルスキャストしたり、連続でフォルスキャストするためには、精度の高いキャスティング技術が必要です。
実際の釣りに必要がない距離を余裕でキャスティングができる技術があれば、釣り場では簡単に投げられる距離になるはずです。
しかし釣り場では、障害物があったり、人に見られていなくても失敗しないようにしなければという自分へのプレッシャーがあったり、キャスティングするのが難しくなります。
それを知っているからボクはこのような練習をしています。
こういった練習方法は意味がないというベテランもおりますが、興味がある方はチャレンジしてみてください。なにか得るものがあると思います。
やる気になられた物好きな方は、今までのボクBlogの中の「キャスティング練習日記」を見ていただければ、ラインの長さや時間などが載っていますので参考になると思います。
やってみて出来なければ出来るように努力すれば良いし、出来るのなら更に距離を伸ばすなり、回数を増やすようにすれば確実に自分の進歩が判ります。
今の自分に満足してしまえば終わりです。
ボクは身長164cm、体重55kgなのでスポーツ向きの体格ではありません。
練習を始めた最初の頃は、10番のロッドで15mのフォルスキャストがせいぜいでした。
腕力が付き技術が磨かれれば出来なかったことが出来るようになります。でも周りのベテラン達はまだ先にいます。
でも気が付けばボクより先にフライフィシングを始めた人達をキャスティング技術では追い越していました。
ここまで来ると釣りをするのに不自由することはあまりないのでしょうが、キャスティングの達人はさらに遠くの存在です。
それを見ているので自分が上手いとは思えません。
そういったキャスティングの達人を越えることは出来ないでしょうが、その方達のレベルがボクの秤の目盛りです。
目標が高いところにあるので努力できるんです。
人に見せるために練習しているのではなく、いかなる釣り場でも思うような釣りをしたいから一生懸命練習しているんです。
他人に勝つためにやっているのではなく、自分に勝つためにやっているんです。釣りも同じように思います。今日もこれからキャス練します!
スピナー
最近ではあまり見かけないドライフライパターンではあるがボクは好んで使う。
メイフライのように左右に羽を伸ばし、いかにもフライらしく格好いい。

3年ほど前にタイイングしたフライの画像があったので載せてみた。デジカメが出始めた頃に仕事用に買ったEPSONの120万画素位のデジカメで撮ったもの。天地はトリミングしております。解像度が低いと出来の悪さが判らなくて都合良いですね(笑
「スピナーじゃなきゃ釣れない」っていうことで選んでいる訳ではなくて、スピナーを使って釣りたいから選ぶんだよね。
スピナーパターンをくわえて上がってきた魚を見ると、してやったりという喜びが大きい。



2003年7月、スピナーの秀逸パターン「ワイルドキャナリー」#10でフッキングしたヤマメ
タイイングをするのに、専用のマテリアルが何種類も必要だったりするからとても手間の掛かるフライだ。
ウイングの形の良いものや、ボディーにちょうど良いもの、張りのあるテール材など専用のマテリアルが必要となる。
適したマテリアルを探すだけで断念せざるを得ないスピナーパターンも多い。
なにもそこまでしてスピナーにこだわらなくても良いようなものだが、やはり趣味の世界はこだわりを持って遊んだ方が楽しいよね。
結局は自己満足の世界なんだから自分流で行きたいと思う。フライフィッシングらしい粋な釣りをしたいものだ。
メイフライのように左右に羽を伸ばし、いかにもフライらしく格好いい。

3年ほど前にタイイングしたフライの画像があったので載せてみた。デジカメが出始めた頃に仕事用に買ったEPSONの120万画素位のデジカメで撮ったもの。天地はトリミングしております。解像度が低いと出来の悪さが判らなくて都合良いですね(笑
「スピナーじゃなきゃ釣れない」っていうことで選んでいる訳ではなくて、スピナーを使って釣りたいから選ぶんだよね。
スピナーパターンをくわえて上がってきた魚を見ると、してやったりという喜びが大きい。



2003年7月、スピナーの秀逸パターン「ワイルドキャナリー」#10でフッキングしたヤマメ
タイイングをするのに、専用のマテリアルが何種類も必要だったりするからとても手間の掛かるフライだ。
ウイングの形の良いものや、ボディーにちょうど良いもの、張りのあるテール材など専用のマテリアルが必要となる。
適したマテリアルを探すだけで断念せざるを得ないスピナーパターンも多い。
なにもそこまでしてスピナーにこだわらなくても良いようなものだが、やはり趣味の世界はこだわりを持って遊んだ方が楽しいよね。
結局は自己満足の世界なんだから自分流で行きたいと思う。フライフィッシングらしい粋な釣りをしたいものだ。
沢イワナ

2002年7月28日、真夏の日照りを避けて、釣り人の入らないような渓筋の小さな沢を探釣してみた。入り口は狭く浅い流れで単調だったが、奧に行くにしたがい小落差を掛ける渓相になってきた。
林道から離れた沢を一人での入渓だ。初めて入る沢なのだが、真夏の渓は開豁で不安感よりも爽快感の方が勝っていた。
2~3m程の小滝が幾つか現れる。普通の釣り人であれば引き返すであろうゴルジュの奧にある滝を、シャワークライムで越えてから、イワナが釣れ始めた。サイズは8寸ほどが標準的な大きさだったが、1匹だけ一際大きなイワナが釣れた。
