youtube徘徊2013
※追記:Hans Gebetsroitherの読み方は「ハンス・ゲベーツロイター」と読むのが正しいようですので訂正させて頂きます。平成26年3月30日※
寒い正月なので引きこもってます(w
今朝は欧州のフィッシングをyoutubeで徘徊してました。
FR誌の島崎氏のHS/HL特集で、ハンス・ゲーベッツロイターのキャスティングに興味を持ったのです。
ドッペルツークって何?、腕を楕円に回すキャスティングってどんな?、クリケットバットを振るような腕の動かしかたって?
想像できるけど見ることができれば確実です。
ハンス・ゲーベッツロイターといったらオーストリアです。
オーストリアの釣り人はハンスのスタイルを継承しているであろうと思い、以前からオーストリアの動画を見てました。
それらしいオーストリアのキャスティングスタイルを発見したのですが、その後探せなくなってました。
それが今日やっと発見できました。
ハンスもそうだったらしいですがインデックスフィンガーグリップです。竿は倒して振っています。興味ない人は見なくて結構ですよ(w
オーストリアのキャスター
続きはこちら
ドッペルツークの解説です
ドッペルツークって訳すと「倍列車」。なんのこっちゃ?
やってる事はホールです。ってことはラインを更に加速させるための行為を指すのでしょうかね。
さらに探すとスイスのキャスターさんに巡り会いました。
こちらの方もインデックスフィンガーグリップです。
ドッペルツークも解説されてます。
ベルジャンキャストもやってます。
ハンスのキャスティングはおそらくこちらのほうがより近いと思われます。
ハンス流のダウンクロスのプレゼンテーションはこちらに一瞬ですがそれらしいのが出てきます。
手前側のラインから着水させるハイカーストのプレゼンテーションとはこれのことでしょう。
ハンスのキャスティングに興味があるかたは、他の動画も見られることをお勧めいたします。
シャルル・リッツのHS/HLにはハンス・ゲーベッツロイターの影響が強いということですので、気になる方にはとても興味深いと思います。
僕にとってはお宝発見でした!
寒い正月なので引きこもってます(w
今朝は欧州のフィッシングをyoutubeで徘徊してました。
FR誌の島崎氏のHS/HL特集で、ハンス・ゲーベッツロイターのキャスティングに興味を持ったのです。
ドッペルツークって何?、腕を楕円に回すキャスティングってどんな?、クリケットバットを振るような腕の動かしかたって?
想像できるけど見ることができれば確実です。
ハンス・ゲーベッツロイターといったらオーストリアです。
オーストリアの釣り人はハンスのスタイルを継承しているであろうと思い、以前からオーストリアの動画を見てました。
それらしいオーストリアのキャスティングスタイルを発見したのですが、その後探せなくなってました。
それが今日やっと発見できました。
ハンスもそうだったらしいですがインデックスフィンガーグリップです。竿は倒して振っています。興味ない人は見なくて結構ですよ(w
オーストリアのキャスター
続きはこちら
ドッペルツークの解説です
ドッペルツークって訳すと「倍列車」。なんのこっちゃ?
やってる事はホールです。ってことはラインを更に加速させるための行為を指すのでしょうかね。
さらに探すとスイスのキャスターさんに巡り会いました。
こちらの方もインデックスフィンガーグリップです。
ドッペルツークも解説されてます。
ベルジャンキャストもやってます。
ハンスのキャスティングはおそらくこちらのほうがより近いと思われます。
ハンス流のダウンクロスのプレゼンテーションはこちらに一瞬ですがそれらしいのが出てきます。
手前側のラインから着水させるハイカーストのプレゼンテーションとはこれのことでしょう。
ハンスのキャスティングに興味があるかたは、他の動画も見られることをお勧めいたします。
シャルル・リッツのHS/HLにはハンス・ゲーベッツロイターの影響が強いということですので、気になる方にはとても興味深いと思います。
僕にとってはお宝発見でした!
「Joan Wolffのキャスティング動画を見て考える」の巻
つい先日Youtubeで発見。
基本的なキャスティングスタイルですが勉強になります。
手首・前腕・上腕を全て使ってキャスティングをしています。
達人だという事はロッドを握る手を見れば一目瞭然で、親指の付け根がどれだけの数キャストしてきたのかを物語っていますね。
筋張った右手はしっかりとスクイーズされた握りだと一目で分かります。
おそらくですがJoan女史は人差し指と親指を強く握っているのではないかな。
実は自分も最近は小指側は軽く握り、人差し指・中指・親指を意識して使っています。
シャルル・リッツのスクイーズ~ズイック~ブロックに当てはめて見てみると動作が分かりやすいと思いますがいかがでしょう。
ダウンリストされ水平に停止されているロッドをゆっくりと持ち上げ、ロッドに負荷がかかり始めるところまでが「スクイーズ」部分ですね。
ロッドに負荷が掛かりティップが曲がり始めたところでパワースナップが開始されます。
Joanの「パワースナップ」が「ズイック」部分です。
そして前腕は垂直状態で止められます。真上で止めるためにはズイックの直後に「ブロック」が開始されているはずです。
さぁ、見てみて下さいな。
Joan Wulff Teaches the Basics of Fly Casting
http://www.youtube.com/watch?v=KyThAv-WPSg&feature=g-crec-lik
Joan Wulff's Dynamics of Fly Casting - "The Hand & the Arm"
http://www.youtube.com/watch?v=V5iZYQIvFug&feature=g-crec-lik
それにしてもチャーミングなお婆様だ。
そこで自分のキャスティングを検証してみました。
自分はスクイーズ部分を極力短くしたいと思っています。
フォルスキャストの場合、スタート前にロッドを曲げこんでおくことができれば無駄なく瞬時にパワーを掛ける事ができ、ブロックしてロッドを止めるまでの移動距離を縮小する事ができますが、これがショートストロークキャスティングの要でしょう。
Joanのキャスティングを見ると、ダウンリスト状態を長く保ちスクイーズ部分が長く取ってあることに気が着きます。
これはロッドアクションによるものではないかと思っています。
キャスティングの解説は人それぞれですが、ロッドアクションによっていろんな投げ方が生まれる為なのでしょうね。
以上ですがあくまでも私見です。
まだまだ迷いが多い未熟者ですので間違っている事もあるかもしれませんがお許しを。
基本的なキャスティングスタイルですが勉強になります。
手首・前腕・上腕を全て使ってキャスティングをしています。
達人だという事はロッドを握る手を見れば一目瞭然で、親指の付け根がどれだけの数キャストしてきたのかを物語っていますね。
筋張った右手はしっかりとスクイーズされた握りだと一目で分かります。
おそらくですがJoan女史は人差し指と親指を強く握っているのではないかな。
実は自分も最近は小指側は軽く握り、人差し指・中指・親指を意識して使っています。
シャルル・リッツのスクイーズ~ズイック~ブロックに当てはめて見てみると動作が分かりやすいと思いますがいかがでしょう。
ダウンリストされ水平に停止されているロッドをゆっくりと持ち上げ、ロッドに負荷がかかり始めるところまでが「スクイーズ」部分ですね。
ロッドに負荷が掛かりティップが曲がり始めたところでパワースナップが開始されます。
Joanの「パワースナップ」が「ズイック」部分です。
そして前腕は垂直状態で止められます。真上で止めるためにはズイックの直後に「ブロック」が開始されているはずです。
さぁ、見てみて下さいな。
Joan Wulff Teaches the Basics of Fly Casting
http://www.youtube.com/watch?v=KyThAv-WPSg&feature=g-crec-lik
Joan Wulff's Dynamics of Fly Casting - "The Hand & the Arm"
http://www.youtube.com/watch?v=V5iZYQIvFug&feature=g-crec-lik
それにしてもチャーミングなお婆様だ。
そこで自分のキャスティングを検証してみました。
自分はスクイーズ部分を極力短くしたいと思っています。
フォルスキャストの場合、スタート前にロッドを曲げこんでおくことができれば無駄なく瞬時にパワーを掛ける事ができ、ブロックしてロッドを止めるまでの移動距離を縮小する事ができますが、これがショートストロークキャスティングの要でしょう。
Joanのキャスティングを見ると、ダウンリスト状態を長く保ちスクイーズ部分が長く取ってあることに気が着きます。
これはロッドアクションによるものではないかと思っています。
キャスティングの解説は人それぞれですが、ロッドアクションによっていろんな投げ方が生まれる為なのでしょうね。
以上ですがあくまでも私見です。
まだまだ迷いが多い未熟者ですので間違っている事もあるかもしれませんがお許しを。
ショートレンジのキャスティング練習
久~し振りのキャスティングネタです。
先日、青森のくどうさんと少しだけ練習したのですが、その時にコンデジの動画を二人で撮影したんです。
動画を撮るのは久しぶりだったんです。練習はしてなかったけど、自分の理想の動作になっているはずと思っていたのですが、結果はがーん・・・
自分で見て一発で駄目出し!
久しぶりのマキシマだからという言い訳をする以前の問題でした。
昨年撮影した釣りの動画見ていても、欠点には気が着いていたのです。
ちょうど、HS/HLネタが再燃しているので、僕も様々な教本を見直したりしてました。
今までは自分なりの理想の動作を目指して竿振りしてましたが、そもそもそこに無理があったのでしょう。
「初心に帰ろう」と思い直し、基本からやり直す事にしましょう。

今日は自宅敷地でプリミエール使用。
ラインは竿先から7mしか出ていません。
島崎鱒二氏は、練習は30ftで充分と仰られております。
なので自宅敷地でもそれなりに良い練習が出来るはず。

バックには9ftの高さのプレハブハウス。
キャストを失敗するとラインが屋根に当たり、センサー代りになります。

駐車車両の間で振っています。ふと左の車のガラスを見るとロッドを振っている自分の腕がばっちり写っているじゃないですか!かなり使えます(笑
自分から10m先を狙ってのプレゼンテーション。このレンジだとフライロッドを振って釣りをしている人なら多くの方が簡単にラインを伸ばせる距離です。
何故なら、短いラインは弛みが出来てもロッドの長さでカバーできたり、ストロークを長く取ったり、ラインスピードを上げることで簡単に弛みを取る事ができるためです。
長いラインのキャスティングが難しくなるのは、この誤魔化しが効かなくなってくるためです。
しかし、その簡単に誤魔化せるショートレンジの中に、実は難しさが潜んでいるようですね。
何故かと言うと、竿先から出ているラインが短いため、ライン負荷が少しだからです。
7mという長さは、ロッドの指定番手通りのラインでは少し軽い負荷になるでしょう。
ロッドに掛かるライン負荷が大きければ、ロッドを曲げ易くなりますが、負荷が少なくなれば竿を曲げるのが難しくなるという事です。
また同様にラインスピードが上がればやはりロッドに掛かる負荷が大きくなるため竿が曲がります。
という事は、短いラインで、ラインスピードを上げずに、ベリーの張った理想的なキャストをするのも高度な技術が必要という事になります。
島崎鱒二氏が「すべては30ftにある」と仰っている真意を僕は知りませんが、今の自分にはそれ位しか思い当たりません。
いずれにせよ短いラインでの負荷が少ない状態でも、ロッドを上手に曲げられる技術が学べるのではないかと閃きました。
ラインスピードは極力抑え、可能な限りのショートストロークを意識してロッドを振ります。
ティップに掛かる負荷を最大限に利用してロッドを綺麗に曲げられるようにする為にロッドをどう動かすか、体をどう使うか。
今までの知識や技術を総動員して考えます。そこでガラスの反射が役立ちました。
ロッドの曲げ方によってラインの状態が変わります。
頭では判っていても意識しないと出来ない動作を体に覚えこませるように、何度も何度も振り続けます。
おぼろげではあるけれど理想のラインを投げる為の曲げ方が体得できたかな。
成功のポイントは平岩さんのアドバイス通りでした。
今までの悪い癖を直すのに、この練習を続けてみようと思う。
長いラインでの練習と対極にある短いラインでの練習。
どちらも究極のキャスティング練習かもしれませんね。
先日、青森のくどうさんと少しだけ練習したのですが、その時にコンデジの動画を二人で撮影したんです。
動画を撮るのは久しぶりだったんです。練習はしてなかったけど、自分の理想の動作になっているはずと思っていたのですが、結果はがーん・・・
自分で見て一発で駄目出し!
久しぶりのマキシマだからという言い訳をする以前の問題でした。
昨年撮影した釣りの動画見ていても、欠点には気が着いていたのです。
ちょうど、HS/HLネタが再燃しているので、僕も様々な教本を見直したりしてました。
今までは自分なりの理想の動作を目指して竿振りしてましたが、そもそもそこに無理があったのでしょう。
「初心に帰ろう」と思い直し、基本からやり直す事にしましょう。

今日は自宅敷地でプリミエール使用。
ラインは竿先から7mしか出ていません。
島崎鱒二氏は、練習は30ftで充分と仰られております。
なので自宅敷地でもそれなりに良い練習が出来るはず。

バックには9ftの高さのプレハブハウス。
キャストを失敗するとラインが屋根に当たり、センサー代りになります。

駐車車両の間で振っています。ふと左の車のガラスを見るとロッドを振っている自分の腕がばっちり写っているじゃないですか!かなり使えます(笑
自分から10m先を狙ってのプレゼンテーション。このレンジだとフライロッドを振って釣りをしている人なら多くの方が簡単にラインを伸ばせる距離です。
何故なら、短いラインは弛みが出来てもロッドの長さでカバーできたり、ストロークを長く取ったり、ラインスピードを上げることで簡単に弛みを取る事ができるためです。
長いラインのキャスティングが難しくなるのは、この誤魔化しが効かなくなってくるためです。
しかし、その簡単に誤魔化せるショートレンジの中に、実は難しさが潜んでいるようですね。
何故かと言うと、竿先から出ているラインが短いため、ライン負荷が少しだからです。
7mという長さは、ロッドの指定番手通りのラインでは少し軽い負荷になるでしょう。
ロッドに掛かるライン負荷が大きければ、ロッドを曲げ易くなりますが、負荷が少なくなれば竿を曲げるのが難しくなるという事です。
また同様にラインスピードが上がればやはりロッドに掛かる負荷が大きくなるため竿が曲がります。
という事は、短いラインで、ラインスピードを上げずに、ベリーの張った理想的なキャストをするのも高度な技術が必要という事になります。
島崎鱒二氏が「すべては30ftにある」と仰っている真意を僕は知りませんが、今の自分にはそれ位しか思い当たりません。
いずれにせよ短いラインでの負荷が少ない状態でも、ロッドを上手に曲げられる技術が学べるのではないかと閃きました。
ラインスピードは極力抑え、可能な限りのショートストロークを意識してロッドを振ります。
ティップに掛かる負荷を最大限に利用してロッドを綺麗に曲げられるようにする為にロッドをどう動かすか、体をどう使うか。
今までの知識や技術を総動員して考えます。そこでガラスの反射が役立ちました。
ロッドの曲げ方によってラインの状態が変わります。
頭では判っていても意識しないと出来ない動作を体に覚えこませるように、何度も何度も振り続けます。
おぼろげではあるけれど理想のラインを投げる為の曲げ方が体得できたかな。
成功のポイントは平岩さんのアドバイス通りでした。
今までの悪い癖を直すのに、この練習を続けてみようと思う。
長いラインでの練習と対極にある短いラインでの練習。
どちらも究極のキャスティング練習かもしれませんね。
Mind Caster
フライキャスティングは奥が深い。
ボクの場合キャスティングが頭から離れたことは一日もないだろう。
竿を持たずしても、車で移動中やら、寝る前やら、暇があればいろいろとイメージしている。
さしずめマインドアングラーならぬマインドキャスターだ。
キャスティングのビデオや本を見ても、解説はしてあるが、感覚的なところについてはなかなか伝わってこない。
キャスティングの動作では力の入れ方、タイミング、筋肉の動かし方など様々な一連の動作が重要だ。映像では間違って理解してしまうこともあり得る。
文章でも口頭でも正しく理解してもらうように説明するには限界がある。
だから同じ動作を説明するのに、人によって表現方法や説明の仕方が違うことがある。
ボクもキャスティングを始めたばかりの時に、この状態に直面した。
どちらが正しいのか戸惑ってしまいがちである。
今となっては、あの時何を言わんとしていたのか判ることも多い。結果的にはどちらも正しかったりするのだが、それが判るにはある程度のレベルにならないと判らないことも多い。
一般的な技術の方であれば、説明された事と全く同じ動作を行うことは非常に困難である。微妙なズレで全くダメなキャスティングになってしまうことも多い。
キャスティングは、体の動かし方を頭で覚えても、体がその通り動かせるかというと、そうは行かないものである。
ボクは秋田の池田浩悦氏からキャスティングを習ったのだが、池田さんの教え方は、「まず体に覚えさせる」練習方法であった。
もちろん竿の正しい動作も説明してくれるが、必要最小限であった。
そのほうが難しく考えないでキャスティングできる。
理屈は抜きでも、手っ取り早くキャスティングの動作を覚えることができるのだ。
それから理論を当てはめてみても遅くはない。
そのほうがずっと早く、正しい動作の基本と理論共に理解できるはずだ。
昨年から池田さんの元でキャスティングに励んでいる方が二人いる。
上達の進歩は著しいようだ。
おそらくは自己流でやってきた人よりも、ロッドの曲げ方を体得しているはずだ。
軽い番手のロッドでの練習や楽に振っているキャスティング練習では、そこまで到達することは出来ないだろう。
キャスティング練習は、あくまでも練習であるべきなので、釣りでは実際に必要としないところまで行うこともある。
野球選手が重いマスコットバットを振ったり、剣士が竹刀の千本振りをやったりするのと同じことである。
そういったことをすると見えてくるものがきっとあるはずだ。
千本振る必要は無いかもしれないが、せめて100本くらいは振れるように頑張ってみると、疲れ切って腕に力が入らない状態でもラインを延ばせることがわかるはずだ。
竿の曲げ方が判ると、力は余り必要としないでキャスティングができるようになる。
ダッシュで振る練習は、パワーゾーンを小さくできるようになる。
頭で考えて、パワーゾーンを小さくしようと思っても同じレベルに到達するには時間が掛かるだろう。もしかすると問題なく出来ていると錯覚したままになって終わるかもしれない。
やみくもに力任せで振ると変な癖が着くとおっしゃる方もおりますが、仮についたとしても、キャスティングに重要なポイントは身につけているはずです。
キャスティングの練習方法については様々なやり方があるでしょう。
私がやってきたような練習方法は一般的ではないかもしれませんが、キャスティングの正しい基本動作を覚えるためにこのような練習方法もあるということです。
基本が判り、筋力が着けば、ライン番手の違いやロッドアクションによる違いがあっても、竿の曲げ方に合わせた体の使い方も調整できるようになってきます。
低番手のスローアクションと高番手のファストアクションを全て同じ動作で行おうとすると窮屈だったり、スムーズでなかったりしてきます。
実は、体の動かし方に固定観念を持つ方の落とし穴なのです。
体の使い方を変えた方が、より理想的なロッドの曲げ方を行うことが出来る場合もあります。
より無駄のない正確な竿の曲げ方を行うために、どのように体を動かすかが重要になるのです。
基本動作を覚え、キャスティングに必要な筋力が着けば、釣りで困るようなことは少なくなるでしょう。
あくまでも練習は釣りのためです。自分の限界を高めておいて損はしないはずです。
フライマンらしくあるためにキャスティングは避けて通れません。
ラインを自由に伸ばして釣りができればフライマンとして本望でしょう。
ボクの場合キャスティングが頭から離れたことは一日もないだろう。
竿を持たずしても、車で移動中やら、寝る前やら、暇があればいろいろとイメージしている。
さしずめマインドアングラーならぬマインドキャスターだ。
キャスティングのビデオや本を見ても、解説はしてあるが、感覚的なところについてはなかなか伝わってこない。
キャスティングの動作では力の入れ方、タイミング、筋肉の動かし方など様々な一連の動作が重要だ。映像では間違って理解してしまうこともあり得る。
文章でも口頭でも正しく理解してもらうように説明するには限界がある。
だから同じ動作を説明するのに、人によって表現方法や説明の仕方が違うことがある。
ボクもキャスティングを始めたばかりの時に、この状態に直面した。
どちらが正しいのか戸惑ってしまいがちである。
今となっては、あの時何を言わんとしていたのか判ることも多い。結果的にはどちらも正しかったりするのだが、それが判るにはある程度のレベルにならないと判らないことも多い。
一般的な技術の方であれば、説明された事と全く同じ動作を行うことは非常に困難である。微妙なズレで全くダメなキャスティングになってしまうことも多い。
キャスティングは、体の動かし方を頭で覚えても、体がその通り動かせるかというと、そうは行かないものである。
ボクは秋田の池田浩悦氏からキャスティングを習ったのだが、池田さんの教え方は、「まず体に覚えさせる」練習方法であった。
もちろん竿の正しい動作も説明してくれるが、必要最小限であった。
そのほうが難しく考えないでキャスティングできる。
理屈は抜きでも、手っ取り早くキャスティングの動作を覚えることができるのだ。
それから理論を当てはめてみても遅くはない。
そのほうがずっと早く、正しい動作の基本と理論共に理解できるはずだ。
昨年から池田さんの元でキャスティングに励んでいる方が二人いる。
上達の進歩は著しいようだ。
おそらくは自己流でやってきた人よりも、ロッドの曲げ方を体得しているはずだ。
軽い番手のロッドでの練習や楽に振っているキャスティング練習では、そこまで到達することは出来ないだろう。
キャスティング練習は、あくまでも練習であるべきなので、釣りでは実際に必要としないところまで行うこともある。
野球選手が重いマスコットバットを振ったり、剣士が竹刀の千本振りをやったりするのと同じことである。
そういったことをすると見えてくるものがきっとあるはずだ。
千本振る必要は無いかもしれないが、せめて100本くらいは振れるように頑張ってみると、疲れ切って腕に力が入らない状態でもラインを延ばせることがわかるはずだ。
竿の曲げ方が判ると、力は余り必要としないでキャスティングができるようになる。
ダッシュで振る練習は、パワーゾーンを小さくできるようになる。
頭で考えて、パワーゾーンを小さくしようと思っても同じレベルに到達するには時間が掛かるだろう。もしかすると問題なく出来ていると錯覚したままになって終わるかもしれない。
やみくもに力任せで振ると変な癖が着くとおっしゃる方もおりますが、仮についたとしても、キャスティングに重要なポイントは身につけているはずです。
キャスティングの練習方法については様々なやり方があるでしょう。
私がやってきたような練習方法は一般的ではないかもしれませんが、キャスティングの正しい基本動作を覚えるためにこのような練習方法もあるということです。
基本が判り、筋力が着けば、ライン番手の違いやロッドアクションによる違いがあっても、竿の曲げ方に合わせた体の使い方も調整できるようになってきます。
低番手のスローアクションと高番手のファストアクションを全て同じ動作で行おうとすると窮屈だったり、スムーズでなかったりしてきます。
実は、体の動かし方に固定観念を持つ方の落とし穴なのです。
体の使い方を変えた方が、より理想的なロッドの曲げ方を行うことが出来る場合もあります。
より無駄のない正確な竿の曲げ方を行うために、どのように体を動かすかが重要になるのです。
基本動作を覚え、キャスティングに必要な筋力が着けば、釣りで困るようなことは少なくなるでしょう。
あくまでも練習は釣りのためです。自分の限界を高めておいて損はしないはずです。
フライマンらしくあるためにキャスティングは避けて通れません。
ラインを自由に伸ばして釣りができればフライマンとして本望でしょう。
ティップの抜き

SS1712Dでのボクのシュートの写真です。遠投するためにはロッドティップの返しが重要。ロッドティップが高い位置で、前方に抜いてやれば良い。
この「抜き」が上手くできないと、ロッドティップは前方ではなく下側へ動いてしまい、ループは広くなり、しかもラインの飛行高度は低くなってしまう。
ダブルハンドのシューティングもシングルハンドのプレゼンテーションも、ラインの飛行高度が高い方が釣りには有効である。
かといって上へ向かってシュートするのではなく、高い位置で水平、もしくは近距離の場合は高いところから斜め下方に向けてにベリーの張ったラインを投げる必要がある。
「前方への抜き」の為に重要な動作は、ダブルハンドでは左手の引きつけであり、シングルハンドでは早いリストダウンである。
復元の早いロッドほどロッドティップが早く返るため高い位置で行いやすく、バンブーロッドのような復元の遅いロッドでは難しくなる。
100本シュート
今朝も天気が良かった。寒そうだが風もさほどではなさそうなので、キャス練をすることにして9時半に家を出た。
いつもの練習場に着き、ARマキシマにラインをセットする。
リーダーが短くなっていたので、釣りで使ったお古のリーダーを付け足して準備完了。
今日は10時半までしか練習できないので、どんな練習をしようか考えながらウエットフライキャストと片手振りフォルスキャストをして肩慣らしをした。
千本振りの筋肉痛が右肩に少し残っており、高い位置で振り続けると痛みが感じられる。
500本振りをしようと思ったりもしていたのだが、あまり無理して肩を痛めるとまずいので負担を掛けない練習の方が良さそうだ。
10本ほど3回目フルラインシュートを繰り返しながら、あることを試してみた。
ボクの場合シュートの際のスタート時に、リストが下がる癖がある。
バックキャストのポーズで開いたリストを閉じる際に、力強いリストダウンをするとこのようになりやすい。
もう何年も前からのことで、渓流で釣りをしていても同じ動作になることが多い。
とりわけ、ARマキシマで振るとそれが顕著に現れるのだ。
年末に某氏のキャスティングムービーを見ていて、シュート前のポーズに行うある動作が気になっており、それを試してみたのだ。
同じようにすると、リストは下がらず、しかも今までよりもリストを早く閉じることが出来るようになった。
そうすると今までよりもシュートの際の高度が安定して、下に突っ込まなくなった。しかも更に勢いのあるラインが飛び出るようになったのだ。
動画は撮影しなかったがロッドや体の動きは、きっとイメージした形に近いものと思う。
これを忘れないように体に覚え込ませようと、シュート練習をみっちりやることにした。
3回目フルラインシュートを50本やろう。いや、どうせなら100本だ!
ということで9時50分からフルラインシュート100連発を開始した。
風はそれほど強くはないが、横から後ろから前からとめまぐるしく変わる。
3回目シュート自体は重労働ではないので、体に掛かる負担は全くと言っていいほど無い。
しかしシュートを終えて10mほどまで手繰るのが一番疲れるのだ。
連続でシュートをすると、たまに足許のラインがこんがらがってストリッピングガイドに引っかかることがある。
この時はカウントしないようにして、100本を終えたのは10時29分だった。
その後もあまりにも気分良くシュートのラインが飛んでいくので、名残惜しく更に何本かシュートした。
もっと時間があればまだまだやっていたいところであるが、これから用事があるため潔く竿をたたんで家に戻った。
その後は家族でカラオケボックスです。日頃の滅ぼしで、毎年OFFシーズンには家族でカラオケボックスに出かける機会が増えます。クリスマスには5時間ぶっ続けでした。
今日は3時間。

昨日は自分の誕生日。今日は誕生会も兼ねてでした。
いつもの練習場に着き、ARマキシマにラインをセットする。
リーダーが短くなっていたので、釣りで使ったお古のリーダーを付け足して準備完了。
今日は10時半までしか練習できないので、どんな練習をしようか考えながらウエットフライキャストと片手振りフォルスキャストをして肩慣らしをした。
千本振りの筋肉痛が右肩に少し残っており、高い位置で振り続けると痛みが感じられる。
500本振りをしようと思ったりもしていたのだが、あまり無理して肩を痛めるとまずいので負担を掛けない練習の方が良さそうだ。
10本ほど3回目フルラインシュートを繰り返しながら、あることを試してみた。
ボクの場合シュートの際のスタート時に、リストが下がる癖がある。
バックキャストのポーズで開いたリストを閉じる際に、力強いリストダウンをするとこのようになりやすい。
もう何年も前からのことで、渓流で釣りをしていても同じ動作になることが多い。
とりわけ、ARマキシマで振るとそれが顕著に現れるのだ。
年末に某氏のキャスティングムービーを見ていて、シュート前のポーズに行うある動作が気になっており、それを試してみたのだ。
同じようにすると、リストは下がらず、しかも今までよりもリストを早く閉じることが出来るようになった。
そうすると今までよりもシュートの際の高度が安定して、下に突っ込まなくなった。しかも更に勢いのあるラインが飛び出るようになったのだ。
動画は撮影しなかったがロッドや体の動きは、きっとイメージした形に近いものと思う。
これを忘れないように体に覚え込ませようと、シュート練習をみっちりやることにした。
3回目フルラインシュートを50本やろう。いや、どうせなら100本だ!
ということで9時50分からフルラインシュート100連発を開始した。
風はそれほど強くはないが、横から後ろから前からとめまぐるしく変わる。
3回目シュート自体は重労働ではないので、体に掛かる負担は全くと言っていいほど無い。
しかしシュートを終えて10mほどまで手繰るのが一番疲れるのだ。
連続でシュートをすると、たまに足許のラインがこんがらがってストリッピングガイドに引っかかることがある。
この時はカウントしないようにして、100本を終えたのは10時29分だった。
その後もあまりにも気分良くシュートのラインが飛んでいくので、名残惜しく更に何本かシュートした。
もっと時間があればまだまだやっていたいところであるが、これから用事があるため潔く竿をたたんで家に戻った。
その後は家族でカラオケボックスです。日頃の滅ぼしで、毎年OFFシーズンには家族でカラオケボックスに出かける機会が増えます。クリスマスには5時間ぶっ続けでした。
今日は3時間。

昨日は自分の誕生日。今日は誕生会も兼ねてでした。
千本振り達成!
昼飯を終えてから再び竿が振りたくなった。昼練の癖が体に染みついているのだろうか。
そういえば今期はまだ千本振りをしていない。
病み上がりだが今日は出来そうな気がする。今日の目標はとりあえず1000本達成することに決めた。
マキシマで#10ラインではちょっと心配なので、ARトリスタンでやることにした。
ラインはWF-8Fで17mのフォルスキャスト。

ARトリスタンと100回に1個マークする足跡が10個。
1時15分ちょうどに開始。
最初の100本で腕が疲れてきた。普段練習していないので鈍っているようだ。先が心配だぞ。
200本を過ぎた辺りでロッドハンドを高くキープできなくなり、顔の横で振るようにした。ストロークも少し広くした。
400本振り続けられたので、もう良いかなという思いがよぎる。でも目標の千本を達成させたいので気合いを入れ直す。足許の雪が溶けて固まり足許が滑る。
500本までなんとかきたが、まだ倍やらなければならない。ガンバ!
600本を過ぎた辺りで腕の力が抜け、スラックの全く入らない綺麗なループが多くなってきた。
800本まで来るとあとはゴールが見える。余程の強風などがなければ達成できそうだ。
9個目の足跡を雪の上に押しつける。ラスト100本なので、気合いを入れて顔の前でショートストロークにして振る。10本も振ると筋力が持たなくなるのでストロークを取って楽をする。
最後の10本はもう一度気合いを入れなおし、ラインスピードを上げて千本を振り終えた。
所要タイムは36分10秒。
やったー!自分にご苦労さん。
最小限の力で竿に働いてもらうことが、シャルル・リッツの求めていたことのひとつであったろう。
千本振りは腕力だけでは達成できない。
腕に力が入らない状態でもラインを空中にキープするには、少しの力で竿に働いてもらうしかない。
竿の曲げ方であったりホールのタイミングであったり、千本振りから教えられることはたくさんある。
久しぶりの長時間の竿振りにも関わらず今日はマメが全く出来なかった。
ダッシュで振る練習をすればすぐにマメが出来るのだけれど、千本振りはダッシュのキャス練とは違う部分が鍛えられるのだろう。
竿振りだけでなく剣道や野球の世界などいろんな方面で千本振りなる試練があるようです。
ボクにとってのキャスティング練習は「キャスティング道」なのかもしれません。
ボクにとっては千本振りは大変なことですが、世の中にはそれ以上を平気でこなす人がいる。
道を極めるには一生掛かっても無理なのかもしれませんが、だから楽しいのだろうと思っております。
おまけ↓わざわざ見るほどのものではないです(笑い
千本振りを終えた後、疲れ切った状態でどのようにロッドを振っているか気になったので動画撮影することにした。
三脚を取りに車に戻りデジカメをセットし終えるまで約5分くらいしか経っていないと思う。
当然腕の疲労は残っている。
ラインは15ydくらいで振ってみた。超ショートリーダーなのでパチパチとチックしております。
http://video.fc2.com/content.php?kobj_up_id=20080103fhqEhtHP
こちらはその後に3回フルラインシュートを撮影。25mラインなのであっという間にフルライン出ちゃいます。
http://video.fc2.com/content.php?kobj_up_id=20080103hacgg0Uu
そういえば今期はまだ千本振りをしていない。
病み上がりだが今日は出来そうな気がする。今日の目標はとりあえず1000本達成することに決めた。
マキシマで#10ラインではちょっと心配なので、ARトリスタンでやることにした。
ラインはWF-8Fで17mのフォルスキャスト。

ARトリスタンと100回に1個マークする足跡が10個。
1時15分ちょうどに開始。
最初の100本で腕が疲れてきた。普段練習していないので鈍っているようだ。先が心配だぞ。
200本を過ぎた辺りでロッドハンドを高くキープできなくなり、顔の横で振るようにした。ストロークも少し広くした。
400本振り続けられたので、もう良いかなという思いがよぎる。でも目標の千本を達成させたいので気合いを入れ直す。足許の雪が溶けて固まり足許が滑る。
500本までなんとかきたが、まだ倍やらなければならない。ガンバ!
600本を過ぎた辺りで腕の力が抜け、スラックの全く入らない綺麗なループが多くなってきた。
800本まで来るとあとはゴールが見える。余程の強風などがなければ達成できそうだ。
9個目の足跡を雪の上に押しつける。ラスト100本なので、気合いを入れて顔の前でショートストロークにして振る。10本も振ると筋力が持たなくなるのでストロークを取って楽をする。
最後の10本はもう一度気合いを入れなおし、ラインスピードを上げて千本を振り終えた。
所要タイムは36分10秒。
やったー!自分にご苦労さん。
最小限の力で竿に働いてもらうことが、シャルル・リッツの求めていたことのひとつであったろう。
千本振りは腕力だけでは達成できない。
腕に力が入らない状態でもラインを空中にキープするには、少しの力で竿に働いてもらうしかない。
竿の曲げ方であったりホールのタイミングであったり、千本振りから教えられることはたくさんある。
久しぶりの長時間の竿振りにも関わらず今日はマメが全く出来なかった。
ダッシュで振る練習をすればすぐにマメが出来るのだけれど、千本振りはダッシュのキャス練とは違う部分が鍛えられるのだろう。
竿振りだけでなく剣道や野球の世界などいろんな方面で千本振りなる試練があるようです。
ボクにとってのキャスティング練習は「キャスティング道」なのかもしれません。
ボクにとっては千本振りは大変なことですが、世の中にはそれ以上を平気でこなす人がいる。
道を極めるには一生掛かっても無理なのかもしれませんが、だから楽しいのだろうと思っております。
おまけ↓わざわざ見るほどのものではないです(笑い
千本振りを終えた後、疲れ切った状態でどのようにロッドを振っているか気になったので動画撮影することにした。
三脚を取りに車に戻りデジカメをセットし終えるまで約5分くらいしか経っていないと思う。
当然腕の疲労は残っている。
ラインは15ydくらいで振ってみた。超ショートリーダーなのでパチパチとチックしております。
http://video.fc2.com/content.php?kobj_up_id=20080103fhqEhtHP
こちらはその後に3回フルラインシュートを撮影。25mラインなのであっという間にフルライン出ちゃいます。
http://video.fc2.com/content.php?kobj_up_id=20080103hacgg0Uu
バックハンドキャスト
TALISMAN Superseven7’7”#4/5を使い、15mのラインをバックハンドでのフォルスキャスト。

バックハンドのスタート。ラインが長いのでロッドはセミサイドで、ラインスピードも比較的早めにしている。

バックのポーズ。

早めのラインスピードでフォワードキャストをしているため、ラインは比較的高めを水平に移動している。

ラインスピードを落とし振り子状にすると水平のループで伸びていく。
逆サイドのサイドキャストがバックハンドキャスト。
5m位なら誰でもできるかもしれないが、たまに見掛けるのは首の前で振る「アイーン」投法。
さすがにこれでは距離を伸ばすには限界がある。
基本は縦振りと同じであるが、バックハンドでロッドを真っ直ぐ振ることは難しい。
右手の位置は額の前から頭の上に来るので、肘は常に高い位置にキープされることになる。
ロッドティップをセミサイドに傾ける程度から、完全に水平まで倒すことも出来る。
バックハンドキャストでロングレンジのシュートまでできるようになると、釣り場で困ることはなくなる。
バックキャストのラインを高くすると投げやすくなるが、低く伸ばせるようになると木の被った小渓流でも釣りができる。
渓流での釣りでとても有効な技術であるが、使いこなせる人はごく僅かな人に限られる。

バックハンドのスタート。ラインが長いのでロッドはセミサイドで、ラインスピードも比較的早めにしている。

バックのポーズ。

早めのラインスピードでフォワードキャストをしているため、ラインは比較的高めを水平に移動している。

ラインスピードを落とし振り子状にすると水平のループで伸びていく。
逆サイドのサイドキャストがバックハンドキャスト。
5m位なら誰でもできるかもしれないが、たまに見掛けるのは首の前で振る「アイーン」投法。
さすがにこれでは距離を伸ばすには限界がある。
基本は縦振りと同じであるが、バックハンドでロッドを真っ直ぐ振ることは難しい。
右手の位置は額の前から頭の上に来るので、肘は常に高い位置にキープされることになる。
ロッドティップをセミサイドに傾ける程度から、完全に水平まで倒すことも出来る。
バックハンドキャストでロングレンジのシュートまでできるようになると、釣り場で困ることはなくなる。
バックキャストのラインを高くすると投げやすくなるが、低く伸ばせるようになると木の被った小渓流でも釣りができる。
渓流での釣りでとても有効な技術であるが、使いこなせる人はごく僅かな人に限られる。
サイドキャスト
TALISMAN Superseven7’7”#4/5で15mのサイドキャスト。

ロッドをセミサイドに傾けラインを振り子のように振りループを水平に作る。ラインが長くなるとラインスピードが必要になり低く飛ばすのが難しくなる。
バックキャストのスタート開始。

バックキャストの途中。ラインは振り子状に水平に移動する。

バックキャストのポーズ。

フォワードキャスト開始。ラインスピードを抑えることにより振り子状にキャストできる。
サイドキャストは渓流の釣りでは特に使用する機会が増える。
バックキャストとフォワードキャストは状況や障害物に合わせて低くしたり高くしたり出来る。
また、リストの使い方を変えることによりバックのラインを真後ろにも出来るし対岸よりにも出来るので、障害物に合わせて投げ分けできる。
遠投するとき以外はスロースピードからハーフスピードラインにすることにより、振り子状にラインを伸ばすことが出来る。こうすると慎重にポイントを狙うことが出来る。
ハイスピードラインにするとセミサイドキャストでは斜めにループが転回するが、シュートで遠投も出来る。
サイドキャストもロッドを同一平面上に真っ直ぐ振ることが大切。上達すればフルラインキャストも可能になる。

ロッドをセミサイドに傾けラインを振り子のように振りループを水平に作る。ラインが長くなるとラインスピードが必要になり低く飛ばすのが難しくなる。

バックキャストのスタート開始。

バックキャストの途中。ラインは振り子状に水平に移動する。

バックキャストのポーズ。

フォワードキャスト開始。ラインスピードを抑えることにより振り子状にキャストできる。
サイドキャストは渓流の釣りでは特に使用する機会が増える。
バックキャストとフォワードキャストは状況や障害物に合わせて低くしたり高くしたり出来る。
また、リストの使い方を変えることによりバックのラインを真後ろにも出来るし対岸よりにも出来るので、障害物に合わせて投げ分けできる。
遠投するとき以外はスロースピードからハーフスピードラインにすることにより、振り子状にラインを伸ばすことが出来る。こうすると慎重にポイントを狙うことが出来る。
ハイスピードラインにするとセミサイドキャストでは斜めにループが転回するが、シュートで遠投も出来る。
サイドキャストもロッドを同一平面上に真っ直ぐ振ることが大切。上達すればフルラインキャストも可能になる。
シュート

TALISMAN Superseven7’7”#4/5に5番ラインでシュート。

シュートはロッドティップが高い位置で出来る方が、釣りには都合がよい。

フルラインシュートでも水平方向へ向かってシュートする。上方向へ向けたシュートでは飛距離は出ても釣りには使えない。
5番~6番ラインでは18m~20mのフォルスキャストができれば「走るライン(ベリーが張り切った状態で、完全にループがターンする状態)」で25mラインをきっちりとターンさせられる。
勢いのないシュートでは空中でラインが張らず、リーダーまできちんとターンしないため全く意味のないものになる。