HATしてGood
今年の僕は例年と違うのに気づかれた方も多いのでは?
今まではづ~っとハンチングでしたが、今年から(正確には昨年の雨降りから)ハットを被ることが増えました。

こちらのHATはMAX CADYのオリジナル「リバーランズスルーイットモデル」で御座います。
自分だけのモノとして本当は人に教えたくなかったのですが、公開しちゃいます!
こちらの店主さんのこだわりは脱帽モノ!
ブラピの帽子だけでなく、全てにおいて徹底していて、思わずニヤケてしまう懲りようです。
僕はこのこだわり大好きだなー!
本来は帽子のリボンは取り外され、リボンの部分にフライが刺されているのですが、自分はあえてリボンに刺す事にしました。
フライはもちろん自分でタイイングしたフライの使い古しです。
ワイルドキャナリーを中心に、スペントバジャー、マセオレンジ、ジャシッドがビッシリと付けられてます。
これで気分はブラッド・ピッド(笑
顔では負けるが、たぶんキャスティングは勝てるでしょう(笑
これ被ってたから一昨日「沈」したのかな?
きっとそうだ!でもあんなデッカイ魚釣って沈した訳じゃぁない。
たんにバランス崩しただけー。
この帽子を購入して半年位は経ちます。
素材がラビットファーフェルトなので暑い季節は蒸れます。7月はじめ頃までは被ってました。

夏はパナマハットにしました。
晴天の渓にバッチリでした。
ハンチングは狭い渓流に行く時と強風の時用になりました。
ハンチングオタクにハットオタクも追加です(笑
今まではづ~っとハンチングでしたが、今年から(正確には昨年の雨降りから)ハットを被ることが増えました。

こちらのHATはMAX CADYのオリジナル「リバーランズスルーイットモデル」で御座います。
自分だけのモノとして本当は人に教えたくなかったのですが、公開しちゃいます!
こちらの店主さんのこだわりは脱帽モノ!
ブラピの帽子だけでなく、全てにおいて徹底していて、思わずニヤケてしまう懲りようです。
僕はこのこだわり大好きだなー!
本来は帽子のリボンは取り外され、リボンの部分にフライが刺されているのですが、自分はあえてリボンに刺す事にしました。
フライはもちろん自分でタイイングしたフライの使い古しです。
ワイルドキャナリーを中心に、スペントバジャー、マセオレンジ、ジャシッドがビッシリと付けられてます。
これで気分はブラッド・ピッド(笑
顔では負けるが、たぶんキャスティングは勝てるでしょう(笑
これ被ってたから一昨日「沈」したのかな?
きっとそうだ!でもあんなデッカイ魚釣って沈した訳じゃぁない。
たんにバランス崩しただけー。
この帽子を購入して半年位は経ちます。
素材がラビットファーフェルトなので暑い季節は蒸れます。7月はじめ頃までは被ってました。

夏はパナマハットにしました。
晴天の渓にバッチリでした。
ハンチングは狭い渓流に行く時と強風の時用になりました。
ハンチングオタクにハットオタクも追加です(笑
サマータータンハンチング
プロショップサワダから販売されていたスコットランド製ハンチング。
発売当初はさまざまなチェック柄があって、被る人の個性に合わせて選ぶことができた。
仲間内でも柄違いを被っている人が数名いる。

ボクの持っているハンチングの素材は、ポリエステル67%コットン33%の混紡。
生地が非常に薄いため、夏の釣りにはピッタリだ。
軽く、水濡れにも強く、価格も手ごろと、釣り用に使うには最適な帽子だ。

ボクはこのハンチングを二つ持っている。
一つ目は年季が入って色が褪めてきたため隠居させた。
二つ目はチェック柄が違うタイプで、こちらも既に2シーズンは被っている。

発売当初はさまざまなチェック柄があって、被る人の個性に合わせて選ぶことができた。
仲間内でも柄違いを被っている人が数名いる。

ボクの持っているハンチングの素材は、ポリエステル67%コットン33%の混紡。

生地が非常に薄いため、夏の釣りにはピッタリだ。
軽く、水濡れにも強く、価格も手ごろと、釣り用に使うには最適な帽子だ。

ボクはこのハンチングを二つ持っている。
一つ目は年季が入って色が褪めてきたため隠居させた。
二つ目はチェック柄が違うタイプで、こちらも既に2シーズンは被っている。

FailsWORTHカシミヤハンチング
FailsWORTHは英国の帽子メーカーで、比較的安価なものから高級なものまで品揃えが豊富だ。
このハンチングはSawadaで扱っているカシミア製の高級品。
先輩が色違いを被っていた。
こんな高い帽子を被る人もいるものだと驚いたが、その人があまりにも普通に被っているのでボクも普通のことのように思えてきた。

デザインはつばが短めで横に広がりのあるタイプです。
なかなか見掛けないデザインなのだが、それがまた格好良かった。
沢田さんがこの帽子を被ってアトランティックサーモンを抱いている写真を見るたびに、ますます欲しくなってしまう。
当時は今よりも価格が安かったが、それでもかなりの勇気がいった。
初尺ヤマメ記念に買ったように記憶している。

カシミア生地は手触りがよいだけではなく、非常に軽いのが特徴です。
軽い帽子というのは被っていて疲れないですね。
買った当初は渓流でも年中これを被っていた。
ウールなどは通気性があるから蒸れにくいとはいうものの、夏はさすがに暑い。
翌年はサマーハンチングを買ったため、カシミアハンチングは春先と秋に被るようになった。

<サクラマスの時期にちょうど良いので、ボクはサクラマス釣りの時には必ずこの帽子を被っている。
この帽子はボクが釣ったサクラマスを目撃している大事な証。ボクにとっては縁起の良い帽子です。

このハンチングはSawadaで扱っているカシミア製の高級品。
先輩が色違いを被っていた。
こんな高い帽子を被る人もいるものだと驚いたが、その人があまりにも普通に被っているのでボクも普通のことのように思えてきた。

デザインはつばが短めで横に広がりのあるタイプです。
なかなか見掛けないデザインなのだが、それがまた格好良かった。
沢田さんがこの帽子を被ってアトランティックサーモンを抱いている写真を見るたびに、ますます欲しくなってしまう。
当時は今よりも価格が安かったが、それでもかなりの勇気がいった。
初尺ヤマメ記念に買ったように記憶している。

カシミア生地は手触りがよいだけではなく、非常に軽いのが特徴です。
軽い帽子というのは被っていて疲れないですね。
買った当初は渓流でも年中これを被っていた。
ウールなどは通気性があるから蒸れにくいとはいうものの、夏はさすがに暑い。
翌年はサマーハンチングを買ったため、カシミアハンチングは春先と秋に被るようになった。

<サクラマスの時期にちょうど良いので、ボクはサクラマス釣りの時には必ずこの帽子を被っている。
この帽子はボクが釣ったサクラマスを目撃している大事な証。ボクにとっては縁起の良い帽子です。

WAXハンチング
ボクのものはFailsWORTHのものだ。
釣り仲間が使っていたのだが、縮んで小さくなったため譲ってもらったものだ。
帽子のサイズは59cmなのだが、頭のサイズ57cmのボクにちょうど良くなっている。
雨降りに使うため、どうしても縮が起きるのであろう。


もう8年ほど使っていると思う。
数年前にリプルーフをしたことがあったが、今年Barbourのジャケットと一緒にリプルーフを施した。
今回はかなり厚くワックス処理したので、ガビガビになっている。

このハンチングは雨降りにしか被らないのだが、非常に頭が蒸れる。
雨で濡れるのも不快だが、蒸れるのもなかなか辛いものがある。
どっちが良いかと訊かれれば大差ないように思える。
カッパのフードを被るのなら、ワックスキャップでなくても良いような気がしてくる。
この帽子ばかり被っていればきっと髪の毛が少なくなるに違いない。
でも雨の日には欠かせませんね。
釣り仲間が使っていたのだが、縮んで小さくなったため譲ってもらったものだ。
帽子のサイズは59cmなのだが、頭のサイズ57cmのボクにちょうど良くなっている。
雨降りに使うため、どうしても縮が起きるのであろう。


もう8年ほど使っていると思う。
数年前にリプルーフをしたことがあったが、今年Barbourのジャケットと一緒にリプルーフを施した。
今回はかなり厚くワックス処理したので、ガビガビになっている。

このハンチングは雨降りにしか被らないのだが、非常に頭が蒸れる。
雨で濡れるのも不快だが、蒸れるのもなかなか辛いものがある。
どっちが良いかと訊かれれば大差ないように思える。
カッパのフードを被るのなら、ワックスキャップでなくても良いような気がしてくる。
この帽子ばかり被っていればきっと髪の毛が少なくなるに違いない。
でも雨の日には欠かせませんね。
CHRISTYのハンチング
英国の老舗の帽子屋さんのハンチングです。
生地はツイードを使用しており、厚手なので特に寒い時期や2月3月の釣りに愛用しています。
フライフィッシングを初めてから英国に興味を持ち初めました。
今までは無地のハンチングにしか興味がなかったのだが、ツイードのチェック模様は如何にもブリティッシュ。
ツイードのハンチングが気になり始めてから最初に買ったチェックのハンチングがこのクリスティーでした。

ツイードは油分を含んでいるため、多少の雨雪でも弾いてしまうため、こんな時にはピッタリの帽子です。
デザインは以前のBlogでお話ししたのですが、スリムなタイプになります。

被りが浅いため後頭部のフィット感が良く被りやすいです。
つばは長い方なので、太陽の日差しも遮ることが出来ます。

いかにも英国ハンチングらしいデザインだとボクは思っています。
普段着にこの帽子だと浮いてしまうような気がして、ボクは釣り以外の時にはあまり被りません。雪降りの時にBarbourを羽織って出かける程度です。
ツイードジャケットに合わせて被ればバッチリでしょうね。でもボクには勇気がありません。

生地はツイードを使用しており、厚手なので特に寒い時期や2月3月の釣りに愛用しています。
フライフィッシングを初めてから英国に興味を持ち初めました。
今までは無地のハンチングにしか興味がなかったのだが、ツイードのチェック模様は如何にもブリティッシュ。
ツイードのハンチングが気になり始めてから最初に買ったチェックのハンチングがこのクリスティーでした。

ツイードは油分を含んでいるため、多少の雨雪でも弾いてしまうため、こんな時にはピッタリの帽子です。
デザインは以前のBlogでお話ししたのですが、スリムなタイプになります。

被りが浅いため後頭部のフィット感が良く被りやすいです。
つばは長い方なので、太陽の日差しも遮ることが出来ます。

いかにも英国ハンチングらしいデザインだとボクは思っています。
普段着にこの帽子だと浮いてしまうような気がして、ボクは釣り以外の時にはあまり被りません。雪降りの時にBarbourを羽織って出かける程度です。
ツイードジャケットに合わせて被ればバッチリでしょうね。でもボクには勇気がありません。

イタリア製ウールフェルトハンチング
ジェームス・ディーンの被っていたハンチングの印象があって、茶色いウールフェルトのハンチングが自分の理想だった。ウールフェルトのハンチングといえばカンゴールが有名だ。
今から十数年程前になると思うのだが、芸能人の中でハンチングを被る人が目立ち始めた。巷でもちょうどカンゴールのハンチングが流行始めた頃だ。
ボクはつばの部分が一体になっているカンゴールは今ひとつ気に入らなかったので買わずにいた。
そうこうしていたら、たまたま寄ったデパートの帽子売り場で茶色いウールフェルトのハンチングと出会った。形といい、素材といいイメージ通りのもので、長年探し求めていた物についに出会えたという感じがした。

この帽子は釣りの時だけではなく、普段着の時にも被っていた。
餌釣りからフライに転向したときもこの帽子だった。
スリムなタイプではなく、横に広がりがあるタイプ。
ウールフェルトといっても化繊との混紡なのだが、独特の暖かみのある生地だ。

イタリア製の帽子で、寒い時用に耳当てが内蔵されている。
真冬のキャスティング練習はこの帽子を被っている。

かれこれ10年位の付き合いになると思うが、つばの芯がプラスチックなので2カ所ほど割れが入ってしまった。
つばの芯の素材はプラスチック以外に紙のものや布のものなどあるようだ。
他に持っているハンチングは今の所つばの変形や破損などは起きていないので、プラスチックではなさそうだ。紙のものは耐久性に問題が出てきそうな気もする。しかしつばの中の素材を確認する手だては無いように思うのだが、慣れれば手触りで判別できるのかもしれない。

今から十数年程前になると思うのだが、芸能人の中でハンチングを被る人が目立ち始めた。巷でもちょうどカンゴールのハンチングが流行始めた頃だ。
ボクはつばの部分が一体になっているカンゴールは今ひとつ気に入らなかったので買わずにいた。
そうこうしていたら、たまたま寄ったデパートの帽子売り場で茶色いウールフェルトのハンチングと出会った。形といい、素材といいイメージ通りのもので、長年探し求めていた物についに出会えたという感じがした。

この帽子は釣りの時だけではなく、普段着の時にも被っていた。
餌釣りからフライに転向したときもこの帽子だった。
スリムなタイプではなく、横に広がりがあるタイプ。
ウールフェルトといっても化繊との混紡なのだが、独特の暖かみのある生地だ。

イタリア製の帽子で、寒い時用に耳当てが内蔵されている。
真冬のキャスティング練習はこの帽子を被っている。

かれこれ10年位の付き合いになると思うが、つばの芯がプラスチックなので2カ所ほど割れが入ってしまった。
つばの芯の素材はプラスチック以外に紙のものや布のものなどあるようだ。
他に持っているハンチングは今の所つばの変形や破損などは起きていないので、プラスチックではなさそうだ。紙のものは耐久性に問題が出てきそうな気もする。しかしつばの中の素材を確認する手だては無いように思うのだが、慣れれば手触りで判別できるのかもしれない。

PENDLETONハンチング
初代ハンチングを紛失してから、代わりの物を探したのだがワークショップには同じような感じの物が見つけられなかった。
そんな時、たまたま寄ったアウトドアショップでペンドルトンのハンチングと出会ったときは感動した。
PENDLETONはアメリカのブランドで、ウール製品が有名だ。
ウエアなども品質の善い物を扱っているのでご存じの方も多いと思う。



その帽子は人工皮革のスエードで、格好良く、良いモノを見つけられて嬉しかった。
色はグレー。
実はそのちょっと前にも同じ店でペンドルトンのダービーキャップを買っていた。
ウールフェルト製で形もハンチングに似ているのだが、お椀に似ているためハンチングとは違う。今ひとつ形が納得できずにいたところ、今回のハンチングと出会ったのだ。

このハンチングと英国製のハンチングでは被り心地に違いがある。
帽子の内側の汗止め部分の取り付け方が、英国製と日米製では違うのである。
日米製の被り心地はキャップと同じ感じなので、初めてハンチングを被る人でも違和感が無いと思う。

英国製はつば側の汗止めがフィット感を高めるように、フレキシブルに対応できるような造りになっている。被ってみれば違いが分かると思う。
英国製はこの独特のフィッティングなので、最初は少し圧迫されているような違和感があるかもしれません。
でもそのおかげで強風でも飛ばされにくいのかもしれませんよ。

米国製や日本製は、野球帽など一般的な帽子のようなフィッテイングだと思う。
そんな時、たまたま寄ったアウトドアショップでペンドルトンのハンチングと出会ったときは感動した。
PENDLETONはアメリカのブランドで、ウール製品が有名だ。
ウエアなども品質の善い物を扱っているのでご存じの方も多いと思う。



その帽子は人工皮革のスエードで、格好良く、良いモノを見つけられて嬉しかった。
色はグレー。
実はそのちょっと前にも同じ店でペンドルトンのダービーキャップを買っていた。
ウールフェルト製で形もハンチングに似ているのだが、お椀に似ているためハンチングとは違う。今ひとつ形が納得できずにいたところ、今回のハンチングと出会ったのだ。

このハンチングと英国製のハンチングでは被り心地に違いがある。
帽子の内側の汗止め部分の取り付け方が、英国製と日米製では違うのである。
日米製の被り心地はキャップと同じ感じなので、初めてハンチングを被る人でも違和感が無いと思う。

英国製はつば側の汗止めがフィット感を高めるように、フレキシブルに対応できるような造りになっている。被ってみれば違いが分かると思う。
英国製はこの独特のフィッティングなので、最初は少し圧迫されているような違和感があるかもしれません。
でもそのおかげで強風でも飛ばされにくいのかもしれませんよ。

米国製や日本製は、野球帽など一般的な帽子のようなフィッテイングだと思う。
ハンチング序章
ハンチングに興味を持ったのは20年以上前になる。
映画俳優のジェームス・ディーンがハンチングを被っている写真があった。茶色のウールっぽい生地で出来たハンチングを斜めに浅く被っているのが格好良く見えて憧れた。それがハンチングに興味を持つきっかけとなった。
当時はハンチングといえば大工さんや泥棒が被っているようなイメージがあった。
「さざえさん」の父親波へいさんが被っているのもハンチングだよね。
20年前はハンチングを被っている若者は一人も居なかった。それだけ年寄りじみた印象だったのだと思う。だから若かった自分が被るのには抵抗感もあったと思う。

アメリカ製と英国製
渓流釣りを始めた当時、ボクは佐々木一男さんという餌釣りの方の本を良く読んでいた。
この方は東京渓流釣人クラブの方で、このクラブの人達はハンチングを被っている人が多かった。
東京の釣具屋で働きはじめてから、このクラブの方もたまに来られていたが、その方が黒い皮革のハンチングを被っていた。江戸っ子らしい粋な方でハンチングがよく似合っていた。
それもあってか、自分も釣りの時だけでもと、思いきってハンチングを被ることにした。
勤めていたのが銀座だったのでトラヤさんという老舗の帽子屋さんが近くにあった。
早速行ってみたが小僧の自分には手の届かない代物ばかりであった。
その頃、渓流釣り用に履くコハゼ付き地下足袋を買いに住まいのそばのワークショップに立ち寄ったところハンチングが幾つかあった。値段も非常に手頃だったので茶色いハンチングを買った。
ポリエステルかなにかの化繊で出来ており、雨に濡れても乾きが良くて使いやすかった。
これが最初のハンチングだ。51cmのアマゴを釣ったときもこのハンチングを被っていた(BlogカテゴリーMyWayの記事「竹竿との出会い」に写真があります)。そんな思い出のある帽子だったのだが地元の渓流でうっかりと流してしまいおさらばとなった。
その帽子には東京時代に入っていた渓流釣りのクラブのバッジも着けていたし、5年くらいは被っていたので無くしたときはショックだった。流したときには下流まで1時間くらい掛けて探したが見つけられなかった。その翌週も諦めきれずに探しに行ったぐらい大事に思っていた帽子だった。
新しいのを買うしかないので、次なるハンチングを求めて再びあちこちと探し廻ることになった。
それ以降、気が付けばめぼしいハンチングを見つけては買うという事を繰り返すことになる。
ハンチングをいくつも見ているうちに、いろんなデザインがあることに気が付いた。

この二つのハンチングは米製と英製だが上から見ると違いは分からない。
もともとハンチングは英国で作られた物だと思われるが、英国製と日米製ではデザイン的に異なるようだ。
生地の裁断の仕方が違うのだ。
国産品の元になったハンチングは米国製の物だったのか、生地の取り方が共通している。英国製のような裁断の物を見掛けたことは一度もない。

米製のハンチングを横から見ると縫い目が後頭部まで伸びている。
餌釣りの頃は別に気にしたことはなかったのだが、フライを初めてから英国にちょっとだけかぶれてきたため、本場のハンチングの仕立ての方が本物らしく思えて好きになってしまったのだ。
フランスやイタリア、ドイツなどのハンチングも英国と同じような裁断のものが多いです。
他にもキャスケットのような8枚はぎのものなどもあるようですね。

英製は横部分で縫い合わせてあり、後ろ部分は3カ所の絞りでふくらみを持たせてある。
英国で作られているハンチングでも形が幾つかあるようだ。
つばが若干長めで全体に細身で、比較的タイトフィットする物。
分かりやすいところでは、スペイの野寺さんや下澤さんが被っているタイプです。

左がタイトなタイプで右が広いタイプ。
もうひとつはつばが短めで左右に広がりがあり、後頭部のあたりにゆとりがあるタイプ。
沢田賢一郎さんが被っているタイプです。

横への広がり方に違いがあります。右のタイプの方が広がっています。
最近は若者から年輩の方まで巷にはハンチングを被った人たちが普通に見られるようになった。若者に人気があるのは米製タイプの物のようですが、とくにカモノハシ型が人気あるようですね。多くの若手芸能人が被っているのはこのタイプが多いようです。
年輩の俳優さん方は英国のタイトなものを被っているのを見かけます。
また、国産品では後ろやサイドにサイズ調節用のバンドが付いていたりしますが、欧州製では見掛けないです。
フライフィッシングと同じで、使いやすい方が良いという合理的な日米の考え方と、伝統を頑固に守る英国気質がこの辺にも現れているのではないでしょうか。
この頑固さがボクは好きだったりする。
とはいっても場合によっては便利なものを選ぶこともありますから、ファジーなんです。たとえば英国スタイルが好きだからといってもフィッシングベストは便利だから着ますけどね(笑

内側から見るとつばの長さの違いが分かると思います。左のスリムなタイプの方がつばが長いです。
それにしてもハンチングは奥が深い。形もそうだが、いろんな素材や柄もたくさんあるのでついつい気になってしまう。
映画俳優のジェームス・ディーンがハンチングを被っている写真があった。茶色のウールっぽい生地で出来たハンチングを斜めに浅く被っているのが格好良く見えて憧れた。それがハンチングに興味を持つきっかけとなった。
当時はハンチングといえば大工さんや泥棒が被っているようなイメージがあった。
「さざえさん」の父親波へいさんが被っているのもハンチングだよね。
20年前はハンチングを被っている若者は一人も居なかった。それだけ年寄りじみた印象だったのだと思う。だから若かった自分が被るのには抵抗感もあったと思う。

アメリカ製と英国製
渓流釣りを始めた当時、ボクは佐々木一男さんという餌釣りの方の本を良く読んでいた。
この方は東京渓流釣人クラブの方で、このクラブの人達はハンチングを被っている人が多かった。
東京の釣具屋で働きはじめてから、このクラブの方もたまに来られていたが、その方が黒い皮革のハンチングを被っていた。江戸っ子らしい粋な方でハンチングがよく似合っていた。
それもあってか、自分も釣りの時だけでもと、思いきってハンチングを被ることにした。
勤めていたのが銀座だったのでトラヤさんという老舗の帽子屋さんが近くにあった。
早速行ってみたが小僧の自分には手の届かない代物ばかりであった。
その頃、渓流釣り用に履くコハゼ付き地下足袋を買いに住まいのそばのワークショップに立ち寄ったところハンチングが幾つかあった。値段も非常に手頃だったので茶色いハンチングを買った。
ポリエステルかなにかの化繊で出来ており、雨に濡れても乾きが良くて使いやすかった。
これが最初のハンチングだ。51cmのアマゴを釣ったときもこのハンチングを被っていた(BlogカテゴリーMyWayの記事「竹竿との出会い」に写真があります)。そんな思い出のある帽子だったのだが地元の渓流でうっかりと流してしまいおさらばとなった。
その帽子には東京時代に入っていた渓流釣りのクラブのバッジも着けていたし、5年くらいは被っていたので無くしたときはショックだった。流したときには下流まで1時間くらい掛けて探したが見つけられなかった。その翌週も諦めきれずに探しに行ったぐらい大事に思っていた帽子だった。
新しいのを買うしかないので、次なるハンチングを求めて再びあちこちと探し廻ることになった。
それ以降、気が付けばめぼしいハンチングを見つけては買うという事を繰り返すことになる。
ハンチングをいくつも見ているうちに、いろんなデザインがあることに気が付いた。

この二つのハンチングは米製と英製だが上から見ると違いは分からない。
もともとハンチングは英国で作られた物だと思われるが、英国製と日米製ではデザイン的に異なるようだ。
生地の裁断の仕方が違うのだ。
国産品の元になったハンチングは米国製の物だったのか、生地の取り方が共通している。英国製のような裁断の物を見掛けたことは一度もない。

米製のハンチングを横から見ると縫い目が後頭部まで伸びている。
餌釣りの頃は別に気にしたことはなかったのだが、フライを初めてから英国にちょっとだけかぶれてきたため、本場のハンチングの仕立ての方が本物らしく思えて好きになってしまったのだ。
フランスやイタリア、ドイツなどのハンチングも英国と同じような裁断のものが多いです。
他にもキャスケットのような8枚はぎのものなどもあるようですね。

英製は横部分で縫い合わせてあり、後ろ部分は3カ所の絞りでふくらみを持たせてある。
英国で作られているハンチングでも形が幾つかあるようだ。
つばが若干長めで全体に細身で、比較的タイトフィットする物。
分かりやすいところでは、スペイの野寺さんや下澤さんが被っているタイプです。

左がタイトなタイプで右が広いタイプ。
もうひとつはつばが短めで左右に広がりがあり、後頭部のあたりにゆとりがあるタイプ。
沢田賢一郎さんが被っているタイプです。

横への広がり方に違いがあります。右のタイプの方が広がっています。
最近は若者から年輩の方まで巷にはハンチングを被った人たちが普通に見られるようになった。若者に人気があるのは米製タイプの物のようですが、とくにカモノハシ型が人気あるようですね。多くの若手芸能人が被っているのはこのタイプが多いようです。
年輩の俳優さん方は英国のタイトなものを被っているのを見かけます。
また、国産品では後ろやサイドにサイズ調節用のバンドが付いていたりしますが、欧州製では見掛けないです。
フライフィッシングと同じで、使いやすい方が良いという合理的な日米の考え方と、伝統を頑固に守る英国気質がこの辺にも現れているのではないでしょうか。
この頑固さがボクは好きだったりする。
とはいっても場合によっては便利なものを選ぶこともありますから、ファジーなんです。たとえば英国スタイルが好きだからといってもフィッシングベストは便利だから着ますけどね(笑

内側から見るとつばの長さの違いが分かると思います。左のスリムなタイプの方がつばが長いです。
それにしてもハンチングは奥が深い。形もそうだが、いろんな素材や柄もたくさんあるのでついつい気になってしまう。